「モコのサマーカット」 　　　　　　’９８年７月２３日

　こうして写真を見ても分からないとは思いますが、実はモコは毛玉だらけなのだということを以前にも書きました。
　モコが熟睡しているところを狙っては少しずつ毛玉を切り取ってはいたのですが、そんなことで全滅させられるほどモコの毛玉はヤワではありませんでした。
　筋金入りのガンコ者であるモコの毛玉はますます意固地に凝り固まって、ハサミの刃をもはね返すほどの強者になっていたのです。
　さらにモコ自身も日増しに感覚が鋭くなって来ていて、熟睡していると思ってそっと毛玉に触れようとすると触れたか触れないかという瞬間に、ニョッキリと伸びた前足の爪がすかさず襲いかかって来るのです。
　色々と頭をしぼって努力していたのですが、暑い日が続くとモコもつらそうなので、やっぱり佐藤動物病院でトリミングをしてもらうことにしました。
　佐藤動物病院というのは私の家から車で５分ほどの所にあるこじんまりとした動物病院なのですが、私の家の猫達はみんなこの病院の先生に診てもらっているのです。
　今日、電話で予約をしました。担当は温品（ぬくしな）さんという若い女性で、「３０日の１０時頃に連れて来て下さい。お帰りは夕方になります」ということでした。
　簡単に毛を刈らせるモコではないから、かなり大変なことになりそうです。

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