「今夜もメリーは」 ’99年1月8日
昨夜もメリーは猫じゃらしの棒をくわえてしし丸とユキを呼んでいました。
でも、昨夜は誰も出て来ませんでした。
メリーがいくら呼んでも、この部屋にはメリーのほかには猫は一匹もいなかったのです。
それでもメリーはあきらめきれずにしばらく鳴いていましたが、ついに誰も来ないことがわかるとメリーは「ふん、おもしろくないわ」という顔でふて寝をしてしまいました。
眠くなったので二階に行くと、私のふとんの上にはイネが寝ていました。
枕の上にはモコが丸くなっていますし、ユキは下着入れのかごの中で眠っています。
きっとしし丸もどこかその辺にいるのでしょう。
しかたがないので、私はモコの背中に頭をくっつけて寝たのです。