「ミケの血液検査」 ’00年7月18日
ミケです。
この夏で16歳になるおばあさん猫です。
イネが急死したこともあって、外に出て遊ぶミケとトラミには白血病の予防注射をしてもらうことにしました。
この予防薬はごく最近に開発されたばかりのものなのだそうです。
まず血液検査をしてもらって、潜在的な白血病のキャリアであるかどうかを調べてもらわなければなりません。
白血病にかかっていても、発症しない場合もあるのだそうです。
ミケはもう採血は済ませて検査中だったのですが、今日はトラミを病院に連れて行って採血をしてもらいました。
ミケは採血の時にはひどく怒って天野さんをさんざんてこずらせたのですが、トラミは意外なほどにおとなしくて注射器の針が刺さってもじっとしていました。
それでも、やはり注射されるのは嫌らしくて、注射が済むとすぐにカゴの中に逃げ込んでしまいました。
検査の結果、ミケもトラミも猫エイズや白血病にはかかっていないことがはっきりしました。
ミケはそのほかにも血液に関する色々な検査をしてもらったのですが、赤血球や白血球、ヘモグロビンの量などは標準値の範囲内で、年齢のわりには良い値とのことでした。
ただ、尿素窒素の値が上限ぎりぎりであることや、クレアチニンの値がオーバーしていることから腎臓の機能が少し弱まっているとのことでした。
ミケの場合は、少し食べものに注意しなければならないようなのです。