生きてゆくわたくし(1998/12)

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12月31日(木) :慶大プレ

今日は、最後の試験。行こうかな、行くの止そうかな
でも、朝おきてみたら、体調は、まあまあよさげな感じがする…ということでLet's go!

数学…1問目はサービス問題、次数のややこしい多項式の係数や次数を問う質問。2問目は、複素数平面に双曲線をからめたもの。私的にはちょと苦手。3問目は積分。無限の和とくれば、テレスコーピックメソッド、三角関数とくれば積和の公式、これさえ思い付けば大丈夫な問題。4問目は、数字の分割の問題。これもちょっと苦手

 教室の空調は「やや寒」程度に調整してあった。普段ならOKだが、風邪ひきの私にはこれは寒すぎる。とりあえず数学は終えたが、ガタガタ震えてしまう。

英語…英文のレベル的には中程度。他学部との共通問題3題は、センターの6問目が幾つも並んでるって感じ。医学部問題2題は、50〜60文字程度で説明せよ!という小問が5つもあって疲れる。

 歯がガチガチ鳴って、頭は酔っ払っているようにぼ〜っとする。ちょっとヤバげ。ホットコーヒーを飲んで暖まると少しマシになる。

理科…標準〜ややムズ? 化学:アンモニアの平衡、尿素、ペプチド。知らないと解けない知識問題は少しだけしかない。物理:大気圧、テニスボールのバウンド、電界から受ける力。

 足が冷えて寒いので椅子の上に体育座りし、足までセーターの中に入れる。頭がぜんぜん動かない。もうこれでGiveUp。試験途中で退場。

小論文…慶応のパターン「A AND B」の形式。未受験。



家に速効で帰り、解熱剤を使いました。1時間くらいで熱は完全に下がって、良かった良かった。

それにしても、慶応プレ…まるで歯が立たない訳ではないんだけど、ナイスな点を取るのはなかなかムズカシイ感じでした。こんなのが、サクサクっと解けるのならいいんだけどなぁ



12月29日(火) :お薬ってすごい

体温が高い〜

人間の体の中の酵素は温度が4度あがると、活性はどのくらい変化するのかな〜 とか
41度とか、なると、死なないまでも脳細胞がヤラレてバカになるのかひら〜 とか
うつらうつら考える

寝ているだけなのに、うなるぐらい苦しい


…というわけで短期決戦お薬攻撃
抗生物質と、吐き気止めと、消炎鎮痛剤と、解熱の座薬をつかう

すると、1時間くらいで熱がさがり始め、3時間くらいで、頭痛と吐き気がとまる

まだ、ちっとダルイけど
先ほどの苦しさに比べると夢のように楽チン

あぁ、お薬ってなんてスバラシイ!



12月28日(月) :けほ けほ

やっと仕事がFinishした〜!
と、思ったら風邪をひいてしまいました。けほけほ

寝不足でとても眠かったのでうっかりソファで寝てしまったのが敗因らしい

平熱より4度も高い熱が出て、頭が痛く、吐き気がして
歩き回るとフラフラするよ



12月25日(金) :クリスマスプレゼント

二束のわらじで、仕事も勉強も余裕があるんだか無いんだか分からないような生活をしている今日このごろ。

それでも、イベントのひとつや二つはあったほうが楽しいのだ。クリスマスのパーティやツリーなんて気力も余裕もないけど、プレゼントの交換くらいはやりたいのだ。

ということで、友人とプレゼント交換した

わたくし←友人:Microtec ScanMakerX6
わたくし→友人:キヤノンNEW EOS Kiss(BK)+EF28-80mmF3.5-5.6IV USM(中古)


「わ〜 どうもありがとう〜☆」「ずっと大事にするね☆」

はじめから等価交換になるようにしてあって、中身は知っているのだが、やぱし、プレゼントというのは楽しい。

仕事も勉強もあるから、ゆっくりする遊ぶ間もなかったけれど、それでもメリークリスマス



12月23日(水) :サンタが町にやってきた

今日、出入りの業者が、突拍子もない格好で仕事場にきた。赤い帽子に、赤い服、白い付け髭……サンタクロースだ。

通常、この場合の正しい対処法は、感心したりウケてあげること。だが、年末進行のこの時期に、世間のお祭り騒ぎなど何の関係があろう。仕事場のみんなは、彼を一瞥しただけで黙々と仕事を続けている。

しかし、ネタをハズしてしまった芸人ほど哀れなものはない。あまりにかわいそうなので、わたくしが5分間だけウケてあげた。そしたら、サンタは袋からペロペロキャンディーを取り出して、わたくしにくれた。

……ありがとうサンタクロース。でも、あんまり気をおとすなよ。



12月22日(火) :でも本当は「こんな人死んでしまえばいいのに」と思っているんでしょお?

………川原泉「小人たちが騒ぐので」白泉社 667円 P.147より


仕事と勉強の二束のわらじをはいていると、どちらかが、あるいはどちらも詰まってくる。近頃では、仕事の進行速度も低下をきたし、ひーひーなのである

1日2時間睡眠とか、48時間に4時間睡眠で頑張っているのだが、本当に この調子で 仕事が年内に終わるのだろうか。

なにより辛いのは、わたくしが仕事を遅らすと、次のステップを受け持つ人たちが正月出勤になってしまふことだ。……プレッシャー。あぁ、それなのに、仕事はぢわぢわ遅れてゆく…

仕事場の人は、みんなにこやかだけど、本当はイラついてたりしてない?
本当は「こんな人死んでしまえばいいのに」と思っているんでしょおおおおお?????

あぁ、リトルグレイになって逃げ出してしまいたいのだ



12月20日(日) :講習会のはじまり

というわけで授業のハジマリ

3時間睡眠で予備校へ行ったので。友人に、目の下にクマ(≠Bear)が出来ていると指摘されてしまった。あ〜う〜

為近先生の「物理 解放の必然性と攻略法」 結構人気。遅れて行ったら席がない。講義は、問題の本質に迫ろうとする為近節がヨイ。「本科生は知ってるはずですが〜」といいながらの解説は、本科生にはツマラナイだろうけど、私には得した気分。演習問題自体は、それほどムツカシクなかった。

本番試験より難易度設定を高くしてあるという「東大理系数学」はなかなかの歯ごたえ。でも、花村先生、「今更、特にまとめることもないし、あまり出来ることもないし」といいながらの授業は、なんか損した気持ちになるなぁ。

花村先生国立医系数学」 難易度的には東大数学よりは低い。私でも、そこそこ解けてしまう。でも、覚えるべきポイントとかは、結構あるのでヨイ。生徒があまりいないかった。

さて、また予習ぢゃ



12月19日(土) :講習会など

明日から代ゼミの冬期直前講習会(第2週)

なんと、今日申し込んで明日から受講なんだけど。夏期講習と違って、締め切り講座は出てないみたい。希望通りにとれました。

自分一人で勉強してたり、あるいは、仕事の関係で勉強できない時期があると、カンが狂ってしまいそうなので、講習会を入れました。

駿台のセンター模試は受けたかったんだけど、もう極端に成績が上がったり下がったりしないだろうから、受けるのヤメです。

そのかわり、センター対策として以下をGET
「きめる!センター国語I/II現代文」船口 明 950円 学研
「河合塾 99マーク式総合問題集 国語I/II」河合出版914円
「大学への数学 軌跡シリーズ/入試の軌跡 センター試験」1000円 東京出版


あ、でも
まだ予習ぜんぜんしてないのでヤラねば

あ、でもでも
まだ仕事がのこっとりますぜ

つらー



12月16日(水) :受験票到着

センター試験の受験票がきました。しかし、試験会場が家から50分かかる所…遠ひ……。
歩いて5分の所に国立大学あるのになぁ〜

しかし、あとセンターまで Just 一ヶ月!
いずれにせよガンバらなくては!



12月13日(日) :代ゼミ第4回全国総合模試

今日は、最後の総合記述模試でした。とりあえず…目指せ!A判定! ということで、頑張りたいと思いましたが…

理科…最初は理科からスタート。気合満タンで解く。なかなか調子いいぞ。化学:おおむね易しい。またも有効数字を間違える(おぼかさ〜ん) 物理:全体的にとても易しいが、電磁気の最後の問題が良く分からない。微分方程式作って解く。旧課程履修者で初めて得したカンジ。

英語…むむむ。私大型長文がムズイ。意味は分かるんだけど、ビシっと答えが特定しにくい。

数学…小問集合では確率を間違える。確率はとてもとても苦手なまま。複素数問題は、見た瞬間答えが分かるが、答えを導く方法に悩む。う〜んなんか出来ないよう。


うっひゃあ。こりゃ、A判定どころではないっす(@_@) う〜。
あ、あと、慶大模試と、神戸大模試があるかなぁ


自己採点

英語 数学 化学 物理
120 100 91 97






12月10日(木) :わやわや(なりわいのうれい)

なんだか最近、生活がワヤワヤしている

先日など、わたくしが、株を持っていた会社が一つ倒産してしまった。

結構昔に買ったところで、株数も多くなかったので長くほったらかしにしていたのだが、それでも倒産とくればビックリ! (その会社からは、資産を清算して株主に分配する云々という旨の手紙が来たが、そんなのどうなるか分からない。証券会社に連絡して、とりあえず売ってしまった。つごう数十万円の損)

かたや、仕事の方も、現在、年末進行のまっさい中。昨日の晩は徹夜。あと少なくとも数回は徹夜になりそう。 なんだか、日々の生活のわやわやで、受験生であるというアイデンティティが揺らぎそうである。(@_@)


でも、忙しさに流されて勉強できないなんてのじゃ、自分自身に「ムカぁ〜つくぅ〜」よ(「ソムリエ」の菅野美穂風に)

だから、そんな怒りを、エネルギーに変えて、勉強やってやるのだ

とりあえずセンター試験まで40日を切っているので、当面は、苦手な古文漢文の大強化作戦数学記述力大アップ作戦をやらなくてはと思っている



12月6日(日) :わはは

東大プレテストの2日目

理科…化学:ちょっとむずかしめ。旧課程でこんな問題やったかな〜?(反語) 水蒸気蒸留とか、活性化エネルギーを求める実験とかって、私は大学2年でやったんだよね。 生物:大学でやったような内容が出ていたので生物をやってしまう。採点基準がよくわからないが、自分的な基準では自己採点で半分くらい取れてると思う。物理で半分とるより、生物で半分とるほうが楽っぽい。

英語…要約と長文は難しくはない。でも、私的には漫画に自由に解説をつける問題と間違い探しが苦手。ヒヤリングはむずい。道案内問題がよく分からないよ。

む〜 英語と国語がピンと来ない。200点いくかな〜。解答解説と、問題集、東京大学必勝御札をもらって帰る。



解答解説を見ると、解説者のメッセージがシビレル。

「東大の問題が良く出来ていると思うのは、方法論ばかりを重視し、自分の頭で考えることを放棄した他力本願な学生がはまり込む罠が、どんなに平易な問題に見えてもしっかり用意されているからだ」


なるほど、これほど言うだけあってか、去年の東大本試の模範解答を比べても、例えば国語で、代ゼミの模範解と、例えば駿台の模範解とでは、確かに前者の方がずっとちゃんとした文章になっていると思う。

なんだか、あんまり痛烈で笑っちゃった



12月5日(土) :第2回東大プレテスト

今日は、あんまり自信がないけど、第2回東大プレテストの日。2日続きの試験だから、1日めは午後2時半から。

午前中、英文法を勉強していると突如電話がなる。土曜の今時分に誰だろう? …電話を取ると、聞きなれた声。嫌な予感。

「突然だけど、今日、会議をしたいんで出てもらえるかな?」

絶対、イヤ

なんというのか、強気で断るわたくし。

(いまノリノリで勉強してるんザンスよ? これから、テストなんザンスよ? それなのに雑談が時間の半分を占めるようなちんたらした会議なんざ出てらんないザンスよ!)

おたおたする相手を尻目に電話を切って、いざテスト会場へ! テストの出来はいかに?!


国語…現代文:引用についての文章。作文:なかなかハートに切り込むような、知的な文章が書けないなぁ。古文漢文:古文は比較的ポピュラーな文章から出題。ハナシはよく分かるのだが、今一つ解答がバチっと決まらないっす。

数学…東大問題としては比較的やさしい? 特別に独創的な問題もないし…まあ夏の駿台の問題もこんな感じだったし、これでいいのかな? 積分問題で代入計算をミス。積分に自信を持っていただけに痛恨。


う〜ん。自分的には数学はまあまあだけど、国語がいまいち。こりゃあ、志望類に理科3類なんて書けません。2類にしとかなきゃ。



12月3日(木) :学校へ行こう!

食事をしながらテレビをつけると「学校へ行こう!」というバラエティ番組を放映していた。

その番組の中で、中卒19才 妻子持ちの塗装工の青年(少年?)シンジ君が、高校進学にチャレンジする様子をレポートするコーナーがあった。

我が子のためにも中卒ではいけないと考え高校受験しようとするシンジ君。しかし、その学力は、国語では問題文の意味が分からず、英語はアルファベットも満足にかけないという状態。

V6のメンバーは 彼の卒業した中学の先生に学習の指導を掛け合い、彼のためにプレハブの勉強小屋を作る。

しかし、試験日は2月1日、タイムリミットまであと二ヶ月しかない。う〜ん。極めてスリリング。


でも、このシンジ君も社会人受験生ということになるのでしょうか。なんだか、自分に重ねてしまいます。

この彼、受かって、3年間きちんと勉強を修めることができるといいなと思います。



12月2日(水) :趣味の色

先日買った「戦う50題+∞ '98入試数学ベストセレクション」(小島畝久 SEG出版 1800円)を、ちょろちょろっとやってみてます。

めちゃムズって感じではないし、解説もなかなかGoodっぽいけど、ちょっと「数学好きな人向け」の気配が強い感じ。

問題を解いていると、習ったことのない定理や名前も出てくる。

フェルマーの小定理なんて大学受験で大事なんだろーか。フェルマーの小定理が背景にあるってことに興味を持つような精神が大事なんだろーか。数学は得意でないので、編集意図がよく分からん。ま、こればっかりやってるわけでもないからいいんだけど…。


最近は、数学/英語/理科の2時間毎のローテーションで、おやつ休憩、昼寝休憩、食事休憩等を織りまぜながら一日を過ごしています。

え? 仕事? …もちろんサボりモードです(^^;)



12月1日(火) :代ゼミでいろいろ

あるホームページを見ていると、代ゼミの全総マークの成績が公開してあった。それを見てふと気づく。

「そういえば、模試受けたのに返却してもらってない。すっかり忘れてた」

というわけで、今日は代ゼミに出向く。

まずは、受付ロビーで「ホームルームニュース」と「代ゼミデータリサーチVol3」を貰う。全ての予備校がそうかどうかは分からないが、とりあえず代ゼミの代々木校は、申込受付ロビーに受験資料が置いてあり、勝手に持っていっていいのが良い。

特に予備校に通っていない再受験生など、代ゼミまで出かけていって「代ゼミデータリサーチ」をGetしてくるのがお勧め。こいつは全700頁にもおよぶ分厚い受験データ本。各大学各学部学科の試験科目と目標偏差値、試験日程。国立大学の願書請求先などの情報が載っているので、受験生には必須の情報本といえる。(もちろん他予備校でも同様なデータ本はある。自由配布しているかは知らないが…)

学生課にゆき、試験の結果を返してもらって見るとA判定は一個もなし(はぁ)。東京医科歯科大のA判定ラインは…782点?! (取れるかいそんなの!)

 帰る前に代々木ライブラリ(書店)をのぞく。陽さん お勧めの学研の「決める!センター国語現代文」を探してみるが、見当たらなく残念。医学部受験雑誌「ヒポクラテス 12月号」(九段出版情報センター 980円)を見ると、千葉大学のガイドが載っていたので購入。カリキュラム紹介や先生へのインタビューもあり、医学部長の谷口 克氏のコメントを見ると、「目的意識なく入ってくるのは×(要旨)」。生理学第2教室の福田康一朗氏いわく「税金で勉強させて貰っている自覚がない学生はいりません※」などなど…願書や赤本では分からない内容があってGood。

でも、千葉大は98年から再受験生を嫌うようになったというウワサもあるのでどうなるやら。受けたい行きたいと思う学校は幾つかあるけれど、それだけで受験校の選定はできないというのはイヤかも。



※しかし、この先生。「させてもらってる」つー表現は???な感じ。未来の医者を育てるのに国が出す金(或いは国民が出す税金)は、社会の維持のために必要なコストの一種。情け深いお上が哀れな下々の者におめぐみを施してやっている(=勉強させてもらってる)というのとは違う。

 学生は、少なくともそのコスト分だけでも社会に還元すべく精進する道義的責任はあるかもしれないし、謙譲の徳は美しい日本の伝統だろうが、税金を意識しろというのなら「勉強させてもらっている」というのは本当に正しい認識なんだろうか。

 それに、退職せずに、まじめに仕事していれば、仕事柄嫌でも社会への奉仕になる気もするけれど…



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