「ココットの回復」 ’01年6月18日
まだココットのお腹はあまり良くなっていません。
病院でもらった薬はまだ飲んでいます。
お腹の調整剤だそうです。
錠剤が2種類あるのですが、片方の黄色の薬は半分ずつなのに白い錠剤は1錠丸ごとでした。
「こんな大きなのをどうやって飲ませればいいのだろう?」と、途方に暮れてしまうような大きさなのです。
しかたないので四つに割って、小さくしたカケラを飲ませようとしたのですが、ココットは怒って逃げようとするのです。
さんざん手こずらせて、やっとのことで薬のカケラを口の中に押し込んだら、口をもぐもぐさせた後でペッと吐き出してしまいました。
ところが、私がなかばあきらめかけて見ていると、ココットはテーブルの上にころがっている白い錠剤のカケラの匂いをクンクンとかいでから、いきなりカリカリと食べはじめました。
驚いたことには、白い錠剤はココットの好物だったようなのです。
そんなこともあるものなのですね。
でも、黄色の錠剤を飲むのはやはり嫌がるので、飲ませるのには苦労します。
逃げ足がすごく早いのです。
どこかに病気を抱えているなんて、とても思えないスピードで走り去るのです。