その2〜このコーナー趣旨不明。共感する人がいたら掲示板まで。

やっとあえたね。おかえり。



どき

どき

どきどき

まだそのときは気がつかなかった。昔あの場所に確かに存在したことを、

またあう約束をして、それは確信であったことも。
 
 

ふっとおばちゃんが現実にもどす。

おばちゃん 「ビックリマンのお菓子のないやつだよ、これあんまりやると
   おこられちゃうからもう作らないかもっていってたよ。

       どう?」

どうもなにももうフルコンプは見た瞬間に決定していたので、その場で選び出す、、、

注:フルコンプとは、、、
  コレクターならこれをめざすのが一番一般的な道。フルコンプリートの略。つまりすべてを
そろえるということ。しかしこの全てと言うのがくせものでものによっては地方限定とか、
イベント限定を連発するコレクションアイテムもあり、トレードを見越して2個や3個は押さえなきゃ
ならない。まだシールならいいが、高価な商品になるとコンプをあきらめてテーマ別でコレクションを
するのが普通。しかし、コレクターならフルコンプをめざしたいところ。最近のコレクター向けコレク
ションの王道はフルコンプなので(はめられてる?)フルコンプしないと気持ち悪く感じる人続出。
僕もどやらその一人のようです。
普通に考えたら尋常じゃない量を購入。いいわけは2つ^^;

その1お店の人があんまり出したがらなさそうにいってきた。

つまりは裏ものくささにほれた(顧客満足の操作にはまったとはいわない(泣き
コレクターの格言に「みつけたら買え!」というのがある。欲しいと思って見送った商品は
またあえるとは限らないのである。一期一会とはまさにこのことか。欲しい物を見つけたときに
どこまで衝動的に行動できるかがコレクターとしての度量の大きさである(嘘
格言にもあるように、衝動こそ、真実(違

その2トレード用もほしかった。

フルコンプとならんでコレクターを悩ませる要因がトレード用のストックをどこまで
充実させるかということである。あまり充実させようとしすぎると、コンプ2周、3周を
はじめてしまい、本末転倒になる。未コンプのものはコンプ用なのでトレード対象に
ならないのだ>(なに熱弁してんだか、、)ちなみにBM2000と伝説復刻はこの理由の
ため、周回を重ねていると言う、、、

以上の正当な理由のため、

計10セット購入。

見せシールにヨーヨー拳や、PC2000などいまっぽいねたがあることに感心しながら
慎重に見せシールを選ぶ。駄菓子屋系袋入りシールの基本として、見せシールはキラで、
袋の中にはあまりキラが入っていないという常識があったので、とくにセット買いをする
場合は見せシールを選んで買うことがのちのち重要になってくる。

注:見せシールとは?
専門用語があるなら知りたいがとりあえず造語。籤形式のシールはパッケージにそのシール
の中でも一番いいものをいれていて(大体はヘッド)あたかもそれが入っているのではないか
という期待を膨らませさせてくれるのだ。夢を与えているんだね(違
がちゃがちゃでゲームウォッチが当ります。に近い感じ。

そこでもおばちゃんと立ち話。いろいろあるんだね。電話番号と店の名前を教えてもらいその場
を猿。犯人は事件現場に戻るというがよもや30分後に自分がそこにもどるとは思っていなかった、、、

いてもたってもいられないので、

その場で開封作業。花壇に腰掛けてあけ出す。

みなさんは子供のころ親になにか買ってもらったとき家まで開けさせてもらえなかった
経験はありますか?おもちゃを買ってからレストランで食事をするんですが、
レストランではおもちゃを開けさせてもらえず、家に帰るまで我慢してました。
おとなっていいいですね。買ったその場であけられるんですから。
ここらへんも大人になって同じシール集めでも変わった点です。
中身はどんなものか心配していたのもつかの間、これは絶対くる!
という確信に変わるまでそう時間はかからなかった。
まさにドキドキしながら袋をあけていった。
華院(ケイン)?跳び箱とんでるじゃないか!
サッカーのすくみには中田まである。
これ本人に送ってあげたいような、あげたくないような、、、

マク助ナルド?こんなの危なすぎてロッOやフルOは絶対まねできねーよ。ちょーどきどき

一気に10セット開封すると33*10で330枚になるが、

なぜかこのとき、
 

     開封を途中で止めて、
 

          立ち上がった。
 

               そしてそのまま先ほどの店に行く。
 

あれ?もう帰ってきたの?

うん。だって約束したじゃん。またあおうねって。

必ずあえると信じていたよ

目の前の現実と幼き日の記憶が交差しながら時間が展開していく。

おばちゃんとはなしているのか、それと話しているのか区別がつかなくなってきた。

ただ言えることはもう4セット追加購入をしたことだ(ぉ。

こうしてビックリマン5箱とドキドキマン14セットを両手に抱え、家路につく。

このときは単にドキドキマンという面白い物を掘り出した喜びでしかなかった。

再開したことや、約束のことは記憶のそこにはあっても表には出てこなかった。

いや、出てこなかったというよりはあまりに自然で気がつかなかったというほうが正しいかもしれない。

続く(不定期連載)


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