「メリーは過保護」 ’98年11月3日
明日は2度目の予防注射に行かなければなりません。
いつも世話をさぼっている私は、あわててユキとしし丸をお風呂に入れました。
お風呂に入れられるとは夢にも思っていなかったしし丸とユキはかんたんにつかまってしまいました。
逃げようともしなかったのです。
でも、風呂場に足を踏み込んだとたんに危機を感じたしし丸は、自由になる両方の後足を振り回して暴れ始めました。
ユキはわりとおとなしいのですが、しし丸の暴れ方はひどいものでした。おまけに大げさに鳴くのです。
洗い終わってから振り返って見ると、しし丸の鳴き声を聞きつけたメリーとモコが心配そうにのぞきこんでいました。
生乾きのままで必死に逃げ出したしし丸は、メリーのお腹に顔を埋めてしきりに何かを訴えているようでした。
そんなしし丸の頭をメリーはやさしくなめてやったのでした。まったく過保護な母親なのです。