「モコの夜食」 ’01年11月9日
真夜中の12時を過ぎた頃に一心不乱にご飯を食べている者がいました。
モコでした。
ユキに横取りされたか何かでモコは夕飯を食べそこなったようでした。
でも、モコは控えめでおとなしい性格ですから、いくら腹ぺこでもなかなかそうは言えないのです。
けれども、真夜中にもなるとガマンしきれなくなるのでしょう。
久美子のそばに行って、とても気をつかいながら空腹であることを訴えたのでした。
たっぷりと食べたモコはすっかり満足したらしく、カーペットの上でこてんと横になりました。
すぐに寝入ったモコはしばらくは横向きに寝ていました。
やがてモコは次第に上向きになると、後足をめいっぱい広げて腹をむきだしにしました。
どういうわけか、シッポを巻き込んで腹を隠すようにしていました。
それがこの画像なのです。
モコはとても満ち足りた顔でかろやかにイビキを響かせていました。