「モコはひとりぼっち」 ’97年9月20日
モコは久美子の部屋で元気に育っています。 久美子はモコをとてもかわいがっていましたが、モコはいつも一人ぼっちでした。 モコはあまりにも小さすぎたので、ミケやイネに会わせることもできませんでした。 モコはとてもおとなしい子猫でした。 たまに「キュンキュン」と小さな声を出すだけでほとんど鳴くことはありませんでした。 ですから、ミケたちもモコが久美子の部屋にいることにはちっとも気づかないでいました。