「ココットはお局様」 ’01年9月7日
今日、ココットは2度目の予防接種を受けました。
「やっと」と言うか、「ようやく」と言うか、そんな感じです。
本来ならば、もっと早くに済ませておかなければいけなかったのです。
でも、ココットがこの家に来たばかりの頃はたびたび腹をこわしたりして、体調が良くなかったのです。
それで、ずっと延期していたのでこんなに遅くなってしまったのです。
けれども、最近は体調も良くて、すごく元気で体つきもふっくらとして来ました。
かなり太ったのではないかと思っていたのですが、動物病院で体重を計ってもらったら2.04kgしかありませんでした。
ほんのちょっとがっかりでした。
ココットの体重はユキの半分しかないのです。
しし丸に比べたら3分の1です。
それなのにココットはユキと対等に張り合っているのです。
しし丸には気迫が勝っています。
きっと、ココットは自分がしし丸よりもずっと小さいことを分かっていないのでしょう。
ところで、思い出してみれば、ココットは6ヶ月になるまでペットショップにいたのです。
「エンゼル」で見たときには、ココットはメインクーンの子猫たちと追いかけっこをして遊んでいたのです。
メインクーンの子猫のほうが大きかったので気にもしなかったのですが、考えてみればメインクーンの子猫はたしか生後2ヶ月でした。
人間だったらココットは小学校の高学年で、メインクーンの子猫は幼稚園の年長クラスくらいではないでしょうか。
たとえ幼稚園児の体重が倍くらいあったとしても、これはやはり小学生のほうが勝つと思いますね。
ほかの子猫たちもみな生後2、3ヶ月でしたからココットだけがずっと年上なのでした。
ですから、きっとココットはけっこう威張っていたのではないかと思います。
まるでエンゼルのお局様(おつぼねさま)みたいなものだったのではないかと思うのです。
気が強くて攻撃的という、ココットの性格の大部分はエンゼルで育まれたのではないかと私は推測しています。