「しし丸たちの品定め」 ’00年11月28日
ユキです。
今日、夕飯の時に見ていましたら、しし丸もユキもみんなシッポを巻き込んで食べていました。
いつも食べているのとおなじ缶詰だったのですが。
ちょっとうれしかったですね。
それで感動を分け合おうと思って、妻にシッポの話をしました。
けれどもクールな妻は、「猫たちがシッポを巻き込んでいるのはお父さんに踏まれないように気をつけているだけよ」と、ひややかに言いました。
「この前もメリーのシッポを踏んだでしょ。メリーが言っていたわよ」と、妻は追い打ちをかけてきました。
たしかに、見ているとしし丸はさんざん食べ散らしたその後で「ザッ、ザッ!」と砂かけをしていました。
コロンと横になったしし丸の腹にさわったらパンパンにふくらんでいました。
ユキのお腹もおなじです。
ぷくぷくとふくれていました。
私が考えているほど猫たちの品定めは単純ではないようです。
ところで、「ノルウエーの森の猫」は読み終えました。
心の底にしっかりと残るものがありました。
実は他の人が書いた猫物の本をもう一冊いっしょに借りてあったのですが、「ノルウエーの森の猫」の印象が強すぎてそちらの本は読むことができませんでした。
図書館の本棚で見た時にはおもしろそうだと思ったのですが、パラパラとめくっただけで返してしまいました。
今は、やはり小手鞠るいさんが書いた「それでも元気な私」を読んでいます。
新潮社から出ているこの本も図書館にあったのです。
「ノルウエーの森の猫」のプリン君のその後も読みたいと思っているので、さがしてみようと思っています。