MURMURING MAA
まあの気まぐれエッセイ
気まぐれな私まあの日常をつらつらと書き連ねてみました。
W 関西外国語大学の外大祭
学園祭シーズン到来です。思い起こせば一回生の頃、実行委員になって友達や先輩とたくさん知り合うことができました。本当に忙しくって嫌になることもあったけど、最後はやっぱり完成と成功で感動で胸がいっぱいになりました。
そんなわたしも、とうとう4回生。不景気の中の就職活動がはじまって、結局のところは自分が一番なにをやりたいのか分からなくなってしまい、活動を一旦中止してしまいました。なんか一回生の頃のパワーが、計り知れないものだったなぁって思っています。最近、わたしが登録している学生中心のメーリングリストでも将来への不安とかばかりで、自分だけじゃなくってみんな悩んだり考えたりしてるのを、少し客観的に見ている自分が嫌な大人になったような気分です。どうして自分の事としても捉えられないのか不思議に思ったりしてぼんやりしています。
が、しかーし、そんなのじゃだめです。分かってるんだったら、やっぱり実行しなければ!!! 今年も学祭はしゃぎます!なんてったて、最後だし!うちの大学にはあのハイローズがやってくるのです。(チケットとれなかった・・・。ノリ行くんでしょ?いいなぁ・・・。)ま、コンサートでは、はしゃげないけど、「ごんぶと」というお店を、ノリとあっこちゃんとわたしが中心になって展開します。
そりゃぁもう、いまから楽しみです。この学祭の時期になると付き合いやらなんやらで、模擬店の前を通るたびにいろんな物を買ってしまい、体重が増えてしまうんだけど、今年は食べて飲んで、そして働いてはしゃいで!にゃっはっはっはっは♪
外大祭のオプショナル写真集(11月3日撮影)
Oct.24, 1998
V ローテックス
国際ロータリー青少年交換プログラムの、ローテックスという派遣学生のOBの集まりに参加しています。私は、92年から93年までテネシー州に一年間留学してました。だいぶん昔の話です。派遣してもらったのは福岡のロータリーなのですが、こちらに下宿しているので大阪のローテックスに入って活動しているわけです。
8月には新旧入れ替わりで、インバウンドがみんな帰国して、また新しいインバウンド達がやってきました。去年のインバウンド達はかなり個性の強い子達でいろいろ問題も起こしてくれたし思い出もたくさん残してくれました。みんな今ごろどうしてるかなぁ・・・。
新しくやってきたインバウンド達は最近ちょっとホームシック気味のようです・・・。そして新しく旅立っていったアウトバウンドの子たちもこの時期ホームシックにかかってる子が多いようです。言葉が通じなくて自分の目的や存在に対して不安を感じてしまうのでしょう。私はのほほんとしていたので、ホームシックはなかったけど、今振り返ってみると周りのホストファミリーをはじめ遠い日本からも私のことを応援してくれていた人々のことを思い出します。とってもいい経験をさせて頂いて感謝です。だからこそ、ローテックスでこれから派遣される高校生やインバウンド・アウトバウンドのサポートができればと思います。
7月にローテックスの片山君のおうちで97-98のインバウンドのお別れ会をしたときの写真をリンクさせておきます。これからもスポーツ大会や歴史探訪やいろいろな企画を通して、国際交流の手助けができればと思います。
お別れ会の写真
Sep. 19, 1998
U 23歳の誕生日
今日、9月18日は私の23歳の誕生日。朝から弟からレタックス、妹から花束、そうしていつも私のことを本当の妹のように思っていてくれるマロミちゃんからバースデイカードが届いたりと、最高のお誕生日が始まりました。18日になる時報を聞かせてくれた片山君、どうもありがとう。それから弘史くん電話でたくさん励ましてくれてありがとう。新聞社のUさん、ありがとう。そして、たくさんICQや掲示板でおめでとうを頂きました。本当にみんなありがとう。
夕方から、みこさんの呼びかけで、あっこちゃん、甲斐ちゃん、モリモ、和昭さん、しんちゃん、のりのりが、私の為にたくさんケーキを買って来てくれて、パーティーをしてくれました。2年前の誕生日も、みんながお祝いしてくれたんだよね。もうあっというまに4回生で、みんな就職も段々決まっちゃってバラバラになっちゃうね。とっても寂しい。けれどもみんなと出会ってから、アリウープをがんばったり、クラブをがんばったり、本当にいろんなバカな話もたくさんして、思い出がいっぱい!!! 一生忘れません。今日はよくケーキやらアイスクリームやら甘いものたくさん食べて、とっても楽しかった。みんな離れ離れになっても、ずーっと友達で、本当に大切にしていきたい人達です。
明日は妹、ともさんの19歳のお誕生日。彼女が産まれたときのこと、すっごくよく覚えています。4歳のバースデイパーティーをしてもらった後、お母さんといっしょにお風呂に入って、大きなお腹に耳をあてて赤ちゃんの音を聞きました。そうして次の日、森山家にまた家族が一人増えました。とってもうれしかったです。
そうして今年もまた誕生日を迎えて、私たちはまた少しだけ大人になりました。こんなに幸せな誕生日を迎えることができて、お父さん、お母さん、本当にどうもありがとう。もうすぐ社会人になる(?)私を、これからもどうか暖かく見守っていてください。
Sep. 18, 1998
T まずはポポロンのお話
わたしを差し置いて、みんなの人気者になってしまったポポロン。近頃ではすっかり大きくなりまして、もうすぐ1歳を迎えようとしています。「ポポロン!」と呼ぶと必ず「ミャー」と、ツーカーな仲で毎日楽しく過ごしています。
ポポロンにはおかしな癖があります。餌といっしょに出した水は絶対口にせず、なぜか洗面台の蛇口から出てくる水しか飲みません。ちょっとでも浴室のドアを開けるとものすごい勢いで走ってきて、それから蛇口の近くに這い上がってジーッと私を見つめるのです。ネコはあまりイヌほど水を飲まないと聞いていたのですが、ポポロンは恐ろしく飲みます。しゃっくりが出るまで飲みます。
それから、最近みんなはかわいがってくれるし、お土産に缶詰のキャットフードをもってきてくれるので、ナマイキにもドライフードをなかなか食べてくれません。缶詰の音にはかなり敏感で、私が料理で缶詰を開ける音にまで反応して「ミャオン!」といってかけよってきます。缶詰のキャットフードは数回に分けて与えるため冷蔵庫にしまっています。しばらくしてお腹が空くと、勝手に冷蔵庫を開けて私に「さっきの缶詰また頂戴!」というように「ムニャームニャー」と訴えてくるのです・・・。
話はちょっと飛んじゃうけど、谷崎潤一郎『猫と庄造と二人のおんな』という小説があります。人間が猫の為にダメなやつになってしまうという、諷刺的なお話です。ポポロンがどんなにいたずらしようと許してしまう私もその小説の主人公と同じく、溺愛しすぎた親ばかならぬネコばかなのかもしれません。
Sep. 15, 1998