生きてゆくわたくし(1999/9-11)

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11月30日(火) :いい年した再受験生なのに2期連続

代ゼミは、お金を払ってマジメに勉強さえしていれば
再受験生で年がイってても、何の区別も差別もされなくていいです
先生も気にかけてくれたりするし


再受験なのに2期連続で…をとるというのは
予備校に行きたいが気後れするように再受験生の人たちに
そんなことないよ〜んと言える証拠になるのでGoodかもしれないが
反面、かなりはずかしい

そもそも、いい年してということもあるし
実力的に、そんなことでうれしがっている場合ではないし
(欠席がとても多いという理由で、私よりもずっといい成績なのに選ばれてない人が幾人もいる。なおかつ私は、大遅刻や大早退、6時間授業の日に1時間しかでないとかいう日も結構あった)


なにより「代ゼミで成績が良くても医学部に合格できるとはかぎらない」を
実証してしまいそうで、結構プレッシャーなのである


うぐぐぐぐ



11月29日(月) :不合格

今日は入試の合格発表日
結果は、すでに見る前から分かっているようで
発表会場に向かう足も重く、なんだか胸もムカムカして気持ち悪い

そして、会場の掲示板の前


……やっぱり

掲示板に番号がない

息が詰まる
胸がムカムカするような
涙が出そうで出ないような

後頭部に血が集まったように頭が重く
視界がブラックアウトする

どうしよう
どうしよう
皆になんと言おうか

どれほど皆をがっかりさせるだろうか

息ができない

…………
…………
…………
…………
…………
…………
…………
…………
…………
…………
…………
…………


…という夢をみた

良かった

夢でよかった
今日の夢でよかった

まだまだ時間はあります
まだまだまだまだあがくことが出来ます

良かった




11月26日(金) :あと何日?

センター試験まであと50日をきったらしい
もう昨年のような、国語120点台などという体たらくは避けたいものである(総得点でも、一生涯のうち最も点が低かった……)


私的には、

国語→現代文過去問演習
英語→第2問(語彙・文法)対策
倫理→暗記の確認
数学→計算訓練&ケアレスミス排除訓練
化学→色々な物質の性質や生成法・反応式など暗記モノの確認、計算訓練
物理→総ざらい。原子物理など穴っぽいもの特に確認

という感じでいこうと思っている

でも、志望校は2次配点が高いので
問題は2次試験なんだよね〜




11月10日(水) :安田の公式

今日の数学では、安田の公式なるものを習った

f(a)/g(a)=f'(a)/g'(a)

というようなもの(証明してみよう! 安田の公式という呼び名は冗談交じり)

先生いわく

「われらが福島医大が大好きです。気が狂ったようにだしてきます。5年に一回だしてきます。受けましょう」

とのこと

わはは



11月9日(火) :学生万歳

最近パソコンソフトには、アカデミック価格というのがある
メーカーによって割引き率は違うが、1割2割くらいではすまないくらい安い
Microsoft製品など、数万円単位で安くなっている

そういえば、私って学生なんだよね、専修学校 代々木ゼミナールの…
ということは、アカデミック価格で買っていいんだよね……

Windows98 SecondEdition!
Microsoft Office2000! VisualBasic! VisualC++! 
IBM ViaVoice! ホームページビルダー2001!

これで○○万円のオトク?!
しかも、ディスカウント店の制度で10%ポイント還元?

わ〜〜 モノすっごいオトクだ〜
なんだか、代ゼミの学生証が黄門様の印籠のようで、ホクホク気分。
そして、大事なことも忘れない

「すいません、領収書お願いします」

大量のソフトを予備校の学生証で買って、会社名の領収書をきらせる
店員が唖然としていたことは言うまでも無い



11月2日(火) :現代国語

下の文章は、「生きてゆくわたくし(NN)」の一節である。これを読んで次の問いに答えよ。

問い

 筆者は、本文中で「ね、皆さんどう答えます?」と質問をしているが、これに対し筆者自身が考えていると思われる答を、本文中より抜き出せ。



11月1日(月) :仕事を選ぶのは

再受験系某ホームページの某さんは、学生でありながら実業家であるらしい。

なるほどなるほど。会社がうまく軌道に乗っているのならそれはナカナカ賢いと思った。

医者になっても、研修医の間は何の身分保障もないと聞くけど、会社の役員なら、厚生年金も健康保険にも加入できるし、会社の方針や職務内容によっては生命保険や傷害保険にも(会社のお金で)入ってもらえるかもしれないし。医者としてどこかに就職したんなら、自分の会社は非常勤ということにして、就職先の病院の年金や保険に切り替えることもできるだろうし。

ただ、責任感の強い人だと、仕事をおろそかにできずに学業を疎かにしてしまったりしてしまうんじゃないかな、なんていうふうにも思う。役員だから、自分の勤務時間を比較的自由に設定できるってのがあるけど、勝手気ままOKって訳ではない。会社の存続や従業員に対して責任があるし。経営ってうまくいってても、いって無くても、それなりに大変だし。

それに、自分の本職は医者なのかそれとももう一つの仕事なのか混乱してしまったりしないのかな、なんても思う。医学そのものにものすごい興味があるとか、人様の健康のお役に立ちたいと節に願っているとか、強烈なモチベーションの人は問題ないだろうけど。

……

これって、別に某さんに苦言を呈したい訳ではない。職種のチェンジとか、二足のわらじというのは、たぶん、けっこう多くの社会人受験生が直面する問題なんじゃないかと思うのだ。受験の面接でも「どうしてアナタ、○○をやめて医者になりたいの?」なんてのは、聞かれて当然のスタンダード・クエスチョン。

私も思います。ちょっと頭とカンがよくて、度胸と愛想のあるヒトなら(そのヒトの能力に応じた)そこそこの金儲けなんか出来てしまう。お金やステータスなんて、職として医者を選ばざるをえない条件ではない。(というか、そんな目的のために医者になるのは対費用効果悪そう。「医者にならねば自分の人生は終わりだ〜」「自分の人生はこのままだと惨めだ。医者になるしかない」なんて、テンパった受験生もいるけれど、そんなことウソでしょ)

「それなのに、ねぇ、どうしてアナタ、医者になりたいの?」

ね、皆さんどう答えます?



10月28日(木) :いろいろ

今日は、仕事上の色々な手続きのために
くるくるくるくるお役所めぐり

税務署行って
法務局行って
労働局行って
職業安定所行って
社会保険事務所行って

昨日は提出書類の作成の為に徹夜してしまったが
手続き系の仕事はこれでもうオシマイ
ちょっと気が楽


家に帰ると、センター試験の受付通知のハガキが届いていた

…ヨシヨシ。記載不備で 願書不受理じゃ 悲しすぎるもんね


先日の代ゼミのセンター模試では
数2と英語が大変Goodであったが、数1と国語がBadであったから
もっと頑張んなくては


ちなみに、数学の先生によると数1は比較的面倒だったらしい

「(まともに解くと時間がかかるなら)とばす問題はとばすことが出来ないとダメね。
 能力と無関係に成功したり失敗するのが数学です」

とのこと。もっとも「医学部はそうも言ってられないでしょうが…」とのオマケ付き
とほほ……



10月21日(木) :銀パソ

ノートパソコンを買った

今まではWindowsの動くノートパソコンを持っていなかったので
家or事務所に帰らないと仕事ができなかったし
家パソと事務所パソで、データの整合性を取るのが面倒だったのだ

買ったのは、富士通FMV BIBLO MF…重量1.68kgの携帯型パソコン
秋の新型が出たせいか、夏の新型なのに10万円も値下がって20万円を切る値段でうっていたのだ


ノートパソコンと一緒に
PCカードのLANカードも一緒に買って
仕事のデータ類をデスクトップパソコンから移動させる
インターネットやメールの設定も行った

「ふふふ。これで私も モバイラーなのね
 MP3で音楽聞きながら、携帯を接続して代ゼミの教室でホームページ見ちゃったりして」

ほくそえみながら、早速Word2000で企画書を書いていたら
いきなり保護例外が出てブッ飛んだ

幸先悪い……



10月20日(水) :センター締切り

テレビのニュースでセンター試験の願書が締切りになったと報じられた
現役生増で、浪人減で、全体としては若干増えたがほぼかわらずとのこと

あ?

私、センター願書出したっけ? えと、えと、えと、えーとぉ…


あ!

よく考えたら、12日に出したっけ
よかったぁ


受験生のくせに、カンが狂ってるなぁ



10月18日(月) :偏差値60?!

代ゼミに設置された 端末の前で、頭がクラっとする


第1回私大模試の、数学の偏差値が60になっている

ちょっとまて、たしかにあれはミスが多かった
成績が悪いことは充分予期していたが


しかし、60……………過去最低


自分では、最近、数学が出来るようになってきたかな〜?とか
思っていたのに、がっかり



10月16日(土) :餅代だとおもってさぁ



ボス「僕だって、一日の仕事量には限界があるんだよ。
 3日つづけて始発電車で帰ったら、その翌日くらいは終電で帰って
   女房にグチの一つも言わないとやっていけないんだよ」


ボスに泣きが入っている。私だって時間が無いのは同じようなものだが、私の場合、代ゼミの授業は仕事とは関係のない時間の消費なので、ちょっと肩身がせまい。

でも、これ以上仕事なんか受けれない。徹夜で頑張るとか能率を上げるとか、そういうレベルを超えて物理的に処理しきれない。一日2時間睡眠で、あと4ヶ月持ちこたえる自信はない

この仕事はどう処理されるんだろう


顔がひきつる
冷や汗
あたまがクラッっとする



10月15日(金) :祈り

優しいけれど気弱なキミ
私はキミの前で弱音は吐かない

道のりがどれほど険しくとも
それが身の程知らずの挑戦であっても
揺るがない背中だけをキミに見せよう

キミがキミの夢を目指す時
不安になっても、不安に負けることがないように
つまずいても、挫折することがないように

祈りながら願いながら
キミの前に道標をつけよう

キミにはちゃんと夢をつかむ力があるから
キミ自身が知らなくても、私にはそれがわかるから


だからキミがキミの夢を目指す時
低きに流れることに、安堵することがないように
過去の光にしがみついて、進むことをやめてしまわないように

祈りながら願いながら
やせ我慢の背中だけをみせよう



10月1日(金) :秋の夜

今日は、朝からお仕事関係で
代ゼミの授業をほとんどサボってしまった

○○○役場のKさんは、とてもやさしかったのに
○○銀行の人は、とても言葉がきつかった
どちらにせよ、イロイロわからなかったことが分かってよかったけど(詳細略)


夜になって、ようやっと家に戻り
スーツから私服に着替えて、代ゼミにとんでく

代ゼミにつくと、既に夜の7時
6時間目の為近先生の物理演習に20分遅れで滑り込む
幸いにも、先生は30分ほど雑談をしていたので聞き逃しはなかった
(いちおー出欠の磁気カードは通したけれど…もう欠席扱いか?)

先生曰く「今日やるコンデンサの問題は
解説が易しくて時間が余ってしまうから雑談した」……とのこと

たしかに、ヤヤコシク見える問題も、
先生の言うとおり、ちょっと回路図を清書しなおせば、冗談のように容易く解けてしまう

そしてまた曰く
「本質的な理解をせずに、合成容量の公式とか…変なやり方ばかり暗記していると
 勉強をすればするほど成績が下がるということが、ほんとにあるぞ」…と。

む〜 なるほど〜
 :
 :
 :



たった1時間の授業を終えて校舎からでると
もうすっかりの秋の街はとても爽やかに感じられた

勉強のし過ぎで死んでしまうほど
勉強がしたいなぁ…と思った



9月27日(月) :卒業証明書

今日は、代ゼミが終わると速攻で、母校の高校と区役所に行った
高校では卒業証明書と、区役所でその他の書類などをもらってきたのだ

もうじき、センターの申し込みがはじまるが
去年はケッコウ ぎりぎりで申し込んだような気がする

今年は書類の手配も早めにすませて
慌てず余裕でいこうと思う



9月23日(木) :代ゼミ 第1回私大模試


今日は、代ゼミ第1回私大模試の日
東京/市ヶ谷の法政大学で試験をうけました

法政大学の市ヶ谷キャンパスは、来年度の福祉/情報系の新学部開設にあわせ
「ポアソナードタワー」という超高層ビル校舎が竣工まぢかとなっていました

試験は、当然古い校舎でうけましたが
こんな高層ビルの奇麗な校舎で、授業を受けてみたい感じがします

さて、この私大模試
私大対応ということもあって、問題の難易度は通常の模試よりもやさしいのです

物理…大問1は「波」。センター様の選択方式で、問題はとてつもなく基本。大問2は「コンデンサ」。記述だがこれも基本。大問3は「回転運動」。記述の応用問題で一番難しい。偏差値50〜60くらいの人だと完答は辛そう。

化学…結晶格子から、工業製法、緩衝溶液、油脂、反応熱、有機化合物の構造決定などなど…出題分野は万遍なく広い。難易度は、やや易〜標準。細かな知識を問われる問題が所々にある。

英語…昨日が徹夜だったので睡魔が襲ってきて、わたくし的には一番てこずった。センター大問6型長文、穴埋型要約完成(長文)、文法問題、口語問題、会話完成、記述型長文、記述英作文など、設題数が多かった。

数学…どうしようというくらい易しい。ただ、くりかえし演習すべき、ごく基本的な問題が多く含まれているので、点取りを競うというより、数学演習としての意味はあるかも。大問1 「雑小問(2次関数、三角関数、場合の数、三角形)」、大問2「微分と接線」、大問3「ベクトル」、大問4「対称式」、大問5「行列」


自己採点
英語数学物理化学
1701849692


数学で2個所、化学で2個所、英語で1個所
計算違い、問題読み違い等のケアレスミスが激しい……



9月22日(水) :海

電車も止まってしまった午前1時
海岸の堤防ぞいを
トットコ トットコ歩いてかえる

10日前までの暑さが嘘のように風は冷たい
漆黒の海は、街の灯がわずかに反射するばかりで、吸い込まれるよう

トットコ トットコ

なんでだろう
わけも無く悲しくなる

トットコ トットコ

さっきまで会議
鋭い声で叱りつけたり
冗談で笑ってみたり

トットコ トットコ

身を切るように悲しい感覚が胸に満ちて目が滲む
胸の奥までは誰の手も届きえない

トットコ トットコ

冷たい風
黒い海の中はきっともっと暖かい

涙がぽろぽろとまらない
水の中なら涙も分からないのに



トットコ トットコ……



9月21日(火) :人はみかけではないのだが…

今日は授業の後、不動産屋に行き
シゴト用の事務所を探し、契約を結ぶべく手付をうってきた
ついでにお役所に行って、幾つかの書類など貰った

不動産屋には友人と一緒に行ったのだが
友人はスーツを着てきたのに対し、私は代ゼミ帰りなので、とーぜん私服
しかも、テキストやノートの入った大きなバッグをタスキにかけていた

友人に中高生みたいな格好だと笑われて
不動産屋にも、なんとなく友人のオマケみたいに扱われた

もしもーし?

お金払うのは、私よ 私



9月20日(月) :お買い物

今日は、授業が終わると、代々木ライブラリ(本屋)で
東京医科歯科大学の赤本(\3980)と、慶応大学医学部の赤本(\1980)をGet
去年は、赤本すら満足に揃えず受験してしまったから、まずは正しい一歩といえよう

でも、後期にどこ受けるか決めてないので、後期の赤本が買えなかった

医科歯科?(小論文嫌い)
千葉? 横市?(後期の再受験生は?)

む〜 どこ受けたらいいのだ?



9月19日(日) :甘い考え

しかし、自分の体力や時間を切り売りして
銭を稼ぐ労働者は、結構タイヘンかもしれない

ましてや、その労働以外にも
何かしようとなどと思ったらかなり面倒

しかも、個人事業者って気分も実態も労働者なのに、
法律的には労働者でも、もちろん法人でもないから、イロイロイロ不利なこともある

体力や時間や気力ではないものをネタに金を稼ぎ
温存したそれらは、自分のやりたいことにまわせるのが一番いいのだが……



9月18日(土) :本屋に平積み

シゴトもなくて、本当の受験生だけでいられる日々はとても気分がいい
代ゼミに行ってもキャンパス(?)の雰囲気までが、明るく見える

「受験生の大半は、勉強もうイヤとか、授業うぜぇとか思っているだろうに
 こんなお気楽気分でいいのだろうか」(←よくない)

など、つらつら考えながら本屋に行くと
第一志望である東京医科歯科大学の赤本が平積みになっていた。

通常、本屋で平積みされる本は、売りたい本、よく売れる本である。


「……それって、つまり、東京医科歯科大は、志望者数の見込み高しってこと?」

ぞぞぞぞぞっと、お気楽気分が吹っ飛んでしまった



9月17日(金) :先生のお言葉

数学の先生
「(係数の複雑な連立方程式をときながら…)こんなのすごく嫌ですよね。
 この係数をみて立式を間違えたんじゃないかと、解くのを止めてしまった人もいると思います
 でも、解き方に自身があれば途中で投げ出したりはしないはず。
 それにこのくらい暗算でできないと、センターで時間余りませんよ

生物の先生
理詰めで長い時間考えて、やっとできたじゃダメなんだ
 ヒラメキを重視した問題で、ヒラメキを鍛える訓練をすること。
 ヒラメキを重視した問題をパっと見てわかんなかったら、サっと答えを見る」

物理の先生
「キミたちくらいの学力なら、この難しい小問(3)も、その導入となる小問(1)(2)があれば必ず解けるんだ
 じゃあ、いきなり小問(3)から始まってたら、自力で(1)(2)と同じ導入の手順を踏めるかい??
 問題中の現象を如何に物理的にとらえるか
 物理の公式を如何に用い、そして、なぜ、そうするか、その必然と本質を理解すること」


先生方の言いたいことはなんとなく分かるような気がしますが
同時に、頭の中に今までとは別種の回路を作れと言われているような気もします


受験生のポピュラーな勉強法は、たぶん暗記
(1)英単語を覚えるような、思考を何も要さない単純暗記と
(2)数学の頻出問題を習得するような、解法を理解し、かつ、覚えるタイプの暗記

私もこんな勉強に結構なれていた。で、あるからして……


……つまりそれが、偏差値70くらいにおけるブレイクスルーなんでしょうか



9月15日(水) :たまのやすみ

今日は、久々に用も無く新宿に出てブラブラしてきた

食事をしたり、SOFMAPでパソコンをみたり、
PlayStationのゲームソフト「トルネコの大冒険2」なぞも買ったりした

しかし、超いそがし状態が過ぎた直後は休んでいても
リラックス…というよりは、ヒマすぎてギクシャクする感じだなや



9月14日(火) :コビトさん

今回のシゴトは、熱暴走によりパソコンが壊滅したり
ある部下さんと連絡が行き違って進行が乱れたりして大変トラブった

それでも何とか納期通りに仕事は仕上がったが
もう泣きそうで、吐きそうだった
NN 「あぁ、寝ている間に、コビトさんがやってきて仕事を全部やってくれたらいいのに…」

そんなとほほ状態のとき、コビトさんは、デスクトップではなく、わたくしの頭の中に出てきてCoolな一言をつぶやいて去る
コビト「悩んで落ち込んだり、気持ちを動揺させて戸惑う必要などない。
    そもそも、そんなことに心のエネルギーを消費していられるほど君はタフなのかい?」

NN 「…そうだ。そうだね。そのとおりだね。ただ動揺してるなんて、無駄なことだね」

−−−−戸惑いもパニックも、仕事の何の役にもたってくれない。それどころか、仕事の進行を阻害するのだ

素の私は、幼稚でルーズで怠け者でおっちょこちょいで思慮が浅く力が無い。
そのままほっておいたら、社会生活に適応できないかと思うくらいだ

だから、パニック時には、理性的に物を考えたり、理性や感情を分けて考えるために
自由だけど甘えたわたくし、理性的でCoolなコビトさん、中間でジャッジな私というイメージを心の中に作る。
(…なんか、フロイトのes-uberich-ichみたい?)

コビトさんのCoolな一言は、目の前の暗雲をパッと切り裂く力がある
必ずしも直接問題を解決してくれなくとも、無為な迷いを薙ぎ払ってくれる力がある

いつも理性的に行動するというのはとても難しいことだけれど、いざという時にこそ理性は本当に強い味方なのだ



9月11日(土) :長い夜

夜ねないと、一日は結構ながくなる

真夜中の3時

仕事中に音が無くてさみしいので、テレビをつけたら
バニーナイトとかいう実写の変身ヒーローものをやっていた
(ゴレンジャーとか、ギンガマンとか、ゴーゴーファイブとかあのたぐい)

なんじゃこりゃ?
こんな時間に、起きてテレビ見てる子供なんているのかいな

む〜

考えてみれば、深夜にアニメなんかもやってるし
深夜番組と、昼間にやってる番組の差なんて全然無くなっている

NHKでさえ深夜放送するようになったし
世の中も変わったものよの〜



9月10日(金) :コワイ

代ゼミの受け付けでセンター試験の願書と、冬期講習のパンフを配っているので貰った

もう、冬期講習なんだ〜
コワイな〜

だって、本番試験も押し迫る冬期講習のころに
まだよく分からなくて、これから授業で教わろうとする単元が幾つも残っていたら心理的には、やっぱパニックでしょう。
冬期講習を申し込むって、そういうことを想定しているみたいなもんじゃないのかな?
…それってコワすぎ

冷静に考えれば、冬期講習がすんでからでも
あと約20日は勉強の時間があるのだけれど………

夏期講習パンフは、楽しく見ましたが
冬期講習パンフは、なんかコワイ


そういえば、ついでにマーク模試と総合模試の結果も返してもらいました
成績は、やっぱり「とほほほほほ……」でした



9月9日(木) :生物と英語

問題:A〜Gはそれぞれ異なる染色体上にあり,A〜Gに対しa〜gが劣性対立遺伝子であるとすると

(1)遺伝子型 AaBBCcDDEeGg の親から作り出される 配偶子の種類は何種類でしょう?

(2)表現型が[Ab]と[aB]である親の、子の表現型の比は[AB]:[Ab]:[aB]:[ab]=1:1:1:1でした
 親の遺伝子型はそれぞれ何でしょう?


というたぐいの問題の解き方を、生物の時間に習いました。

教科書にあるような、4×4の表をつくって解くというような時間がかかるやり方ではなく
簡単にとけるやり方だそうです。そのやり方だと解答時間は(1)が10秒、(2)が1分というところでしょうか
(でも、私は受験業界に於いてこれがどの程度スマートなやり方なのかよく分からない…)

そして先生は「そのようなやり方が、ピンと閃かなくてはいけない
頭の冴えない学生は、大学でも研究室が取ってくれませんよ。実力がないと、会社に入っても35才にもならないうちにリストラされますよ。医学部行こうという人も、医者になればそれだけで安定した生活ができる…というのは間違いですよ」というようなことを話されました

なるほど、たしかに給与取りでも、経営者でも(業種別の細かいことは分かりませんが)
実力も努力もなく安寧が得られる時代ではなくなったように思います

しかし、能力主義により、終身雇用のような旧来の人生の定型パターンがくずれ
会社や職種を変える(=人生を乗り換える)ことがふつうになれば
多様性のある人間の生き方も、より許されるのではないかと期待するところもあります

力もやる気もある人や、まあ、多少はそうではない人たちも含めて、人が何らかの理由で
世間どおりの枠から外れざるを得なかったような場合など、ある意味、かえって生きやすくなるのでは…とさえ思います
私のように、自分から「世間さまどおり」の枠を飛び出たような人間にゃ
あんまり世間様をどうこう言う資格はないでしょうけど


そういえば、今日の英語の授業でも、こんな一節がありました

Japanese life is governed by a set of internalized calendars which set a standard age for a woman to marry ;for a small shop owner to retire. And those who exceed the time limit for that activity are regarded as having fallen from the expectations and the norms of the society. The seasons are in effect a set of unwritten laws in Japan.

(日本人の人生には、結婚の適齢期や定年など、何にでも「適切とみなされる時期」が社会の不文律としてあって,
それを外れた人間は落ちこぼれとみなされる)


パターンな人生…こういうのも、つまんないって気がするのだ



9月8日(水) :2学期のスタート

今日から代ゼミの2学期が始まった


仕事は「すごいヤバイかも」状態だが、初日だから
それでも行った

しかし、クラスが変わったけど
やっぱり300人教室で、かなりな寿司詰め状態
う〜む。他コースからのモグリ学生でもいるんかいな〜〜

(ちなみに、各教科の先生は、ほとんど1学期と同じで
 下のクラスでも上のクラスでも違いはないようです)


今日の科目は英作文と数学と化学

いちおう予習はバッチリやっていったが
自分では、「完答!」などと思っていても
授業を聞いていると結構ツメの甘いところがあることが分かる

問題の数をこなそうとしたり、得手不得手によって分野ごとの演習量を加減しながら勉強する…
という点からみると、予備校は非効率なのだけれども
自分では気づきにくいところに気づき得るというところは、結構イイな〜と思う

独習で問題集などをやっていると
「模範解答とだいたい合ってるから、これでいいか」とかって、よくやってしまうんだよね


ひさびさの授業で、だるいかな〜、眠くなるかな〜と思ったけれど
先生方の教え方が面白いせいかダラけたようにはならなかった
むしろ「もっと勉強するぞ」といった決意が新たになった





でもな〜
やる気はあるんだけどな〜
絶対的に時間が足りないんだよね〜

とほほ



9月7日(火) + :ちょい やば


パソコンさえもブチ壊す日本の酷暑のおかげで
今月の仕事が大幅に遅れてしまった
ちょっと ヤバイ

というか、すごいヤバイかも



9月7日(火) :浄化

今日、やっとエアコンの修理の人がやってきた

故障は室外機で、修理の人が室外機を全部バラして
フロンガスの通る太い金属パイプに溶接された、弁のような部品を交換した

溶接された部品だったので、修理のひとはバーナー持参で
古い部品の溶接部を溶かし、新しいものを溶接し直すという荒業で修理していた

修理は2時間ほどかかったのだが、それが終わって
エアコンのスイッチを入れると、スゴイ風量の冷気がさーっと流れ出した

おぉぉぉぉぉ 涼し〜〜〜〜
あぁ、体が浄化されてゆくような清涼感〜〜〜


我が家のパソコンたちも
以前は30分ほどで熱暴走しまくっていたのが嘘のように正常稼動しはじめた


おぉぉぉぉぉ すばらしき 文明の利器〜エアコン〜〜〜




しかし
エアコンの修理の為には、エアコン中のフロンガスを機外に排出しなくてはいけないのだけれど
修理の人は、フロンガスを再回収するでなく、単純に弁を開放してバンバン空気中に捨てていた

いいのか? ビー○ーエアコンの三○重○



9月4日(土) :ぶしー(擬音:血を吐く音)


今日は、2学期のテキストを貰ってきた

英語、数学、国語、理科、あわせて15冊。
これだけの量を学習するのは大変だけれど、おにゅーなテキストはやはり嬉しい

新しい時間割を貰うと
クラスが変わって、5階の教室から3階の教室になっていた
1学期は、遅刻しそうになると1Fから5Fまで超ダッシュしなければいけなかったのだが
(エレベータは使えない)これが楽になると思うと嬉しい


しかし、家に帰ってテキストを見てみると
なかなかなかなか内容がむずかしくなっている
物理と化学の演習なぞ、チラっと見ただけで貧血を起こしそうである

殊に化学は、私の高校時代の教科書には
確実に載っていなかった新内容があって血を吐きそうだった

前途多難である

むー



9月1日(水) :進まざるを退転と言うから

わたくしは何故日記をつけるのか…興味がある方が、一人じゃなく居るようです
えと、それって、いくつか理由はありますね

大した能力もないくせに、こんな、じたばたしている人間がいるということで
同じ再受験生の人の安心や励みになればそれは悪くないし
近しい人への近況報告の意味合いもあります

でも、一番大きいのは自分のための、自分自身の記録ということです
(読んでれば分かりますが、読者の為のサービス精神がぜんぜんないでしょう)

えーと、ちょっと思い浮かべて貰いたいのですが
若い頃だと自分の変化や成長が目にみえるかたちで現れることが多いでしょう

成長期の子供が、毎月、ぐんぐん背が伸びてゆくとか
学校に行ってる学生さんが、毎日新しいことを学んで、日々知的にステップアップしてゆくとか
はたまた1年毎に学年があがってゆくとか…


けど、私など、毎日が忙しいだけで、そんなことがすっかり無くなっちゃってます

納期がどわわわ〜〜っとやってきて
それをなんとかクリアして、ぼーっとしていると、また次の納期がどわわわわ〜っと来て
そんなことを何回か繰り返しているうちに、いつのまにか1年が過ぎている

同じ事の繰り返しで年が過ぎて
ふと気づくと、成長とか、向上とか、積み重ねとか
それ系の大事なことを忘れちゃってる、サボっちゃってるような気がするんです
忙しい、忙しいばかりで、いま現在の、この瞬間しか見てないような気がするんです

だから、自分の一部を日記に記録しようと思うんです
忙しさに紛れて、自分を見失わないために
振り返って、自分を見詰め直せるように

先月は、ここまでやったのに、今月はこれしかやってないよ〜
去年は、あんなこと考えていた、今年は、こんなこと考えているな〜 とか
自分は、本当に進んでいるのか、ただ立ち止まっているのか…とかね

同じ所でぐるぐるしているときに、
それに気づいて、前に進みだせるように

進まざるを退転と言うのだから…


とまぁ、そんなこんなで日記をつけたりしているんです。




8月31日(火) :マッキー逮捕

シンガーソングライターとして有名な槙原敬之が
覚醒剤の所持で捕まったそうである

アソビのつもりで浅はかな行動をとったのかなー
芸術家にありがちな、創作上の行き詰まりを打破しようとしたとかなのかなー

などと、ありきたりなことを考えた

しかし、ビックリしてしまったのは
彼のCDを店頭から回収してしまうことにしたということである
そんな行動は、今まで麻薬や覚醒剤で捕まった歌手のなかでもはじめてであろう(と思う)

そりゃー
反省はいいけどさー

わたくしは、実は、槙原敬之のCDは、全部ではないが結構買っていたのである。


大慌てで、CD店に駆け込むと、すでに槙原のCDはなく
店員に問うと、店員はCDは回収になったと答えた

「え〜、ひど〜い(T-T)」

捨てられた子犬のような瞳で、うるうると店員を見つめていると
気の毒に思ったのか、この中にあれば…と、返品予定の槙原のCDの束を奥からこっそり出してくれた

「あ〜、うれし〜(^o^)」

かくして私は、槙原の最新CD「Cicade」をGetした……☆ミ




しかし……CDを回収して、コンサートも止めて反省…
反省はいいんだけど、私には、そのような形での反省にどんな意味があるのか分からない

不良高校生の処分などにも「謹慎」などという方法があるが
「家でおとなしくしている」が、何の実効のある行為なのかわからない

たんなる反省の様式…社会に対するポーズだけのような気がしてしまう


そんなんだったら、非難を浴びながらでも、社会の中に居続けなさいよ
反省の形を示したいのなら、コンサートの収益金を福祉的なことに全額寄付するとか
(アイデアとしては陳腐だが)そうでもするほうがまだいいんじゃないの、と思う




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