目次
「長崎修学旅行を終えて」
訪問販売・電話販売に注意してください
台風接近時等の登下校について
学 校 長 隅 田 政 之
幸いにして全日程を通じて雨模様は爆心地における平和集会時のみで、あとは天候に恵まれ、事故もなく無事修学旅行が終わりました。正直な気持ちホットしています。これまで準備・運営に携わってくれた実行委員をはじめ各係りのみなさんに「ごくろうさまでした」と労をねぎらいたいと思います。本当にご苦労さまでした。そばで見ていて、みなさんの「修学旅行を成功させたい」という気持ちがひしひしと伝わってきました。とても多忙なスケジュールで大変なところもあったと思いますが、是非それらの経験を、これからの生活に活かしてください。
集合解散はできただろうか、細かくひとつひとつのルールがどうであったかと振り返っていけば課題も残りますが、全体を通して全員の力でやり切れたものと考えています。同行していただいた看護婦さんが、暇をもてあますなど(言い換えれば、体調を壊す人がいなかったということです)みなさんの体調はおおむね良好で、とてもよかったと喜んでいます。
また、聞き取り学習については、1時間半余りのお話を集中して聞くことができるか少し心配をしていましたが、それも取り越し苦労に終わりました。それぞれの班で講師の先生の話を熱心に聞くことができたと聞いています。私は7班の生徒諸君と共に奥村先生のお話を聞かせていただきました。一発の原爆投下により、それまで一緒に幸せに暮らしていた8人の家族が、一瞬にしてこの世から消え(死んだのではなく消えた・・・とおっしゃっていました)、心に大きな傷(被爆で負った傷についての質問に対し、体の傷は消えましたが、心の傷は一生消えることはないとおっしゃっていました)を負いながら今日まで過ごしてこられたことについてお話をされました。戦争とは、平和であることの大切さありがたさについて、改めて私自身も考えさせられました。
最後に、講師の先生は「今の平和は突然にできたものではなく、この戦争で亡くなられた何万人もの多くの犠牲の上にできたものと考えています。私はみなさんにお話をし、みなさんと共に平和の大切さを考え、語り継いでいくことが自分の役割であり、亡くなられた方々の供養であると考えています。みなさん、いじめのない世の中、平和な世の中をぜひ作っていってください。」と、言葉を選びながら熱っぽく語られた言葉がとても印象的でした。3年生のみなさん、長崎で感じたことを大切にしていってください。
例年1学期に訪問あるいは電話にて教材・教具の販売勧誘があると連絡を受けています。今回は、本校生徒宛に総合教育研究所という名で次のような電話があり、「大阪府の公立中学校の定期テストの内容が統一されることを知っていますか。文部省から〇〇について〇〇問・・・という具合に・・・。公立高校の内申書にひびくんですよ。高校での格差を無くすために・・・」とか言ってプリント(おそらく教材では?)を勧めるような内容だったそうです。決してそのような事実はありません。言葉巧みに教具や教材を販売しようと進められることがあります。十分に注意をしていただきたいと思います。
また、同時に他の生徒の住所や電話番号を巧みに聞くようなこともありますので、重ねて注意方よろしくお願いいたします。
何か不審なことがございましたら、ご遠慮なく中学校宛お確かめください。
先日5月27日(木)に7時現在で大阪府に暴風警報が発令されました。 本校では1・2年生のみなさんに緊急連絡網を使って解除されるまで待機の旨及び7時35分に暴風警報解除の旨を連絡いたしました。おおむね混乱はなく、スムーズに連絡が伝達されました。ご協力有り難うございました。そこで、今後台風等の接近も考えられますので、改めて標記の件につきまして、ご家庭及び学校等での対応について確認させていただきます。
なお、地震発生時につきましては、安全に十分配慮いただきまして、各ご家庭の判断により登校させて下さい。場合によっては自宅に待機させて下さい。
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