人口の流入が多く、不動産物件価格、賃貸価格の高騰が 続いていますが、バブルがはじけはじめ、最近家賃が下がり始めたという 朗報も聞きます(2001年1月)。家族持ちの場合は一軒屋を借りる方が多いです。 もちろん会社からのサポート無しでは無理でしょう。 現在San Jose市の西側、Cupertino市は日本人が多く、治安が良い地域で 平均的な一軒屋の賃貸は1ヶ月2500-3500ドル程度です。 個人間での賃貸のケースが多いので値段も大家さんしだい。 うまくいけば格安、悪ければ毎年値上げという話もあります。
不動産に関しては以下のホームページで詳しく紹介しています。 ご参考にしてください。
http://home.earthlink.net/~sasaki/dryfus.html
シリコンバレーの日系の不動産屋さんです。
2001年7月情報。バブルがはじけ、特にアパートの家賃が下がっています。バブル期に見こんだアパートが最近
完成しており、これらの新築物件は条件がどんどん良くなっています。
2005年1月追加。景気は低迷しているものの不動産の価格は上昇しています。昨年度より平均で15%売買物件の価格が上昇したそうです。
賃貸の物件に関しては2001年よりは安くなっていると思います。
車は生活必需品です。だんなの通勤用に1台、奥様の買い物、学校の送り迎えに 1台必要です。日本車の新車の値段は日本と同じ程度です。こちらでは中古車の 需要も高く(高校生から制限付きながら運転できる)5年落ちの中古でも新車の 半額程度、場合によっては高いかもしれません。
信頼を第一に日本車を選ぶ人、日本に比べて安いのでBMWや、Benzを選ぶ人も多い
です。お子さんがいる場合はミニバンが1台あると良いです。遠出や子供の友達を
乗せたり、またまた家具など大きな買い物の時も便利です。またスキーに行く事も
考えると四輪駆動車もあると便利です。4時間程度でLake Tahoeへスキーをしに
行けます。四輪駆動だとチェーンが不要なので安心です。
http://www.kbb.com
新車、中古車の値段の紹介など、車の売買の時の参考書です。 最初zipcode入力を求められますので95014(Cupertino市あたり)を
利用してください。
2005年1月追加。ガソリン価格の高騰に伴いハイブリッド車(電気、ガソリン両用)の需要が急速に高まっています。トヨタのPriusが売れ
ています。
今年は米国メーカーもハイブリッド車を投入してきます。通常より$4000-$5000程度高いそうです。
こちらでは電源は120V 60ヘルツです。日本は100V 50または60ヘルツです。 このため家電製品はこちらでは使用できません。たまたま動いていても危険です。
日本で愛用している家電製品をこちらで使いたい場合は日本で変圧器を 購入してこちらに持ってきます。120Vの入力を100V出力にする変圧器 (トランス)です。デパートなどで旅行グッヅを扱う店、秋葉原の 電気屋さんにあります。買う場合は容量に注意。つなぐ物の容量よりも 大きい容量を選びましょう。1000W-1500W程度の物が一般的です。
家では扇風機や、電子ピアノなどを日本から持参しました。
電話の問い合わせがありました。日本の電話も動くらしいと聞いたことがあります。でも電話は 安いのでこちらでの購入をお勧めします。FAX付き電話でも$70程度、コードレス電話留守電付きも $50程度からあります。
こちらでも炊飯ジャー、電子ポット、電子レンジなどは安価に入手できます。 炊飯ジャーはNational(松下)製で$100程度であります。ただし日本の炊飯ジャーのように マイコン内臓でタイマーあり、各種モードがあるような機種はありません。 単機能品です。我が家ではこちらで購入しました。
日本製のパソコンはそのまま持ちこんで使いたいですね。電源が 100から120Vになるのでその点のみ注意しましょう。ノートパソコンの
ほとんどのACアダプターは120Vに対応していると思います。ここで問題に なるのが保証、修理です。東芝のノートパソコンは全世界対応の保証書が
あります。このようなメーカーを選ぶと安心です。 周辺機器に関してはメーカーに問い合わせてみるしかないと思います。
私はエプソン製のプリンター、ソニー製のモニターを日本で購入して持参。 こちらで120Vで使っています。どこにも保証するとは書いてありませんが
同じ外見の品物がアメリカでも売っているので大丈夫かなと思って使っています。
すべて自己責任であることをお忘れなく。なお日本のソフトウエアは紀伊国屋
で入手できます。ほかにも通信販売でも入手可能です。
2005年1月追加。電子レンジは$39から、オーブントースターは$14からありました。日本から持参しなくても良いと思います。食器洗い機
は
ほとんどの家に備わっています。一軒屋、アパートとも。
シリコンバレーにはポピュラーな日本食材店が3店あります。少々高いですがさしみ からカップメン、ポッキーなどほとんどの物が入手できます。正月にはおせち料理 も販売します。また中華系、韓国系のスーパーも多くこちらでも日本食を 扱っています。こちらのほうが値段が安かったりして重宝します。 キムチー、中華の惣菜など美味しいです。
http://www.mitsuwa.com
Mitsuwa Marketplace, 日本食材チェーン店です。元ヤオハンでした。 このSan
Jose店は大きく紀伊国屋もあり便利です。
あと日本の食材を宅配してくれる業者もいくつかあります。近所の友達と 共同で購入します。
2005年1月追加。 食材店を2店追加。
- Nijiya Marketplace (http://www.nijiya.com)
- Imahara Produce (19725 Stevens Creek Bl, Cupertino, CA 95014)
学校についてはなおちゃんの養育でも述べていますが住居がある学区の 学校へ編入します。なお、住所と学区の境目が一致しないので注意が必要です。 San Jose市でもCupertinoの学区に入ったりします。これは最寄の学校、もしくは 教育委員会に問い合わせて見る必要があります。Cupertino学区は特別シなステムがあります。 ここでは英語を母国語とせず英語が話せない生徒のみを集めた特別クラスを編成します。 ここで英語の勉強をして年に数回有る通常クラスへの編入試験を受けます。合格レベルに 達すると通常クラスへ移ります。学年にもよりますが1年から3年程度で通常クラスに 編入できます。このシステムの良いところはこのクラスに入ると必ず日本人がいるでしょう。 ゆえに日本人の友達がすぐでき、学校でのカルチャーショックが少ないです。 そのかわり英語の体得はあまり早くないです。
Cupertino学区以外では通常クラスに編入し、週に数時間英語の特別な授業を受ける 以外は通常クラスの現地人の友達に助けられながら頑張ります。この場合 英語の体得はかなり早いです。ただその分カルチャーショックも大きいのでお子さんの 性格に合わせて選ぶのが良いと思います。
さて日本語の学校ですが、文部省がバックアップしている日本人補習校があります。 これは週一回土曜日に授業が行われます。3年生以下は午前中、4年生以上は4時までで 国語、算数、理化、社会など日本の教科書を用いて勉強します。中学生のクラスも あります。これ以外に平日の午後、現地校が終わったあと教えてくれる学校もいくつか あります。こちらの学校は塾のようなもので文部省は関係ないようです。
アメリカでは子供に予防接種記録帳(Immunization Record)を作ります。これが ないと学校に編入できません。母子手帳を持参してこちらの日系の主治医で 予防接種記録手帳を作成して日本での接種記録を転記してもらいます。 日本で母子手帳を英訳して持ってくるのも手でしょう。
日系の内科医、歯科医、小児科医もいますので言葉の問題もなんとかなります。 有名な総合病院としてはStanford Childrens Hospitalがあります。 昨年心臓病を患っていたあかりちゃんが日本から治療を受けに来ました。 知的障害の綿密な診断もここで行えます。診断には保険がきかないかも知れません。
こちらでは国民保険というものがありません。個人で保険会社に加入します。 保険会社、カバーする内容によっては使える医者、診療所に制限があったりします ので注意が必要です。
シリコンバレーの気候は年間を通じて日本より温暖で過ごしやすいです。(ここでの日本は 関東地区の気候を指します)日本より乾燥しています。日本と一番違うのは日差しの強さです。 強烈です。夏の気温はそう高くないのですが日差しが強いのでかなり暑く感じます。 しかし日陰に入ると風が肌寒く感じる事が多く日差しの強さを物語っています。 一般の家でエアコンを備え付けている家庭は少なく熱帯夜のようなも夜もあまりありません。 湿気も少なく、夏は過ごしやすい事がわかってもらえると思います。ただ、昨年は7日間程度 扇風機がないと寝つけない夜がありました。昨年は猛暑で、40℃を超える日もあり このような日の夜は扇風機が必要でした。アパートの最上階に住んでいる場合は屋根からの 熱がこもるのでもっと暑かったらしいです。アパートの最上階はなるべく避けましょう。 4月-10月ごろはほとんど雨は降りません。
11-3月の期間は雨季になりますが、梅雨のように毎日が雨というわけではなく 数日間雨、時々曇りが周期的に訪れます。この地区は雨の対策が大変遅れており 雨による道路の冠水も良く見かけます。家の近くの小川とでも呼ぶのでしょうか、 土手を土嚢で固めています。気温も日本ほど低くなりません。夜一番冷え込んで零度です。 日中は50-60(F)です。
雪は降りません。チラッと見たという人がいる程度です。
私は日本でひどい花粉症でしたがこちらでは症状が多少軽いです。人にもよりますが 軽くなる発病時期が違うなど聞きます。
家賃を除けば生活費は安いと思います。特に食料品はかなり安いです。 (日系食材店を除く)しかし最近電気代の異常な高騰もあり、この先ちょっと心配です。 また日本と違って車の維持費も無視できません。なんせ走行距離が多いのでその分 オイル交換、定期点検は頻繁になります。車検はないのですが、2台ある家庭では 2台分の任意保険が必要になります。
アメリカで収入がある人は大小にかかわらず全員確定申告します。日本のサラリーマンの ように会社が源泉徴集しておわりという事にはなりません。毎年各個人が書類を作成して 確定申告をします。この関係上税務処理ソフトウエアは大変ポピュラーです。 パソコンの利用目的で税務処理は上位に入ります。
シリコンバレー地区では高速インタネット接続は大手のAT&TとPACIFIC BELL社が 提供しています。AT&T社はケーブブルモデム、PACIFIC BELL社はDSLを提供しています。 AT&Tは月々$40程度、設置費用、モデムなど無料です。PACIFIC BELL社は 月々$40程度、設置費用、モデムは無料、アナログ回線使用料も含みますが 1年契約が必要です。1年契約がいやな場合は毎月$50で契約できます。 PACIFIC BELL社は384kbpsダウンロード保証だと思います。実際はかなり早いです。
いずれもサービス地域が決まっており、順次拡大していますが入居時は
確認すると良いでしょう。ハイテクシリコンバレーでもサービスがない地域が
あるのです。
2005年1月追加。ケーブル会社のAT&T社は社名がComcastに変わりました。 ( http://www.comcast.com )
PACIFIC BELL社は
SBCに変りました。 ( http://www.sbc.com )
生活費の一部を紹介。ガス代は夏は$40程度だったような気がする。家の暖房がガス。
2005年1月の情報を反映します。
電話(SBC) | $60/month | $20が市内電話(固定)、$40がDSL(インターネット) DSLは1年契約すると$27.95-$30程度になる。 |
国際電話(Airnext) | $10-$30/ month | 日本へ1分13セント よく利用する家族は$100を超える。 |
水(San Jose) | $60-$80/ 2 month | 飲み水にはあまり適さない |
電気(PG &E) | $50-60/ month | 高くはないがかなり政府が補填している |
ガス(PG &E) | $250 / month (2004/12月) | 冬場はやたら高い |
ごみ(San Jose Recycle) | $32.50位 / 2 month | 週一回 |
新聞(SJ Mercury News) | $45.31 / 14 weeks | 宣伝の量がすごい。紙面で50%を超える時も。 |
携帯電話(Verizon Wireless) | $30 / month | 1台、合計300分、2年契約。長期契約がいやな人は プリペイドの携帯電話も便利。契約時の審査が少ない、もしくはないといったメリットもある。 |
ケーブルテレビ(Comcast) | $45 / month | CNN,ESPN,DISNEYなど含む。サービスが悪く値段が高くて有名。衛星テレビに変更するのも手。(DirectTV
等) |
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