「姿は変わっても」 ’98年8月03日
31日になるとモコの意識もすっかり元通りになりましたが、やはりメリーには何やらうさん臭い生き物としか見えないようで、モコを見るたびに激しく怒って追い払っていました。
モコはメリーの迫力に圧倒されてすごすごと立ち去るよりほかありません。
どうしてこんなことになってしまったのか分からなくてとまどっているふうでした。
それでも、日がたつにつれてメリーはモコの新しい姿に慣れて来たようでした。
今朝のことですが、メリーとモコは仲良く並んで網戸越しに外を眺めていました。
庭のカリンの木にスズメか何かの小鳥が来ているらしく、小鳥が動くのに合わせて2匹はそろって右を向いたり左を向いたりしていたのです。
モコのみっともない姿は相変わらずですけど、もうメリーがひどく怒ることもなくなったようでした。