8/17から8/19までの2泊3日でヨセミテ国立公園に行った。 ヨセミテは車でサンノゼから約400km位で4時間程度で行ける。ヨセミテ は約五百万年前のシエラネバダ地形の隆起、メルセド川の侵食、さらに氷河期後 解けた氷河による侵食が作り出した大自然の姿である。
観光地として開発は1920代ごろから始まり、公園内に舗装された 道路があり、これを利用して名所巡りをする。車での移動が前提 になっており、これも広いアメリカならばではの事だ。 サンノゼを10時頃出発した。日本からお盆休みを利用して私の両親と 家内の母親が来ており、我々4人家族と合わせて総勢7人でミニバンを 満席にしての出発だ。宿泊先はヨセミテ公園内の貸し別荘。台所、ジャクシー、 テレビ、ビデオ、玉突き台もある豪華な別荘だ。
途中買い物、川遊び、ヨセミテ見学などしたので宿には到着したのは 夕方5時に近かった。その時思いがけないお迎えがあった。しか2ひきだった。 ヨセミテ公園は東京都の1.5倍の広さもあり、大自然がそのまま保存されている。 そのため野生の動物に遭遇する事も多い。 入園時には熊に注意するようパンフレットをもらった。 車の中に食べ物を残しておくと熊がにおいを嗅ぎ付けてドアを 強靭なつめで破り車をめちゃくちゃにするらしい。 実はその翌日別荘のわきを歩いている小熊を見たのだ。野生の熊は初めてだった。 おっかなびっくりで写真に納めた。 別荘到着後すぐベランダにあるジャクジに入るなおちゃんぱぱとなおちゃん。 San Diego旅行でも同じような写真が。。
ヨセミテ公園の観光ポイントはYosemite ValleyというU字谷の地域に集中しており 車を利用して日帰りでも大自然を堪能できる。この場合は公園内を車で 移動する。一方、ヨセミテ公園内にはtrail(トレール、散策路)と呼ばれるハイキング コースが数多くあり、1時間のコースから標高差1500メートル以上の 8時間超のコースなど初心者からベテラン向けのtrailがある。アメリカでは大自然を trailで堪能するtrail族 (?)が多くいる。彼らは公園内のキャンピング場にテントや、キャンピングカーで連泊する のだろう。我々は子ども、親をつれているのであまり無理はできないので往復30分程度 のtrailコースを選んでいくつポイントを巡った。 この雄大な景色を言葉で表現するのは難しい。画像で紹介する。
そのほかにもGlacier Pointなどの絶景ポイントを巡るが、 車で移動、絶景ポイントで散策、写真撮影、車に戻り次のポイントへ移動と いう繰り返しになり子供たちにはちょっと苦痛だった。 親には二度とないチャンスでもあったので子供優先という訳にもいかず、肩車をしてあげたり 別荘に帰ったらジャクジ、玉突き台で気分転換をしてもらった。なおちゃんも玉を穴に手で 入れて遊んでいた。
なおちゃんは夜寝る前になると自宅に帰りたくなり自分の靴を見つけて 靴下をはこうとして玄関へのドアの前で泣いていた。いつも見ているビデオが見れないから だろう。言葉で表現ができずに泣いているのだった。いじらしくかわいそうだった。
山奥の別荘で、周囲に光源がないので夜空も絶景だった。本当に星の絨毯を 見た気がした。部屋で横になり窓から2晩とも夜空を眺めていた。
帰り道は渋滞はなく、順調だった。行き帰り、公園内の移動 を一人で走破。走行距離約1500km、結構タフだった。 次回はちょっと長めのtrailに挑戦して見たい。子供たちも楽しめると良いな。