「トラミが好きなこと」 ’01年10月2日
ミケの傷はすっかり良くなりました。
首のしこりが取れて腫れが引いて来るのにしたがって、首に二つの傷跡があるのが分かって来ました。
その傷跡から察すると、ミケは首を噛まれたもののようでした。
腫れがひどかったころには、痛みがあったからなのでしょうがエサも食べずに2階にひっそりと引きこもっていたのです。
ですが、痛みも引いて元気になって来ると、しきりに外に遊びに行きたがるようになりました。
「ニャアー!ニャアー!」と鳴いて、しきりにせがむのですがまだまだ外には出せません。
ミケが引きこもっている間もトラミは外に遊びに行っていました。
今朝も私が玄関を出る時に一緒に家を出たのです。
けれども、トラミはそのまますぐに道路に出たりはしませんでした。
門扉の下にうずくまると、門扉のすき間から顔だけ出して路上の様子をうかがっているのです。
『すごく慎重なんだな!』と驚きながらあたりを見回すと、白茶の猫が通りを横切っているところでした。
以前にもトラミを追い回していたことのある猫でした。
ミケに噛みついたのもこの白茶の猫かも知れません。
そのまま白茶の猫の姿は見えなくなりました。
そこでやっとトラミは道に出ました。
これだけの慎重さがあるからトラミは今までケガもしないでやって来られたのでしょう。
それからトラミは裏の駐車場に行って、地面にゴロゴロところがりました。
この月ぎめ駐車場は鋪装がまったくされていなくて、ジャリがまいてありました。
そのジャリの上でゴロゴロするのがトラミは大好きなのです。
この後、家の中にはいって私の座ぶとんの上でゴロゴロされるのかと思うとあまり良い気持ちはしません。
でも、それはともかく私はもう出かけなければなりません。
今日は久しぶりに天気が良くて、洗濯物が気持ちよく乾きそうでした。
トラミも天気が良いのを喜んでいるようでした。