「ふかふかのしし丸」 ’99年2月25日
今日もとても暖かい日でした。
でも、すごく風が強い日でもありました。
ベランダに干した洗濯物が物干し竿の端から端までビュンビュンと行ったり来たりしていました。
家の裏の駐車場では、どこからか飛んで来たトタン板が風にあおられて、バンバンとやかましい音を立てていました。
風が強いので家中のガラス戸は閉めきってありました。
それでも、天気が良いのでガラスを通して日光がたくさん部屋に入って来ます。
ですから、ガラス戸のそばで寝ているしし丸の毛はふかふかでした。
しし丸のお腹に顔を押しつけると、ほかほかと暖かくていい匂いがしました。
目をさましたしし丸は、「何だ?何だ?何をしてるんだよ?」というふうに私を見ました。