「クリスマスイブ」 ’01年12月24日
今年もクリスマスイブになりました。
私たち家族は誰もクリスチャンではありません。
ですが、ケーキやローストチキンといったごちそうがテーブルに並べられるのを見ているのは胸がわくわくすることです。
それはモコたちにしてもおなじようです。
そわそわして、ただやたらに歩きまわっています。
しし丸は料理を運んでいる妻の足元にまとわりついてはうるさがられています。
トリ肉が大好きなココットはかすかに聞こえる小さな鼻声でアピールしています。
魚が好きなミケたちのためにメバチマグロの刺身も用意しておきました。
みんなが楽しい夜です。
食事中は大騒ぎになりました。
発砲スチロールの皿などに刺身やトリ肉を取り分けておいたのですが。
「もっといいものがあるんじゃないか」と思うみたいで、しし丸やユキがテーブルに飛び乗って来るのです。
飛び乗った時にはしし丸はさりげなくあらぬ方向を向いているのですが、目の端では久美子のハシの動きを監視していました。
そして、久美子のハシがおいしそうなトリ肉をはさんで空中を移動している時に、さっと前足を伸ばして爪の先でトリ肉を奪い取ったのです。
久美子は怒ってしし丸をテーブルから追い出すのですが、それくらいのことでくじけるしし丸ではありません。
やっと食事が終るころにはみな満腹してぐったりしています。
モコたちはそれぞれ好きな所に行ってぐっすりと寝込んでしまいました。
たとえばモコは上の画像のように短い足を思いきり広げて寝ていました。
来年もこんなクリスマスイブが迎えられますようにと願いました。