生きてゆくわたくし(1998/8)

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8月28日(金) :にわかアクアリスト

友人が熱帯魚を飼いはじめました。それで、つられて私も熱帯魚を購入してしまいました。

と、いっても大したものではなく、小さな水槽に、小さな魚…ネオンテトラ(写真)が4匹に、大きな尾っぽの青いグッピーが1つがい、水槽掃除屋(スカベンジャー)のコリドラスの合計7匹。金額にして1500円です。

でも、この魚達を買うときには、すこし緊張しました。こんなに小さくても、それは命。私が責任もって生かしていかなければならない…と。

な〜んか、我ながら笑っちゃいます。アジの3枚おろしやら、いわしの手開きやら、魚を調理するときは何にも感じないのにね〜。手開きとかいったら、素手で魚の頭や腹をビキビキちぎるんだしさ。(魚は最初の水質変化に適応できれば、あとは結構丈夫なので、最初の一週間が峠。一週間生きられれば、その後はずっと生きてくれるでしょう)

ま、それはそれとしても、最近の魚飼育はスゴイ! ペットショップには、魚ばかりではなく、さまざまな飼育用アイテムも売られているのですが、水道水の塩素除去薬はもちろん、pH調整剤、O2発生薬、バクテリア、ビタミン、ミネラル添加剤…と、実に品物豊富。実は、わたくし、15年ほど昔に6年間くらい金魚を飼っていたのですが、当時は、そんなもの見たことも聞いたこともありませんでした。そこで、バクテリア添加剤の解説を見ると…

亜硝酸細菌であるニトロソモナスは化学合成細菌で魚のフンから生ずるアンモニアを亜硝酸に変え、硝酸細菌であるニトロバクターは亜硝酸を無毒な硝酸に変えることにより生きるエネルギーを得ています。水草は光合成を行って酸素を生み出すだけでなく、窒素同化を行って硝酸を消費する役割を持っています。

ミネラル添加剤の解説を見ると…

ヨウ素は水道水には含まれていませんが、甲状腺ホルモンであるチロキシンの合成に必要です。甲状腺ホルモンは、浸透圧調整、成長、成熟に関与する重要なホルモンと言われております。

おぉ〜い。魚飼育はいつから高校生物の実習になったんだよ〜



8月25日(火) :台所アイテム

今日は、東急ハンズ(巨大な雑貨屋?)のセールがあったので、蛇口取り付け用浄水機と、ジューサーミキサー、テフロン加工のフライパンを買ってきました。

なんやその買い物は?という気がする人もいるかもしれませんが、まぁ、炊事を楽しくする為のアイテムといったところでしょうか。前々から買いたいと思っていたけれど、必須のものでもないので、なんとなく機会がないまま先延ばしになっていたモノなのです。

例えば、食べ忘れた果物を見ながら「熟しすぎてグチャグチャだな、ジュースにでも出来たらな」と思ったり、葉のとけかかったホウレンソウを見て「これを粉砕してグリーンスープにしてしまいたい」とか、野菜炒めを作りながら「油を少なくしてカロリーを押さえたいな」と思ったりするようなこと、家事をする人なら一度や2度はありません? それとも、そこまで気にしない?

ま、炊事は自分の生活の為に必要なのだけど、上手く大学に入れたら、栄養学の実践とか、家庭生活の中での食餌療法の実態とか、そういう意味で、料理にもっと、はまってみたいと思ってもいます。

以前、NHKの特集番組で、腎臓をわずらって人工透析間近であったが、医師の指導の元、塩分と蛋白質を制限した食餌療法をきちんと続け、人工透析のお世話にならずにすんでいる人達の紹介…というのがありました。それを見てから、食事と健康の関わりには関心を持っているんです。



8月23日(日) :試験の後は、飲茶で一服

今日は、河合塾で難関15私大模試、代ゼミで早大模試が開催されました。

どちらがいいか、迷ったのですが、早大模試の方を受けてきました。難しい模試で酷い点をとって、今後勉強の励みになるような強い衝撃を得たいと思っているところが、どことなく内心にあるようです。まぁ、あんまり酷い点を取り続けるのも、それはそれで困るんですけどね


数学…整数問題、四面体のベクトル、場合の数+簡単な漸化式、関数が極値を取る条件、カージオイドの面積を求める問題の5つ。やや難で、しかし突飛でない、よく見るタイプの問題という感じ。だから、トレーニングとしては、たぶんとても良い問題。

そう、よく見るタイプだからこそ、失点するのはものすご〜いオバカという感じがするのですが…場合の数を数え違えてたり、詰めの甘さで計算違いをしてたりしまてます…もちろんケアレスミス等も含めて全て自分の実力ということでありますから…かなり、自己嫌悪

英語…理工学部は、センターの問6のような4択問題+正誤問題が3つと、センターみたいな文法問題、同じ意味の単語を書く問題の5つ。

問題は、文章の意味や論理が難しいとか、英文構造が入り組んでいて難しいとかではなく、単純に単語を難しくして難易度を上げただけという感じ。退屈だし、出題形式が国立系とはぜんぜん違うので私にはあまり役立たなさそう

理科…物理&化学。物理は、共通重心を回る連星の速度問題とコンデンサーの極板間にある小球の問題。あまり出ない惑星の運動だけど、導入があるのでケプラーの法則を忘れててもOK。コンデンサーも基礎的問題で比較的容易。一方、化学は、小問集合、気体の圧力、昆布からのヨウ素の単離など。気体を除くと、どれも細かな知識の記憶が要求されて ちょっとうざったい感じでした。


この日は昼食をとっていなかったので、試験の後、新宿南口のTIMES SQUEA の中華料理店で友人と飲茶をして帰りました。


自己採点
数学… 50/100点
英語… 70/100点
理科…120/180点



8月21日(金) :パソコンな一日

嫌なことは続くもの…19日は医学部定数削減にショックを受けましたが、今日はMOドライブが壊れてしまいました

わたくしは仕事にパソコンを使うので、MOもすぐさまリカバーさせねばなりません。しかし、640MバイトMOはまともに買えば5万円くらいするので痛い出費。そこで、少しでも安くすまそうと、秋葉原に行ってきました。

秋葉原につくやいなや、裏通りにあるショップ(複数)に足を踏み入れるわたくし。秋葉原の一部のショップは、訳の分からない周辺機器やホコリっぽいボードが店頭に雑然と並び、とってもサイバーでジャンキーな雰囲気。ある通りでは、違法なCD−Rを売る怪しいチラシなども見かけます。この辺りの胡散臭さは、新宿 歌舞伎町に並ぶものがあるかもしれません。

そのうち、ちょっとホコリっぽいけど、3万円台の富士通の裸のMO(しかも640MB OW)を発見したので、すかさずGET。(あまりの安さに、もしかしてデンジャラス?と思ったけど、動いています) 首尾良く目的を達成し、気を良くしたわたくしが、さらに品物を見ていると、500円などというLANボードにも出くわしました。

そう言えば、うちにはパソコンが2台あるけど、いずれもスタンドアローン。ついでにLANも導入してしまったほうが、仕事の都合上も良いのではないか。

さすがに、ドライバもない、訳もわからないLANボードは買えないので、真っ当な10BASE-T/2のPnPのPCIのLANボードを2枚(\2980×2)購入。ルータを入れる予定は当面無いし(そんなものを入れて、インターネットにはまったりしたら来春の不合格は確実)、HUBの要らない10BASE2でつなげてしまおうとその場で決心。 BNCのケーブル(\980)、T字コネクタ(\200×2)、ターミネータ(\380×2)も買う。

家に帰って、パソコンにLANボードとケーブルを取り付け、電源ON。Windows98なので、起動と共に自動検出でドライバも勝手に入れてくれる。すんごいお手軽。その後、MOとCD-R、プリンタ、ハードディスクの一部を共有にして、パーソナルLAN環境の完成。

学生時代、学校のパソコンは、やっぱりLANでつながっていたけれど、パソコン一台あたり本体50万円+LAN機器20万円、1教室1千万円以上かけて環境を作っていたことを思い出します。なんだか、ものすごくトクな買い物をしたような気分。

MOの故障は痛かったけれど、LANを敷設するきっかけになったのは、結果としてよかったのかもしれない。

このほか、メモリも64Mバイトほど購入し、随分とパソコンを拡張してしまった一日でした。



8月20日(木) :Oh!まいがっっ 2

来年の入試は厳しいから頑張ろうとは思っても、仕事から逃げ出す訳にはいきません。

今、新しい仕事に取り掛かっているのですが、できるだけ軽く効率的な仕事にして、勉強に力を注ごうと思います。

あぁ、それなのに、それなのに。一緒に仕事をする、あまり仕事のできない新人さんのお守をしなくてはならなさそう。

未熟でも若い人達に関わるのは、普段なら嫌じゃないですが、こんな時には絶対嫌! 未熟な人の指導や仕事の進行管理なんぞしていたら、事実上、自分の仕事が2倍になってしまいます

上司(←わたくしはフリーランスなので、正確には上司ではない。プロジェクトのリーダーといったところか)には絶対に嫌と言っておいたけど、人手不足のこともあって、向こうは絶対やらせようと思っているハズ。

うぅぅぅ バトルじゃ



8月19日(水) :Oh!まいがっっ

医学部の入学定員の削減が決まったそう。うぐぐぐぐぐ

普通、まず予告をして、数年後に実施というのが通常のパターンだと思うのですが、すでに1999年度定員が決定していたにも関わらず、それを修正する形で来春から数十人減らすというのです。

減らすにしても突然すぎて、受験生としても困ってしまいますし、一市民としても、なんとも面白くありません。

本当の意味で医者が余るのならば削減も仕方が無いと思うのですが、所詮は保険医療費抑制の為の医師数削減。おそらくは、今後も患者への低サービスや医師数の地域格差はなおざりにされたままになるのでしょう。


もはや、現役生とて、たやすく浪人していられなくなりますから、来春の入試はますますシビアなものになりそう。なんだか、ピリピリとした緊張に身が包まれてます。



8月18日(火) :勉強は苦しかるべきものか

お昼ご飯を食べながら、放送大学のテレビをつけると、脳の情報処理についての1つの説が講義されていた。

それによると、脳みそにおける情報処理(知識の理解・記憶)は、知識情報単体でなされるものではないらしい。

知識情報にはそれとペアになる情動情報というものがあり、知識情報が処理されるに、情動情報によって脳の活性度が調整される。情動情報というのは、知識情報のその人にとっての価値を示すもので、価値の高いもの(面白そう!と思うもの)に対しては脳の活性度を上げ、価値の低いもの(つまんねーと思うもの)に対しては脳の活性度を下げる役目をする。

つまり、「勉強、分からないし、覚えられないから、嫌だなあ」なんてことがあるとしたら、本当の因果関係は逆で、嫌だと思うことで、自分が本来持っている能力を下げて、勉強をより苦しいものにしているということなのだ

ま、偉い先生のお話を聞かなくとも、「掛け算九九が満足に覚えられない小学生が、大好きなポケモンのキャラクターは全て記憶している」…みたいな話は日常の中でも良くある話だ。でも、研究してみたら確かにやっぱりそうらしいというのは、また別の感慨があった。テレビをみながら、なんだか妙に感動してしまった。

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時々、受験勉強を、真っ暗な苦しみの中の忍従であると言ったり、何の価値もないのだから適当に要領でこなしてしまえばいいなどと言う人がいる。

でも、内心でアカンベーをしながら何かと付き合うなんて、生き方としてつまらないことだ。どうせするなら、興味と好奇心と喜びを持ってやった方が前向きだし、苦しくないし、幸福だろう。そして何より、喜びを持って勉強することが脳みその活性にも役立つというのなら、本当にこの上ないことだと思う。



8月16日(日) :電車でGO! …クスクス

東大実戦模試2日目

今日は、試験開始前からいきなりトラブル。試験会場最寄りの「御茶ノ水駅」までの電車が、あと一駅というところで止まってしまう。御茶ノ水駅に通じる中央線、総武線の2線のうち、まず中央線が止まり、愚かな乗客が線路に降りたので総武線まで止まったそうな。仕方がないので、電車を降りて、一駅分を走って駿台予備校まで。

不快指数84の蒸し暑さの中を2キロほど走って滝のような汗をかき、その上遅刻確実というのでものすごくダークな気分。走りながら、総武線の運転手になって線路に降りた愚かな乗客を電車でGO!とばかりに加速して跳ね飛ばす自分を想像して気分を紛らわす…くすくす

駿台予備校に到着したのは9時15分。遅刻かと思いきや、なんと、試験開始時刻を20分遅らしてくれていた! 気分は一転してHappy★


英語…易しい。要約問題は、医師数と保険医療費の抑制の問題。医学部志望ならたやすく読める。総合問題は、庭師のおじいさんの昔語で、内容・設問安易。ヒアリングも英検準一級よりはるかに易しい。これで、本番より速いスピードで読んでいるとは…東大ヒアリング恐るるに足らず?! ただ、わたくし的には英作文が苦しい。冠詞のミスとかでボロボロ減点されてそう。

化学…明らかにやさしい。気体法則名を答えさせるとか、粗銅の電解精錬の陽極での反応とか、面心立方格子の充填率とか、センターレベルの易問が続く。ヨウ素滴定が出てきて、難しげな気配?!と思いきや、肝心のチオ硫酸ナトリウムとヨウ素の反応式が問題中に書いてあった。…ふつー難関大ではそんなことまで書いてくれないと思ふ

物理、力学ややムズ、音波やさしい、コンデンサふつう。


全体的にそんなに難しくなくてちょっと肩透かし。東大は、理3以外は半分できれば合格だというけれど、この模試は平均点が高くなりそう。同じ日程でやっていた河合塾の東大オープンの方が良かった???


枝問配点・採点基準不明により、自己採点なし。



8月15日(土) :東大実戦模試

今日は駿台予備校で東大実戦模試。医学部受験生なら、やぱし、難関大の模試くらい受けておかなくちゃダメでしょう。試験が終わってどひ〜とかショックを受けるのはもとより覚悟の上。

ただ、お盆明けの仕事の下準備をしておかなくてはならないので、午後2時集合だというのに1時30分まで仕事の準備をしつつ、あわてて試験会場に。(おかげで受験登録は後回し)

教室について、辺りを見回すと、4人がけの椅子に2人で座る受験生が多く、そんなに混んでない様子。係員から問題を受け取ると、ページを開く前から、どれだけ難しいんだろうと頭の後ろがヒリヒリする感じ。ところが…


国語…想像より易しい? 現代文で日本のサブカルチャー化についてと、200字作文で死者と生者の視点について。ポイントは東大風の奇麗な回答を作れるか否か? 古文は太平記で、文法的難解さはなく、話も分かりやすい。

数学…想像より易しい。周りの人達も良くできていた様子。接線が作る三角形の面積、既約分数の個数のlimの問題、2個の立方体の共通体積、3つの円盤と輪ゴムの面積問題などなど…東大受験生なら完答続出でわ?

…というところで一日目の終了。

枝問配点・採点基準不明により、自己採点なし。
注意:「易しい」と書いたからと言って、私自身が良い成績を取れそうだという意味ではありません(^^;)



8月12日(水) :ガチャピン宇宙へゆく

いま、テレビの中で、わたくし的に一番ワクワクする話題と言えば、ポンキッキーズのガチャピンが宇宙にゆくことである。

着ぐるみのキャラクターが出る子ども番組には、「にこにこぷん」とか「ドレミファどーなつ」とか幾つかあるのだが、ポンキッキーズのガチャピンとムックほど息の長いキャラクターはいないだろう。(「ポンキッキーズ(1993〜)」になってガチャピンらの扱いが軽くなったが、前身の「ひらけ!ポンキッキ(1973〜1993)」を含めれば25年である! ちなみに「セサミストリート」は1969年放送開始だが、日本では当初英語放送であったり、放送が断続している)


しかも、ガチャピンのスゴいところは、ロッククライミングやら、スキューバダイビング、スカイダイビング等々、着ぐるみを着て行うにはあまりにも過酷すぎるチャレンジを幾つも幾つも平然とこなしてきたところだ。それらの冒険は、子供たちにとって、ガチャピンをよりリアルな存在にしたであろうし、冒険への夢やあこがれを強く抱かせたであろう。こんなことは、じゃじゃ丸、ぽろりやビッグバード、クッキーモンスターには決して出来なかったことだ。

そして、とうとう宇宙に…である。

もし、今、私が中高生ぐらいなら、無理に背伸びをしたり、世の中を斜めに見たりするのに忙しく、ガチャピンが宇宙に行っても気に留めなかったに違いない。だが、今、自分は成人であるからこそ、かつて自分が子どもだった頃への懐かしみや、今も残る自分の中の子どもの部分を肯定して、このようなファンタジーを大いに期待し、素直に楽しむことができる

また、それでもこれは番組制作というビジネスの中の話(フジテレビ開局40周年記念)であるし、どんな人や仕事の中にも理想や奇麗事だけではすまない面倒な側面があるということを承知した上で、かといって人は前向きの姿勢を全く持たずにもいられない二律背反的な存在であるという立場から、巨大な着ぐるみを岩によじ登らせたり、水に沈めたり、果ては宇宙にとばすという、製作側の様々な労苦を素直に敬服してしまう。

明日、8/13日 20時(モスクワ時間14時)にソユーズの打ち上げが行われる。ガチャピンはその後宇宙ステーション・ミールに滞在、8月25日に地球帰還予定(詳細)。 私はガチャピンの宇宙での活躍を楽しみにしつつ、無事の帰還を祈っている。



ガチャピンは、宇宙飛行士に必要なたくさんのことを勉強し、同じように、沢山のトレーニングもやってきました。

ガチャピンは・・・とてもいい成績でした。
それに強い心と元気な体の持ち主です。

一生懸命がんばって、とても優秀な成績を築きあげた、ガチャピンを宇宙飛行士としてみとめます。

宇宙飛行士認定式でのプレショフさんの言葉




8月10日(月) :おぼんぼん2

お盆です

社会人受験生の方の中には、この機に予備校の夏期講習をとったり、勉強三昧の生活に浸ったりするかたも多いかもしれませんね。中には、一日くらいは遊びに行く方も居るかもしれませんし(←そりゃ、おめーだ!)、「お盆なんて関係ないよ、仕事だよ」という方もいらっしゃるかもしれませんね

私の場合、サラリーマンではないので休暇という意味ではそれほど関係無いハズなのですけど、それでも連休前は仕事がお盆進行で忙しくなったり、盆に入れば取引先が休みになって、何とはなしにノンビリします。

それに、暦の上ではもう秋だし、気候も涼しい日が続いて、ここ数日など、まさに勉強日和。今日など、数学を5時間と英語を3時間、化学を2時間やりました。なんだか、心地よい充実感に満たされます。…といっても、あくまで目的は大学合格。肝心なのは充実感を得ることではなく合格点を取ることなのだから、自己満足だけに浸らないようにしなくてはいけないけれど…

9月以降の模試で、安定して全教科偏差値70以上になる…というのが当面の目標。頑張らなくちゃ。



8月9日(日) :おぼんぼん

友人に、勉強の気分転換にドライブでもしない? と誘われた。勉強していること自体がある種の憩いだからストレスなんて別にないけど、講習会も終わったことだし、誘ってくれたことを感謝しながらドライヴに行く。

目的地は横浜。港の見える丘公園付近で車を駐車場に入れて、ベイブリッジを見下ろしながら公園散策、手作りなお弁当をたべる。外人墓地で心霊写真撮影に挑戦(?)し、馬車道で横浜が起源であるというシンプルな味のアイスクリームを食べ食べ、山下公園の氷川丸上でポケモンショーをみつつ、SEGA JOYPOLICEでカラオケに興ずる。

お盆のせいか、今日一日、渋滞はまったくなし。駐車場は空、空、空。アミューズメントパークもガラ隙。いかに首都圏に地方出身者が多いか、改めて感じる。そして、なんで皆これほどまでに都会に来たがるのだろう、とも思う。その挙げ句、地方は過疎、大都市は過密で、共に生活状況の悪化を起こしている。地方は人がいなくなって土地々々の伝統や風俗を維持し難くなり、都会でも過密・高地価が古くからの住人を追い出し、やっぱり古い伝統や風俗を維持し難くなる。それって、ちょっとむなしい。



8月7日(金) :夏期講習の感想

第4週終講

物理の為近先生が、世間でよく言われる電気回路の解法にたいしてこんなふうに言った

君たちは、電気回路を見るとパズルばかりやってきたでしょう。すぐ”逆数の和”なんてやりはじめて、合成抵抗や合成容量を求めたがる。じゃ、抵抗の一つが電球に代わったらどうするんですか? グラフの交点を見るって、それって結局何をやってるんですか? そんなことだから、試験になるととたんに間違える。


そして(演習問題自体は東大レベルのものなのだけど)ことごとく基礎に立ち返り、立式の必然性を問う。


思い出してみれば、こういう考え方はこの先生に限らない。基礎重視をあからさまに強調しないまでも、本当の根っこにあたる基礎の部分を身につけずに、安易なテクニックやパターン暗記に走ることを批判したり、思考なく記憶するだけの作業を区別する先生も多いような気がする。

英語の富田先生は、例えば「so〜that…」を反射的に「…するほど〜」と訳してしまうような学生を「ミドリムシ」と呼んでいた(ミドリムシは正の走光性をもち、刺激を受けると何も考えずに動き出す。ぬけた受験生はso〜thatをso that構文だと何も考えずに決め付ける。しかし本当は、thatの品詞の検証が必要)

化学の松浦先生は、(受験生にとって)未知の元素同士の反応でも、自力で推測できるようなモノの考え方を重視して、単純な暗記事項の学習はバカ暗記と称し講義から外していた。

元京大教授で数学者の森 毅氏も「一番原理的で、単純で、易しいことは、なかなか分かる状態に到達できないのではないか」と述べていたけれど、たかだか予備校の授業でも然り。

科目は違えど、講師が苦々しく見つめているであろう学生が流れやすい易き方向、「こんなことを教えたいのだ」という、その本質の部分は共通しているように思えた。



8月6日(木) :ながら勉強

仕事中、テレビや音楽をつけながら仕事はできますが、参考書を見ながらの仕事は流石に出来ません。そこで、考えたのが、勉強のCDをかけながら、仕事をすること。

試しに、仕事中に、先日購入した「現代英語の重要単語熟語2600 DUO」のCDをかけてますが、これはなかなかGoodかもしれない.基礎編のCD(4枚組 2667円)は、1つのセンテンスに対し「日本語訳+ゆっくりの英文+単語+ナチュラルスピードの英文」という構成になっているので、本を見る必要がない。集中して勉強するのには、劣るかもしれないが、「ながら勉強」としてはいい感じ。

(最低でも、ヒアリングには確実に強くなれるだろうと思う)

ほかの、暗記モノも、テープに録音してみようかな〜。音声でカバーできるものと言えば、古文単語と、生物・化学?



8月4日(火) :本を買うこと

友人に本屋によったことを話すと、「本をたくさん買い込んで勉強したような気分になっているんじゃないの?」などとのたまわれる。

ちょっと、あへあへな気分

そもそも、本を買うという人の買い方は、こんなどころではないと思います。貪欲に活字に目を通し、買った本を積み重ねたら、(結果として)今週は何メーター買ったというような買い方をするような人。もしくは、ふか〜い内容のご本をこよなく愛し、その深淵にまで踏み込もうと…例えば、純粋直感とア・プリオリな直感の違い…のような、微妙な表現と概念の違いの為に1つの本の複数の訳本を購入したりしてしまうような人…

わたくしなど、そういう人達に比べれば、本を買ったとか読んだとか言えるようなレベルではないのです。だいたい買ってる内容も、参考書類を除けば15分とか30分で見終わるような本ばかり。一応は受験生ということをわきまえてるんですよ〜。

一応は…あへ

 

8月3日(月) :今週は数学 物理

夏期講習第4週1日目

試験の後、結局徹夜仕事になり、午前中も全部使って仕事を仕上げ、やっとのことで講習会に参加。

花村先生の数学はいまひとつ。問題を解きながら問題解法の発想についてお話されるのだが、話し方にダイナミクスがないので聞きづらい。為近先生の物理は全くすばらしい。試験会場では実力がでないことを前提に、いかに分かりやすく多様な形で問題をとらえるかを明瞭に解説される。

But、予習まったくナッシングで出席したので気分はダーク。ダークなので、帰りに気晴らしに本屋によって、本を何冊か買う。

「私の人形は良い人形」山岸涼子
「どばくち西遊記」西原理恵子
「事象の地平」川原泉
「医学生」南木桂二
「親と離れて暮らす長男長女の本2 親がしてもらいたい孝行と遠距離介護の方法」舛添要一
「ビストロスマップKANTANレシピ」扶桑社
「大学への数学 解法の探求・確率」東京出版
「認知心理学」放送大学テキスト
「現代英語の重要単語熟語2600DUO CD/BASIC 2.0」ICP corporation

 

8月2日(日) :代ゼミ第2回全国総合模試

ず〜ん
頭上に暗黒が垂れ込めている。自分のやったことに目がつぶれそうな気分。

数学…ことに、センターレベルの確率問題をまたも全滅したのはたいへんな恥である。これだけ点が低いのは、別に、眠かったとかいう理由ではない。眠くったって英語と理科は普通(下記参照)だもん

英語は眠さに耐え切れず30分ばかし寝てしまう。それにしても…長文の問4の文章は結構わけわかんない。ストーリーを要約すると「花火が大嫌いなくせに花火パーティに出席するはめになった主人公が、温暖な気候を単純に喜んでいる人に向かって、こいつは地球温暖化も考えないバカだと内心で悪態をつく」…なんじゃそりゃ。英語の文章は論理的などと考えて読んでたら苦心しそうな文章

物理は、第1問にレンズ、第3問に力のモーメントに入っていたので、旧課程の人にはつらい? 化学…ひゃくてんは中々とれない〜

英語 数学 化学 物理
125 70 90 85


ぬおぉぉぉ 自分に罰を与えなければぁぁぁぁぁ!



8月1日(土) :おふらんすザンス

夜を徹してお仕事、夜が明けてもお仕事。今回は、なんかちょっとダメージうけてます。タクシーに乗ったら車の匂いと煙草の匂いがして、普段なら大丈夫なのに今日に限って吐き気がしました。う〜ん。勉強もできないし、ダークです。


But! 夜は人と会う用があり、その時におふらんす料理のフルコースをいただいちゃったのです。試験まぎわに仕事まっさかりという 憂鬱の中に差し込んだ一瞬の悦楽。ふふふっ。

シャンパンの食前酒に始まって、シコレとサーモンのオードブル、ゼリーコンソメ、野菜はパプリカのムース、魚介は2皿で穴子とオマールえび、レモンソルベで口なおしして、メインが牛フィレ肉のフォアグラ乗せトリュフソース。荒々しい牛フィレの味をフォラグラが優雅に包み、それだけなら味がぼやけてしまうところを酒とトリュフの香りが強烈に引き締め、官能的な味の調和を生み出す。

食後にチーズなどを食べながら官能の余韻に酔いしれると、続いて2段階のデザート攻撃。プレデザートにピーチメルバ、デザートワゴンからチェリータルトを選び、う〜んしあわせ状態。最後にプチフール&コーヒーをいただき、ため息三発。

あぁ、おいしい料理は、現実を忘れさせる麻薬のよう



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