レイクタホ旅行 99年8月


8/17-8/20日は車でLake Tahoeへ旅行をした。 Lake Tahoe(レイクタホ)はサンノゼ市から車で約4時間の距離だ。 California州とお隣のNevada州にまたがる一周約115kmの大きな湖である。 Lake Tahoeは山脈の隆起の合間にできた湖らしい。そのため標高が 高く、湖の水面の標高は約1900mである。冬には雪が降り、1960年冬季 オリンピックも開催されたSquaw Valleyなど有名なスキー場が多くある。 また夏は、海水浴、ウオータースポーツ、ハイキング、乗馬などが楽しめる 年間通じてのリゾート地だ。そのため湖周辺は別荘が多い。 関東ならば白樺湖あたりが同じような環境ではなかろうか。

今回の旅行もあらかじめインターネットでの情報収集から始まった。 宿は貸し別荘でジャクジーがあるタイプを探す。家族全員、肩まで 入れる風呂に飢えているのだ。昨年のヨセミテと同じ パターンだ。またTahoe周辺の見所、遊び所もインターネットでチェック。 また、Nevada州にも入るのでカジノも公認だ。夜、子供たちが寝てから の計画も頭の隅に入れておく。(実行できなかったが。。) 結局湖の北側の貸し別荘に2泊。南側に1泊の計画になった。

たかが3泊されど3泊。荷物はいつもどんどん増えていく。 出発前日の夜は荷作りで忙しい。炊飯器、なおちゃんの自転車、着替え、食料など山のように 積んで出発。約4時間で湖の東側のビーチについた。ここで初めてタホの湖水を見た。 大変澄んでいて、水面下の石ころがとてもきれいに見える。資料によれば水面下 75 feet(約25m)の物が見える時もあるらしい。抜群の透明度だ。澄んだ空気と合わせて 大自然を満喫だ。

素晴らしく澄んでいるLake Tahoe

この夜は貸し別荘のジャクジーで仕上げ。なおちゃんは夜自宅に帰りたくなり、玄関の 方向へ手を引っ張っていたが何とか落ち着いて眠りにつく。なおちゃんままお疲れさん。 貸し別荘もインターネットで見つけた。 泊まったのはまさしくこの部屋だ。

別荘の主(なおにいちゃん)

翌日はSquaw Valleyスキー場へ向かう。 ここのゴンドラに乗り標高8200feet(約2500m)へ。 ここにはアイススケート場、プール、ジャクジーなどあり、夏でも十分楽しめる。 なおちゃん、なおにいちゃんも嬉々として着替えプールの方へ。二人ともまだ 十分泳げないので、親が付きそってプールへ入る。親は休む暇なし。

ここでは山肌に残る雪を見ながらプールに入れるのだ。なんと贅沢な事か。 ほかにもオリンピックサイズのスケートリンクでスケート、 マウンテンバイクで山頂から下ったり、どれもとてもダイナミックだ。

山頂のプールにて

その後湖畔のドライブを楽しむ。ちょうど子供たちはお昼ねタイムになり、 Lake Tahoeで一番景色の良いと言われるEmerald Bayへ。ここで車を停め、子供たちを 起こして小さな滝を見たり、湖畔に立つVikingholm城までトレールを歩いた。 この城は1929年に立てられたスカンジナビア建築らしい。スケールは小さいが、 独特の形をしている。お菓子の城に見えたのは私だけか?ここのトレール行きは下りで 楽だが帰りは結構きつかった。なおちゃんが抱っこをせがむのをなんとか振り切り 登らせた。登り切ると目の前にある岩山に元気よくよじ登っていくなおちゃんが いた。だまされたのだ、なおちゃんも賢くなったものだ。

Vikingholm城

翌日は貸し別荘をチェックアウトし、湖畔のKings Beach市を散策する。 湖沿いには貸し別荘、貸しボート、自転車屋などが並ぶ。ここのビーチでは ジェットスキーの貸し出し(免許不要)、パラセール(15分で$40)などあり 気軽に楽しめる。我々が海岸で見ている間にも何人かパラセールをしていた。 今度はチャレンジしてみたい。

その後 Ponderosa Ranchという所に向かう。ここは昔の人気テレビ番組Bonanzaのロケ地 だったらしい。 このBonanzaという番組は見た事がないが、カウボーイのおじさんたちが 出てくるロングランの人気番組だったらしい。撮影に使用した建物、馬車などが展示されて いる。私が想像していたよりも客が多く、特に年配の人が多い。この番組の人気の高さを感じる。 なおちゃんままと水戸黄門のアメリカ版だと決め付けてしまった。失礼! なおここには米国の初期の乗用車がかなり展示してあり、これも必見だ。

Mr. 水戸黄門?

その後時間が少々あるのでVirginia Cityという町に向かった。ここはゴールドラッシュの頃 金銀の鉱山で栄えた町である。今は当時鉱山で利用されていた蒸気機関車が観光用に 走っているぐらいの観光都市だ。ここで鉱山の跡地を見ると共にホテルなど金で沸いた当時の 繁栄を物語る街並みを楽しんできた。このネバダ州にはゴールドラッシュの後廃虚になった 町が300以上あるらしい。このVirginia Cityは観光都市になりゴーストタウンを 免れたのだろう。アメリカの歴史の興味深い一ページが観れた。この日も別荘に戻り ジャクジーで仕上げ。

最後の一泊は毎度お気に入りの Embassy Suitesだ。この ホテルには、室内温水プール、ジャクジー、食べ放題の朝食が付いており 我が家族のお気に入りだ。またこの隣の Harrah's ホテルはネバダ州になり、立派なカジノが 付いている。このホテルは子供用のゲームセンターも充実しており、 大人のみならず子供たちも安全に楽しく遊べる。

チェックイン後即温水プール、ジャクジー三昧。夕食は ルームサービスでピザとステーキを注文。部屋に運んでもらった時チップを渡すのを 忘れてしまった。相手も何も期待する様子もなく帰ったのであっけなかった。 夜は隣のネバダ州のホテルのゲームセンターで子供たちを遊ばせる。なおちゃんが 好きなのはコインを入れてボタンを押すと画面がピカピカ変化して 図柄がそろうと景品交換チケットが出てくるタイプだ。あっと言う間に数十ドル使って しまった。なおにいちゃんは実は本物のスロットマシーンが気に入ってしまい、 しきりに早く大人になりたいを連呼していた。

この夜は疲れて寝る。大人のカジノタイムはまた今度。 翌日帰路に就く前に Heavenlyスキー場に向かった。ここも ゴンドラが夏季でも営業している。ゴンドラで山頂までいきトレールを約一時間 散策した。途中で食べたおにぎりはとてもおいしかった。 その後帰路に着く。途中Sacramento市の公園でトイレ休憩。実はここの公園にポニーライドが ある。トイレのあと$2でポニーに乗ってしまった。なんと贅沢なトイレ休憩か。 その後、新しい道を探検しながら戻ったが、途中迷子になってしまった。 無事に戻れたが日本の農道のような道を走っていた時は大変心細かった。なお兄ちゃんも 大変心細かったようだ。 これでおしまい。次は??


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