「猫じゃらしの棒」 ’99年1月7日
昨夜も遅い時間に私はEメールのチェックをしていました。
ユキは私のとなりの座布団の上で寝ていました。
しし丸は冷蔵庫の上に置いてある電子レンジの上で寝ていました。
電子レンジの上は以前はイネのお気に入りの場所だったのですが、近頃はしし丸がよく寝ているのです。
もう12時を過ぎていましたが、メリーが猫じゃらしの棒をくわえて部屋に入って来ました。
ふだんはほとんど声を出さないメリーが、しきりに鼻声で「ニャーン、ニャーン」と鳴いています。
猫じゃらしの棒をくわえて来るところがメリーらしいのですが、そうして子供達を呼ぼうとしているのです。
ところが、すぐ近くにいるユキはぐっすりと眠りこんだままでちっとも起きそうなふうがありません。
なおも、しつこいくらいにメリーは鳴き続けました。
とうとう、しし丸が冷蔵庫から降りて来ました。
メリーは大喜びで、しし丸の頭をくしゃくしゃになるまでなめてやっていました。