「ココットのトイレ」 ’01年10月10日
ココットが私の布団にオシッコをしてしまいました。
これまでも座布団や床にオシッコの跡が残っていたことは何度かありました。
でも、それはメリーがしていることと思っていました。
メリーがオシッコをするのには、遊びに連れて行ってもらえなかったことを根にもって嫌がらせをやっているようなところがありました。
ですが、ココットの場合はそんなこみいったものではないように思えました。
それであれこれと考えてみたのですが、気がついてみればうかつなのは私なのでした。
最近のココットは2階にいることが多くなっていました。
1階の居間や廊下、階段などにはいつもユキたちがいたからです。
これまでにもましてユキたちの攻撃は激しくなっていました。
ココットがそばを通ろうとすると、ユキやしし丸はすかさず前足を飛ばして引っかこうとするのです。
時にはモコも一緒になってココットを追い詰めていることもありました。
メリーにしても、理由も分からずにココットを「シャーッ!」と怒ることがありました。
ところで、猫のトイレは居間の奥にあるテレビの横に二つ置いてありました。
二つも置いてありましたが、そこにしかありませんでした。
もう一つが久美子の部屋にありましたが、ドアが閉めてありますから勝手にはいることはできません。
ですから、ココットはオシッコがしたくなってもトイレに行きつくまでに大変な苦労をしなければならなかったのです。
ユキやしし丸の攻撃をかいくぐりながら行かなければならないからです。
ココットがそんなにつらい思いをしていることに私も妻もまったく気づいていませんでした。
それで、私はさっそく猫のトイレを一つココット専用に2階に置きました。
猫砂をいっぱい入れて、ココットには「これはココットだけのトイレだよ」と言いました。
今朝見てみると、トイレには使った跡がありました。
それがココットであることはすぐに分かりました。
どういうわけかココットは砂をかけないでそのままほうっておくからです。