例年のことながら梅雨の狭間の体育祭。心配していた天候も、予行を含めて晴天に恵まれ、事故もなく無事体育祭が終わりました。体育祭実行委員を始め、生徒のみなさんの熱い思いが伝わってきました。ご苦労さまでした。
　また、ご来賓の方々をはじめ、当日応援に来ていただきました保護者の皆様や年長者の皆様方には、平日にもかかわりませずご来場いただき、本当にありがとうございました。紙面をお借りしてお礼申し上げます。
　さて、予行の終わりのあいさつで生徒の皆さんには、次のようなことを言いました。
「残念ながら、今日の体育祭予行練習では、今ひとつ頑張りに欠ける内容だったと思います。・・・・明日の本番では、一人一人の力を結集させ皆さんの心意気を是非示して下さい。とりわけ三年生は最後の体育祭でもあり、一中の顔として全体を引っ張って下さい。」と願いを込めて、あえて苦言を呈しました。
　当日を迎え、天候は少し雲があるぐらいで絶好の体育祭日和。一体どのような頑張りを見せてくれるだろうか？最初の種目から期待を寄せて見ていました。どの種目にも一生懸命やり抜き、自分の持てる力を最大限に発揮していました。各自の席から応援する姿や、実行委員や競技役員の指示に従って動く姿。そこには、真剣でかつ意気込み溢れるものがあり、「やればできるじゃないか。予行での様子が照れくささを見せないため・・・・」などと私なりに考えました。そのせいもあってか、私をはじめ、教職員の飛び入りでの競技参加や、ＰＴＡの方々の参加にも熱が入り少々足にまで熱が入った人も出ました。来賓でこられた方々にも、第一中学校の生徒の心意気が伝わったものと自負しております。
　閉会式では少し足に不自由なところもありましたが、「是非この頑張りを体育祭のみで終わらせることなく、次につないで下さい」と講評いたしました。あれから２週間が過ぎ、授業や生徒会活動・クラス・学年での取り組みに、少なからず良い影響をもたらしていると確信しております。
　学期末も控え、自分なりに評価をするとともに、短期的・中期的な計画を持って、素晴らしい個性を発揮できるよう、自分探しの旅をして欲しいと思います。

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きっと生徒の皆さんの中にも、人知れずコツコツと尽くしている人がいると思い ます。今行っている人は継続して、これから新たに意を決しようとしている人は一歩踏み出しませんか。何もしていないという人も、そんな人が周りにいるということや、陰で支えていただいていることを感じて、自分自身の行動・生活を振り返り、新たな自分を作って下さい。

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