「しし丸流高い所の登り方」 ’98年11月23日
台所で猫のご飯を用意していると、ふいに足に飛びついて来る者がいます。
ジーンズのような厚手の生地ならまだいいのですが、薄い生地のズボンだったりすると皮膚に爪の先が深く突き刺さってすごく痛いのです。
ユキなら体重が軽いからまだいいのですが、メリーやモコに飛びつかれたらたまりません。
メリーの体重は3Kg、モコは4Kgもあるのです。
こんな重い体を爪だけで支えようとしているのですから、痛いのも当然でしょう。
最近、よく飛びついて来るのはしし丸です。
しし丸は本だなとか冷蔵庫の上に登りたい時に飛びつくのです。
ミケやイネだったらそんな所はかんたんに登ってしまいますが、しし丸にはまだそれほどのジャンプ力はありません。
ですから、しし丸はそこに立っている人間に飛びつき、足から背中によじ登り、肩の上から本だなの上に跳び移ろうとするのです。
これがしし丸流の高い所への登り方なのですが、登られる方は痛くてたまりません。