「真夜中のパニック騒動」 ’98年10月10日
時計の針が夜中の12時を過ぎた頃、しんと静まりかえった部屋の中でテレビだけが小さな音で最後のニュースを流していました。
私はパソコンの前に座って、「モルジブとダイビングが好き」というホームページを興味深く眺めていました。
すると、突然、テレビの前あたりから「ガタン!ガタガタ、ガタン!」という大きな音が聞こえました。
驚いて振り返ると、イネが私のうしろを駆け抜けるところでした。
そして、イネのシッポに鼻をくっつけるようにして走り抜けたのはメリーでした。
ちょっと遅れて、「なんだか分からないけど俺も逃げよう」といった感じでモコもついて行きました。
それを見て、私はイネとメリーがケンカをしているのかと思いました。
でも、イネとミケが追いかけっこをしていることは時々あるのですが、メリーとイネがそんなことをしているのはまだ一度も見たことがありません。
実際、今もイネとメリーはそろってイスの下に隠れたまま、テレビの方を不安そうに見守っています。
けれども、テレビの周囲にはミケはもちろん、それらしいものは何もいません。
結局、何かが床に落ちて大きな音を立てたために、テレビの上や近くで寝ていた猫達がびっくりして、わけが分からないままに逃げまどったということのようでした。
しかし、しし丸とユキの姿が見えません。
あちらこちら捜した結果、ユキはソファと本箱のすき間の奥にいるところを見つけました。
そして、しし丸はユキよりももっと奥でこちらにお尻を向けたままじっと隠れていたのです。
ユキはすぐに出て来たのですが、しし丸はなかなか出て来ませんでした。
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