「ドアをノックして」 ’98年12月1日
いつものようにワープロをしていました。
真夜中の12時頃でした。
モコはガスストーブの前でぐっすりと寝ています。
猫達が出入りするので、部屋のドアはいつも少し開けてあるのですが。
今夜はなぜかドアが閉まっていたようでした。
ふいにドアの向こうから、シャカシャカとドアをこする音が聞こえて来たのです。
急いで行ってドアを開けると。
そこにはメリーがちょこんと座っていました。
メリーのうしろにはユキとしし丸がそろっていました。
メリー達はドドッと部屋に入って来るなり、夕飯の残り物をあさって食べ始めたのです。