2月 26日(金)

 金曜/深夜/バイト帰り

この後の予定が未定のまま、バイト先の駅で立ち往生していたら携帯が鳴る。

元・主人からであった。

“元気? バイトお疲れさま。夜道は不安だろうから、良ければ迎えに行こうか?
お茶でもしよう” との事。

「うん。雨も降り出してきて、困ってたんだ。お腹も空いたよ。」

空元気でも、第一声が素直に出るのは何故だろう。
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ファミレス/野菜スープ&フレンチトースト/優しい声

すごい食欲の私に、笑いかけながら
「デザートはいちごパフェにする?」

暗い近辺報告をする私に、困った顔で
「元気になりなさい。何かあったらすぐ電話を」

帰り際 色々な事が心細くて泣いた私に、見慣れた顔で
「お菓子をたくさん買ってあげる。なるべく甘くて、元気になるようなヤツ」


なんて、優しい、声、なんだろう・・・。


頬にキスをして、家に着く。

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帰宅して耳に入るのは、留守番電話の無情な“音”

殿との週末のケンカは もはやデフォルト、なのかも。

そんなに自由がいいなら、好きにすればいい。

私も好きにする。


それが彼の傷つく事、気に入らないことだろうが知ったことではない。
私だけ傷つくのは、もうゴメンだ。

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温・寒が濁流した、イヤな気持ち。

「今 眠ったら、悪い夢を見るわ」
と、呟いてみるけれど 効果の程は不明。

 2月 25日(木)

 バイトでお酒の場に居るせいかな。
楽しく呑んだり、喋ったり笑ったり・・・したくなった(今夜唐突に)。


カラオケとかじゃなくて、本当に心底呑み倒す。おつまみも美味しいものをゆっくり。
つまんない事で笑おうが気持ち悪くなろうが心配なし(出きれば求・介護)のメンツ。

呑む機会は多いクセに、心底酔っぱらって羽目を外した記憶があまりない。
「これは言っちゃいけない」
「こんな事したら相手が迷惑カモ・・・」とか色々考えてしまうからだろうか?

殿はお酒が強い。
だからこそ安心して呑めそうなもんであるが、醜態を晒したくないばっかりか
そう言えば 互いの酔いつぶれた姿を見たことがないや。
むー、次の機会こそは挑戦してみよう。


明日の事など考えずに、前後不覚になるくらい酔っぱらってみたい気持ち。
別にイヤなことがあったわけじゃないけど、運動も外出も苦手な私には他に
娯楽はないしねえ。

 2月 24日(水)

 待ち合わせの、深夜の地下鉄ホーム。

時間ギリギリで滑り込んで、直線の向こう側にいる彼を見つけたけど
終電が今や遅し、と発車しかかっていて

「殿ーーっ!、コレに乗っちゃってーーっ!!」

・・・と、叫んだら上手いことセーフ。
目的の電車で久々の逢瀬。

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車中で話す言葉はシャレたものでも何でもなく

「あのさあ、人前で“殿”って呼ぶのはどうかと・・・(照)。聞いた他人は
何事かと思うんじゃないか?」

アラアラよく言うわー、0.2秒で反応してたくせに(笑)

て、いうか
『何で“殿”なの?』・・・という質問もいくつかメールで貰ってるんだよなぁ。


答: 3日通って来たから。私がそれを望んだから。
   私にとってはもう、“殿”なのだ。

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平安時代に『通い婚』制度っつーのがあって。
当時は女性が嫁としてどこかに嫁ぐのではなく、女性はそのまま生家に居るまま
男性が通って(晩〜明朝まで/1回)来るのだ。

恋人(夫)候補の人は、続けて3夜その家に通い続ければ試験にパスというわけだが
当然、そのお目当ての女性やその家族からNGが出れば門前払い等もある。

この最初の3日をパスできれば、以後男性はその女性の“殿”(恋人・旦那さん)
としての称号と扱いを受けることになる。

しかしその交際形態は 最初と変わらぬまま、ただ男性側の意志だけで女性の元へ
“通うか通わないか”で決まる。

そこに住み着く、ということは無い。あくまで“通う”だけなので
飽きられたらお終い、という怖いオチが常にある、が。

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人生のなかで そう何度も思い出したく無い、あの夏。
一番辛かったあの頃。

遠い距離、難しい立場、臆せずに 
側に通い詰めてくれた。 添い寝してくれた。


恋愛が始まる極初期な盛り上がり、だけではなく
ただ事ではない「何か」
水の流れに似た渦、模様
色、 匂い

そういう気持ち


・・・が呼び名になったのだと思う。改めて考えてみると。

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あれ?

そういえばこの話は、当のご本人様にもしていなかったような??(笑)

 2月 18日(木)

 3ヶ月ぶりのお仕事は流石にお疲れの様で、バテバテのきゅー☆

本日バイトをお休みして休養モード。

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余裕がないと焦ってしまうなぁ。

ソバニイテ、ソバニ。 チャント ミハッテテクレナキャ コワイ。


一人鍋、湯豆腐三昧。

久々に食べたくなって、揚げ物コーナーに行ったのに(スーパーの)
芋ケンピしか残ってないなんてあんまりだ。 涙、涙。

「大学芋と芋ケンピって、どう違うんだっけ?」
うーむむむ、なんか上手く説明できんぞ。

神経をすり減らしながらであろうの戦線布告には恐れ入った(笑)
いい度胸だ。実に爽快。

“にんべん”に“ゆめ”と書いて「儚い」と読むのか。
ヒトが夢を持つと儚くなるなら、煩悩だらけの私なんてやってられないわい。

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まずは体力、体が資本 の様なので週末は肉を食べなきゃ。

肉〜〜〜。

 2月 15日(月)

 ふと、何気なく“兄弟・姉妹”について思いついた。

私は実質的には「一人っ子」だったし、母親があまり(すごく、笑)干渉しない
タイプの人だったので、まあマイペースにやってきたような気がする。

“一人っ子はワガママ”
“一人っ子は協調性がない”

・・・と、世間では良く言われるけれど 私に関しては本当かも(笑)。

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一人っ子という立場で、得をした覚えも損をした覚えもないけれど
強いて言えば、いつか親の死に目に遭う時には、その悲しみや孤独を
それこそたった一人で受け止めなければいけないのだろうな、ということが
血を分けた「個」が居ないシンドさかも、と思うくらいか。


これは想像の範囲なのだけれど、異性の兄弟、または年齢が随分離れた
兄弟なら、それぞれの“キャラクター分担”がありそうで楽そうだが
同性の兄弟で、年が似通っていたら どうだろう?

親からの愛情の量が変わらないのは勿論としても、“常に比較されやすい”という
業のようなものが追いてまわりそうで嫌だなあ。
やることなすことに優劣を点けられそうで怖いじゃないか。

容姿は?/性格は?/学力の違いは?/仕事は?/恋人は?・・・

この世間様における「比較戦争」で生き残るには、相当なガッツと自己顕示欲が
ないとツラそう。

「自分はヤツとは違う!“自分”を見て!“自分”だけを!!」と、主張するのに
固執するあまり、出しゃばって見苦しくなってしまっている人を良く見かけるのは
気のせいだろうか?


歳を取れば、落ち着いて「血の共有者」として大切に愛しめるものなのかしら?

だとすれば、羨ましくもあるけれど。 

 2月 14日(日)

 応急処置が良かったせいか、お陰様で夕方目覚めた時には不思議と体調が悪くなかった。

でも、さすがに不思議な、感覚。
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バレンタインというイベントにかこつけさせてもらって、“彼女”にお願いして
街に買い物に付き合ってもらうことに。

本音を言えば会ってちゃんと謝ったり・・・とにかく会いたくて仕方なかったのだ(照)。


待ち合わせてお茶をして笑ったり、バレンタイン用の買い物や春物の服を物色したり。
街は、幸せの詰まった紙袋を手にしている人たちに溢れていて。

そういう当たり前でいて普通の、幸せな休日に私が“居る”なんて。


それが「天」の意志なら、きっとこれが正解だったのだろう。

だとすると、昨日側に居てくれた あの人々は、私にとっての「天使」なのかもしれない。

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そして、沢山の。

本当に沢山の心配や励ましの電話やメールをくださった皆様。

ありがとうございました。そして、ごめんなさい。


現場にこそ居合わせなかったものの、貴方様たちも私にとっては「天使」です。
心からの感謝と謝罪が届きますように。

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浅い眠りの途中、真夜中の猫の声で目覚めて。
とても静かな気持ちで。

 2月 13日(土)

 疲れてしまったのかな。
 
何というか、落ち目の人生や、自分の将来予定のビジョンから あまりにも
遠すぎてしまってきた人生に。

不幸はこのまま永遠に続くとしか、思えなくなっていた。


明け方に、家中にある睡眠薬を、飲んでしまった。ありったけの量。

人の気を引くための狂言自殺など、私の最も嫌うところだったから
随分思い切り良く。バーボンで流し込んだ。
自分の飲んでいる薬でそれが叶うかは実のところ分からなかったけど
まあ、大した量だったから きっと大丈夫だと思ったのだ。


きっと、甘えていたのだろうと思う。
よりによって“彼女”を選んだんだから。

親でも無く、旧知の友人でも無く、恋人にはメールで遺書めいたものを送って
から“彼女”に電話をかけたのだから。

薬が回り始めたからなのかも知れない。
“彼女”には暴言や言い掛かりばかりつけて、電話やメールのやり取りでで随分
傷付けてしまった。

言いたいことは違ったのに。

きっとどこかで「タスケテ」の信号を送っていただけなんだと思う。

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「上手く死ねるといいな」
・・・・なんて物騒なメールを送りつけられて、震撼しない人間などいないだろうに。
それでも、私は“彼女”にそんな風にしか甘えられなかったのだ。

なんて自己中心的な地雷系オンナ。


幸い、というか、たまたま“彼女”は私の自宅からほど近い所に居たので
タクシーを飛ばしてやってきてくれた。明け方の事だった。

彼女と同行していた彼が、Broken Heart@石田お兄に素早く連絡を取ってくれていた。

泣きながらアパートの玄関チャイムを押す“彼女”に
「アンタなんか大っ嫌い。帰ってよーっ!!」とインターホンで叫ぶ私は
生きたい気持ちと、逝きたい気持ちの瀬戸際だったのだろう、と思う。

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次にある記憶は“彼女”たちが眠っている私の側に居て

「今から石田お兄が来るからね、大丈夫だからね」
・・・という言葉で。

そう言われた矢先、お兄が現れて。

朦朧とした頭のなかで想った事は、
(ああ、なんて醜悪なんだ。お粗末に終わったなんて。なんて醜態・・・。)


胃に残った薬を散々吐かせる応急処置を受けた後、また眠りに戻る。

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次に目覚めたのは、午後だったと思う。

「今から殿(恋人)が来るからね。もう大丈夫だからね」
・・・と、言われて。

(??? 彼は今日は休日出勤だし、自殺を謀る前に送ったメールを
見たはずなのに放っておかれたということは、そういう事なのだと思っていた
のだけれど・・・。)

「いや、今朝はたまたま忙しくてメールチェックが出来ないまま出勤してしまったらしい。
manamiが眠っている間、たまたま昼休みの彼からココ(ウチ)に電話があって・・・。
経過を話したら今から飛んでくるって言ってたから、そろそろ着くよ」


(きっと猛烈に怒られるわ。殴られちゃうかもしれない。)

怖々とした数分の後、殿が来た。

周りの人たちに御礼を言ってから、真っ直ぐに何も言わずに抱きしめてくれた腕の
強さと嗅ぎなれた香水の匂いに、やっと生きている心地がして 初めて皆に

「ごめんなさい」 の言葉を出せた。


休日とはいえ、皆寝ずに看病してくれたのだ。
お陰で、救急車などという物騒なものにも世話にならずに済んだ。感謝である。

そして、誰も責める言葉など言わなかった・・・。

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殿にバトンタッチされた後、それぞれが静かに帰宅して行って。

仕事を途中で抜けてきた彼は、夜には仕事場に戻らなくてはいけなかったので
夕方、近所のインドカレーのお店に少し早めの夕食に出た。

やはり、彼は何も責めず。
ただ、カレーの美味しさを話す途中にだけ

「月曜からのバイトには、ちゃんと行きなさい」 と、だけ言った。

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「明日また、来るから」

そう言って、コーヒーを飲んで帰っていった彼の背中を見送った後
石田お兄に御礼とお詫びの電話を。


一番お礼と陳謝するべき“彼女”には、甘ったれの自分が 恥ずかしくて
とてもじゃないけど、今夜は電話が出来なかった。


本当にごめんなさい。

ありがとう。


甘えられる拠り所があって、生き延びれたのは、貴女のお陰。

 2月 12日(金)

 労働してきましたわー!


折しも世間は「花金」でございますから、バイト先のお店も華やかな
時間がずーっと続いた。

私自身が酒飲みで(女性にしては量も呑む方だし)お酒が大好きだからか
人が食べて呑んで楽しそうにしてるの見ると、私も楽しい。

しかし、酒飲みの哀しい性(サガ)か、酒飲みの心根が分かるという落とし穴も
あったりして、、、、

曰く、来客したら素早く くつろがせたい。
(仕事終わって寒い中、来たんだよ〜。1秒でも早くホッとしたいよ〜)

曰く、お酒の追加注文は少しでも間を空けたくない。
(いい調子で呑んでるのに、切らすなよ〜)

曰く、料理もパッパと出して間合いを作らず、お喋りに没頭させたい。
(お腹空いたし、料理が全部出切るまで 話に専念出来ないじゃん〜)


・・・と、まあ酒呑みの気持ちが分かるだけに(笑)異様に素早く動きたく
なってしまうんだなぁ。
だから、こまネズミのようにパタパタしてしまう。>仕事の要領悪いからでは?

台所周りでコチャコチャするのも好きな方だから、嫌な疲れ方は全くない。
ただ、やはり純粋に体力的には“目眩モノ”だから大変(^_^;)。

でも、絶対いい。
何もやらないで、予定もなくて、どんどん自分は何も出来ない無能力な人間だと
思いこんでしまう毎日より気が晴れる。

自分の体力の限界がどこまでかは分からないけど、ギリギリまでやりたい。
忙しさの中に、余計な不安や邪念を埋めてしまいたいから。

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私がそこで仕事を始めた様子を見に、LIONお兄・さいか・うようよ の3人が
遊びに来てくれた。

ありがとうございましたー!!
見知った人が見守ってくれて、随分安心でした。
皆も、楽しそうで良かった(^^)

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とにかく後は泥のように眠るばかりです。
はぁー・・・。

 2月 11日(木)

  目覚めの微睡み時(当然昼、笑)から、どうも寒くて眠くてお腹空かないなぁ、と
 不思議に思ってたら、外は雪。

あらまぁ、どーりで。
体が素直に“冬眠”体制に入っちゃったワケね。

このまま春まで、何〜も考えずに眠れたら幸せなんだけどなぁ。
穴蔵で冬眠する動物みたいに。


この機に便乗して ちとダイエットしようかね。
うん、外で動く(働く)機会も増えたし丁度イイかも。
前々から少し気になっていたし>体重

痩せるついでに、女の子らしい性格にもなりたいなぁ。
直球で正直なところは我ながら長所だと思うんだけど、どうもねぇ。
情緒っていうか、可愛らしさっつーか・・・。
いや、対・異性用にブリブリしたいわけじゃなく、「花のような」って形容詞に
憧れるんだよなぁ。

ああ、女の子になりたい。>謎


・・・などということを つらつらと考える、独りぼっちの雪の休日。

 2月 10日(水)

 某氏からのツテで、人手が足りないという場で 急遽1日の緊急バイトをすることになった。


イキなお店で、友人と何度か行ったこともあったので軽い気持ちで。


そしたら、あーた!
いや、確かに「長く勤めてた人が辞めることになった上に、大混雑の見込みで
人手が足りないから」とは聞いてたけどさ。

てんやわんや、とは正にこの事!
“事件は現場で起こってるんだっ!!”の名言もよろしく、初日の業務内容説明どころじゃ あーりませんわ。 「それ、ドコにあるんですかーっ?!」 「あれ、どーすんですかーっ?!」 「これ、お願いしますーっ!」 ・・・で、随時&随時の現場学習(笑)。 何せ常に大忙しで切羽詰まっているから。すごい学習量だったぞ(@_@) でも、そのお陰で“新人の仕事できないヒマ疲れ”は皆無だったから、アッという間に 業務終了。 疲れたけどすごい充実感〜。 3ヶ月ぶりの仕事だよ。 ああ、生きてるなぁ、私ってカンジだった。 ----------------------------------------------------------------- それにしても。 “臨時ヘルプのバイト”だったはずの企画だった私が、
どうしてどうして お店が閉じた後、 そこで新人祝いを受けているんでせう?
答:「へー、職ない? 生活かかってる?? そりゃ丁度良い。ウチで週5日で     バイト決定ね〜♪」(爆) by店主様 ・・・てなこって、ハイ。 ワタクシ、お仕事頑張ることになりました。 ええ、このHPのタイトルも変更いたしましょうかね。 その名も『一ノ蔵 Hour』(笑) (タイトル変更は冗談だけど、仕事はマジらしいぞ、オイ!)
 2月 9日(火)

 花をプレゼントされて喜ばない女はいまい。
美味しい「おでん」を食べて幸せな気持ちにならない女もいまい。
日本酒をハイペースで5合空けてオエオエになった女は・・・そりゃマズイな。

あ、私か(笑)。


しかし何とも珍しいことだよ。酔って醜態さらすとは。
1時間程で復活したけど、よほど安心出来る相手でないと気持ちのガードが 
そうそうは外れてくれないタチだからなぁ、私。

そんな、最近ラブラブな彼女に手渡されたお土産は、両手一杯の桃の花と菜の花。

“キガツイテ。アタシタチ モウ キテイルノヨ”

・・・と、春が小さな声で囁いたみたいで、嬉しくて気絶しそうになった。
むむーん、彼女は何が望みだっ! こんなに私の心を虜にしおって(笑)。


そんなこんなで、甘ったれ精神がフルに出まくったんでしょうな。
ここまできたら彼女には、早いところ「捕まっちまった!」と観念して欲しいものである。

ふっふっふ。 
保護者(気の毒な子羊)がまた一人増えた♪

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<分かる人にしか分からない、初の(!)私信のコ〜ナ〜>


あーたーりー、です ヽ(^o^)丿

そう、そのお方の名前は“ナジフ”様。
「アジアバーグス!」は、巷のハナシによると随分と息が長い番組らしいです。

ナジフ君は、一見ノリノリの今風な軟弱兄ちゃんのように見えますが
よく見ていると、痛々しいくらい気使い屋な言動や物腰が目に付きます。


タイプなのは、殿(恋人)に雰囲気が似ているからです。

そんな野暮なこといってんじゃねえよ?


はい、ごもっともでございます〜 m(__)m

 2月 8日(月)

 ふうむ。

2月のサンタクロースは、米20sを抱えて来るらしい。
そして、バレンタインにはデートの予定があるらしい。

複雑な心境。

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月曜深夜(日付的には火曜日になってるのか)にフジテレビでやっている
「ASIA BAGUS!(アジア バーグス!)」っていうアジア版・新人歌手のスカウトキャラバン
みたいな番組があるんだけど、たま〜にコレを見る機会がある。

インドネシアの少年から日本人の少女まで出演者は様々で、英語の字幕スーパーで
放映してるんであるが。

司会2人組、男女の男性の方。
名前はちと定かではナイんだけど、ウェスタン風の帽子をいつも被っている
あのお方。

すごーーい“タイプ”!(笑)
・・・っつーか、見る人が見れば>? 大笑いです。 私って、分かりやすぅ(^_^;)
 2月 7日(日)

 日本酒3合とウォッカ2杯呑んでも酔えない体質というのは、我ながら勿体ないなぁ(笑)
 
ま、いいです。
終電ジャスト・タイミングで間に合ったし、今は自宅でスパゲティー・ペペロンチーノも
美味しく出来たし♪

まあ、何事も「終わりよければ全てヨシ!」ということで。


ふうわ、眠ぅい (-_\)ゴシゴシ(/_-)。

心もお腹も一杯な内にさっさと寝てしまいましょ。 

 2月 7日(日)未明

 友人達はスキーに飲み会に忙しい週末、土曜の深夜。

殿(恋人)と諍(いさかい)中の身の上だった私は、半ばふてくされ気味の
時間つぶし兼、気持ちを引き立たせるためにマニキュアを塗っていた。

口紅もネイルもヌードカラーが主流の昨今だけど、そこはそれ不機嫌さも
手伝って“朱”の色で染めていた。
勿論、同色のペディキュアも。

濃い色だけに誤魔化しが効かないから慎重に、慎重に・・・
とにかく集中して、暗い展望や余計な雑念から心をガードするように。

(馬鹿だよ、殿は。こんな綺麗な指先や足先を愛でずに、どこで意地張ってるんだか。
貴男の目に綺麗に映らなきゃ、意味がないのに。このコたち)

とかなんとか、乙女チックな考えで爪先を染めていた、矢先。


“KNOCK, KNOCK・・・KNOCK THE DOOR”

深夜、3時半。何事だろう(゚.゚;)
なんせ こちとらオンナの一人暮らし。ちと物騒で玄関先で戸惑うも
ドアを開けたら吃驚した。


「 殿 !? 」

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「2日目のカレーを、喰いに来た。酔ってないぞ」

「今日は実家に帰ってたんじゃないの?・・・なんでまた・・」

散らかり気味の部屋をセコセコ片しつつ、まだ事の情況が理解できないまま、
でも喜んで迎え入れる。

「ずっと今日は車で移動だったから・・実家のO市から高速で渋谷まで
30分で・・・だからそこで クラビングしてた。気が付いたらココに
向かってて・・・来た。 何でだろ、俺・・・」

夕食は外で済ませ、クラブでしこたまテキーラを呑んだ殿に、美味なるカレーは
明日のブランチに変更。


でも本当はカレーなんて大義名分で、実はどうだっていいのだ。
意地っ張りで頑固な私達には、こんな理由付けでもなければ
この状態が打破できなかっただけ(笑)


・・・で、2人でバーボン飲みつつ、うんと愛し合う。

仲直りできたのは勿論、塗りたてで一番綺麗な状態の爪を愛でてもらえたのが
この明け方の、最高のプレゼント。

なんとも嬉しいタイミングなことよ。


だって 女だもの。

 2月 5日(金)

 先日通院したメンタル・クリニック(不眠治療で通ってる)で、最近の
現状と症状を話したら

「うーん、抗鬱剤出しましょうか?」 と、打診があった。

いわゆる“アップ系”、元気になる薬というワケだが 少し以前に
処方された時に1回だけ飲んでみたら すごく嫌な作用(発汗・動悸・早口)が
出る割には、心はちっとも救われない経験をしたのでお断りしたのだ。

が、よく考えてみると抗鬱剤って1週間目くらいから効き目が出るとか
出ないとかいう話を思い出した。
1日3回、ちゃんと服用し続ければ効果がでるカモ・・・と思い付いたんである。


で、前に処方されて残った2週間分を飲み始めようと考えたわけだが。

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そうは言っても、毎日定期的に薬を飲むというのはナカナカ精神的に
情けないものがあるのだ。
自分が健康でない証拠、人並みな精神状態ではいられない情けなさを
毎回実感するわけだから。

そんなことをウジウジと考えていた矢先、今日夕方に読んでいた本のくだりに
こんな台詞が出てきた。 あらま、すごいタイミング。


「鬱病になるのは自分のせいじゃない。これは自分でコントロールできない
ものだ。『自分がもっと強くて高尚な人間だったら、こんなことには
ならなかっただろう』などと考えてはいけない。自分に責任はないんだ。
君は罰を受けているわけじゃない。こんな苦しい思いをする筋合いはないんだ。
糖尿病は体の生化学的疾患だが、それと同じように鬱病は脳の生化学的疾患だ。
糖尿病の治療にインシュリンが必要なように、この病気にも薬が必要だ。

絶対にそうなると約束するわけにはいかないけれど、きっと良くなると思う。
きみもそう思って欲しい。そしてよくなったら、そのままの状態が続くと
思うようにするんだ」

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出不精の私が、気分転換と称して無理に外出したりしなくてもいいだろう。

料理することや長風呂を楽しみながら、私のペースでゆっくり・・・ゆっくり何だ?
やらなきゃいけない事は山積みなのに、何を「ゆっくり」なんだか。


とにかく!
とにかく昨日の予告通り、私はカレーを作るのだわ。
深夜に煮込む、週末用の美味しいカレー。

薬をきちんと飲んで、身の回りを整えて。


今はそれが精一杯。

うん。

 
 2月 5日(木)

脳味噌、とけそーう。

涙腺、だいばくはつー。


クスリを何度となく摂りまくって、とにかく寝逃げ続ける。
眠りの合間は滝の様に泣いてばかり。
なんだか知らないけど、過去の哀しい事柄の時の「感情の泉」が
すごくリアルに吹き出してくるのだ。
時間の経過とか、その時関わった人の名前すら出てこないのに。

ヘンなの。


体が妙に野菜だけを欲しがるので、八百屋でしこたま買い込んで
胃袋に詰め込んでやった。
あ、コショウ切らせちゃってる。
明日はカレーを作りたい。


さあ、眠りの国が俺を呼んでるぜ。

いざ行かん。

 
 2月 4日(水)

「さ、豆まき始めよー!」
うようよ嬢とのデート先である呑み処で、店主さんが計らいの声をかけたとき
初めて今日が節分だった事に気がついた。 あらら。

入り口の処で軽く済ませたイベントの後に、升に入った豆が客席に廻されてくる。
「26コも食べるとなると、こりゃ難儀だわね」と、両者で苦笑いしながらも
季節の行事を暖かい場所で誰かと過ごせたことに、ホロリと幸せな気持ちになる。

記憶に残る、最期の節分の豆まきはもう2年前だ。
1歳の誕生日を迎えたばかりのあの子と、旦那さん。まだ心も体も元気だった私。
豆をまくのを 見よう見まねでキャッキャと笑いながらこなす姿があんまり可愛くて、
思わず意地悪ゴコロが出た私たちが 鬼のお面で「ばぁ〜っ!」と脅かしたら
顔を真っ赤にして泣きながら怖がって、拙い足取りで飛び付いて来て。

「ごめんね、ごめん。もう怖くないよ。鬼さんバイバイしたよ」なんて言いつつも
夫婦2人で泣き笑いしてしまった。
あの子があんまり可愛くて。 自分たちがあんまり幸福で。


自分の幸せは、当たり前に永続されるのだと信じて疑わなかった頃のハナシ。

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そうして その子は3歳になり、夫婦は他人になっていた先週末。

「ねえ、まま。おひさま、どうして まぶしいの?」

なんて難しい出題であることよ。

(どうして眩しい? ええと、お日様はとっても燃えているから・・・ああ、ダメ。
上手く説明できない。きっと私だって正しく分かっていないわ)

すごくすごく困っていた私に、元・旦那さんは言う。

「そういう時は、一緒に『なんでだろうねえ?』て、言えばいいんだよ」


関心と感動、劣等感と罪悪感の嵐で、暫く口が利けなかった。

“生みの親より育ての親”
全く持って、その通りなのだ。

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孕みたい、孕まなければ。
罪と後悔を払拭したい。 しなくては。

狂人のような、執着心のカタマリになった魂が
黒々と染みを作る。


逃げなくては。

眠りの国に。

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