「しし丸の家出?」 ’99年1月21日
私の家がある町内ではビンやカンの収集日は木曜日になっています。
私の家では毎週空きカンが7、80個も出ますから、収集日には必ずきちんと出さないと大変なことになります。
この町内が回り始めなのか、収集車が来る時間はけっこう早くて9時過ぎには来てしまいます。
それで、今朝も寝ぼけ顔で空きカンのビニール袋とビンを抱えて、家の斜め向かいにある収集場所に持って行きました。
ビンとカンを分けてプラスチックの箱に入れていると、幼稚園の送迎バスがやって来ました。
バスが停まったので、何気なく振り向いて見た私はほんとに驚いてしまいました。
近くの家の奥さんが白い猫を抱いて立っていたのです。
それはチンチラシルバーで、大きさはちょうどしし丸くらいでした。
それで、私が知らないうちにしし丸が家を出て来てしまったのかと思ったのです。
でも、近づいてよくよく見ると、たしかにしし丸によく似ていますが顔はちょっと違っていました。
それに、青い首輪までしています。
こんな目と鼻の先にある家にチンチラがいるとはまったく知りませんでした。
家に帰ってから娘の久美子に聞いたら、その家の幼稚園に行っている女の子がモコやメリーを見てから猫が欲しくてたまらなくなり、お父さんに頼んで飼ってもらうことにしたようでした。