「グルメ・メリー」 ’01年1月30日
メリーがとり肉が大好きなことは前にも書きました。
昨夜の夕食にはピザの配達を頼んだのですが、その時にローストチキンも注文しました。
そのことが分かっていたのか、
メリーもどこかそわそわしていました。
モコやユキはまるで興味が無さそうだったのですが、メリーだけはシッポを振ってウキウキしていました。
ピザの箱をテーブルに置いた時には、メリーもテーブルの端に座って準備万端ととのっていました。
ところが、せっかくローストチキンのおいしそうな所をむしってやってもメリーはあまりうれしそうではありませんでした。
ちょっと口をつけただけで、あまり気に入らないようなのです。
なんだかすごくがっかりしているみたいでした。
そして、今日たまたまFMラジオでカーネル・サーンダース直筆の古いレシピが発見されて大騒ぎになっているというニュースを聞きました。
11種類のスパイスのレシピは極秘事項のために、古ぼけたレシピの紙をめぐって裁判沙汰にまでなっているというのです。
そんなこともあって、今日はケンタッキーフライドチキンを買って来ました。
メリーはガラス戸越しに、車から降りる私をずっと見ていました。
私が部屋に入った時にはすでにテーブルの上で目を大きく開けてケンタッキーの箱をじっと見つめていました。
メリーは久美子と一緒にフライドチキンをたくさん食べました。
久美子は肉をむしる係で、メリーはせっせと食べていました。
うれしそうにシッポの先をずっと振っていました。
お腹がいっぱいになったメリーはこたつの上で寝ていましたが、寝ている間ものどをゴロゴロと鳴らしていました。
とても幸せな気分でいるようでした。