ケタミン
 

もうほんとにカンベンという感じです。ああ。

押し流される感覚がすごかったです。本当にぐわあああっと持っていかれる気がしました。
現実の世界がなくなり、生死さえわからなくなります。この状態の間はまったく動けないのでなにもできません。自分が人間じゃないような、そしてこの世の中がまるで違ったものに思えました。


フラっときて、もう気がついたらベッドに倒れ込み 体の感覚もなくなり・・
まっ白い海をゆらゆらとただよって、すごく気持ちよく泳いでいた感じです。途中で空を見たり、雲の中にいるような気持ちになったり・・

あとでも壮絶に気持ちがいい・・・・もう死んでもいいかも・・・っていうか、生きてるのと死んでる状態の違いもわからない状態になりましたが。


その後、少しおちついてからも視覚の変化がまだまだ続き、やたらめったら感動してしまう状態でした。麻酔薬なのでもっとけだるい感じかと思ったのですが、そうでもなかったです。・・そのときに書いていた文・・

画集をかたっぱしから広げる。色彩が気持ちいい。
海の中ってこんなにキレイだったんだなぁ・・
夕焼けって恐ろしいほど荘厳・・あああ 
空が輝いてる。


へろへろですね。あまりにもへろへろだったので、書きなおしました。
5時間たってやっとおちつきました。
瞳孔はパッカリ開くわ、意識失いそうになるわ。 心臓が早鐘のように、っていうのはまさにこのことです。

まったいらな感覚。というか、バッドもグッドもない。ほんと現実ではなかったです。別の次元でした。
死ぬのはこんな感覚なのかな?あの光の世界は 柔らかくて、気持ちがよくて、何か「永遠」を感じさせてくれるものでした。


 

 

戻る

1