「指輪物語」 ’02年2月18日
今年も国家試験を受験するつもりです。
試験は8月の末にありますが、客観的に見れば現在の進行状況ではかなりきびしい状態であると私自身も感じています。
まだ2月の段階なのですが、すでにかなりのあせりをも感じているのです。
それだからこそ、ほかの色々なことに目をうばわれてしまうことがしばしばあります。
たとえば、あるきっかけからDTP(デスクトップパブリッシング)に興味を持ち、関連した本を4冊中央図書館から借りて来て全部読んでしまいました。
実際に自分で本を作ることを前提にして、その方法を調べたのです。
ほとんどの事柄はクリアすることが可能であると思ったのですが、クリアする方法を考えられないのが「挿し絵」でした。
やはり、挿し絵を10枚ほどは欲しいのです。
それも、「銅版画がいいな」などとも考えています。
それ以外のことは、文章を編集したり校正したり、印刷所との対応などはできると思いました。
大量の本の保管方法についても考えましたし、流通ルートを作ることも可能です。
しかし、こんなことを調査している余裕は無いのだと思い返し、受験用のテキストを開いたとたんにやって来たのはメリーでした。
メリーは本の上に寝そべり、のんびりと毛づくろいを始めたのです。
ところで、ハリー・ポッターの本がたくさん読まれているおかげで、「指輪物語」が「ロード オブ ザ リング」という名で映画化されました。
このニュースを聞いて私はとても喜びました。
と言うのも、JRRトールキンが書いたこの物語が私は大好きだったからです。
これはホビット族のフロド・バギンズと魔法使いガンダルフの長篇物語です。
ビルボ・バギンズが指輪を手に入れるまでの物語、「ホビットの冒険」がこの「指輪物語」の前作にあたります。
実は、「指輪物語」は20年ほど前にも一度映画化されたことがあるのです。
でもそれは物語の途中までしか描かれていなくて、それは前編ということのようだったのですが、評判が悪かったらしくて後編は作られなかったのです。
ですが、今回の映画化はかなりしっかりしたもののようです。
「指輪物語」を読み返すことはガマンしているのですが、映画だけはできるだけ早く見たいと思っています。