春になると嫌なのは、花粉症と日の丸君が代問題である。 毎年、卒業式で歌うの歌わないのでもめるのは、非常にばかげてる。 法的根拠も無いのに押し付けて意地になる文部省も 大人げないが、それに執拗に反発する日教組、および、 左派の方々は、もっと大人げない。
自殺者を出すに至っては、もう本末転倒である。 我々のために象徴があるのであって、決して象徴たる 国歌のために我々が存在してる訳じゃないことを 文部省、日教組とも理解すべきである。
一番の問題点は、法律で国歌を制定してないことである。 こんなばかげた騒動が続く諸悪の根元は、すべてそこにある。
君が代が民主国家たる日本国歌にそぐわないという 意見もあろうが、それは間違っている。 日本は、天皇に権力こそ無いが、未だに立憲君主国家である。 それは、日本国憲法に規定されてる内容である。
また、天皇を象徴として、実権を他の誰かがにぎるのは、 太古から続く日本の伝統的な国家形態である。 いずれの時代においても天皇が、実権を握ってる時代は、 ほんの僅かな期間であり、大部分の時代は、象徴として 掲げられてるだけである。
君が代は、立憲君主制および、象徴天皇制のとる国の 国歌として、問題のある内容がどこにあるだろう。
それに戦争を知らない我々にとって、 君が代はオリンピックで日本が金を取った時に 流れる曲であり、感動の曲の一つである。 君が代を聞いて浮かぶのは、山下の金であり、 スキージャンプチームの金である。
大体、それに反対してる人たちだって、戦争を知らない 人たちである。君が代、即、戦争、絶対王政と短絡させるのは、 おかしいし、私には、共産主義者の反資本主義の スローガンにしか思えない。
さて、本題であるが、では、実際に君が代を 国歌として、制定できるのだろうか。 逆に言えば、何故、今まで君が代を国歌にしなかったのだろう。
実は、日本国民の誰も国歌にふさわしいとは、思ってないからじゃないのか!!
ちなみにこれは、詩の内容についてではない。 曲についてである。おごそかなのはいいが、暗い曲調で あまり意気発揚とさせるものではない。 大体、どの国の国歌も気分を盛り上げるのが、普通である。
暗く厳かなのが日本人だって?冗談じゃない、 高度経済成長を支えて来たのは、24時間働くビジネスマンである。 (そう言った意味では、リゲインのテーマこそ日本国歌?) つらくとも希望を捨てず、地道な努力を積み重ねるのが、 日本人である。
そのイメージに合う曲としては、あの世界に誇れる名曲 スキヤキソング、「上を向いて歩こう」。 もう、これっきゃない。
アレンジもしやすいし、世界的にも有名。 しかも、日本の情緒にあった意気発揚がある。 この歌の中には、日本の原風景が描かれてて、 日本を象徴する歌としては、最適だと思うのだけど、 如何なものでしょう。