月報12月号(抜粋)

 目次

第51回人権週間 12月4日〜10日
ジェンダー(GENDER)ってなんだろう?
少し嬉しい話
教室にも地域の人々が……
〇生徒会後期役員決定!
○中学生の「税についての作文及び習字」コンクールで、今年も入賞
○卓球部、新チームも好成績

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第51回人権週間 12月4日〜10日

 世界人権宣言が採択されて51周年にあたる12月10日の「人権デー」を最終日とする1週間を「第51回人権週間」と定め基本的人権の尊重・擁護を広く国民に呼びかけ、人権意識の普及高揚を図るものです。
 啓発強調事項として以下のような内容が示されています。

考えよう あなたの人権 私の人権 女性の地位を高めよう
   〜ひろげよう 心と心のネットワーク〜 高齢者を大切にする心を育てよう
子どもの人権を守ろう 外国人差別をなくそう
部落差別をなくそう 障害のある人の完全参加と平等を実現しよう

 第一中学校でも人権デーの12月10日(金)に、2学期に取り組んできた人権に関する学習の発表会を行います。
 1年生は「障害」者を理解し「共に生きるとは?」というテーマで、地域で活動しておられる方々を講師に招いて障害について学びました。その中で自分自身の考えをまとめることに始まり、各クラス別にフイールドワークや体験学習に取り組みました。それぞれの内容を簡単に紹介しますと、町内の作業所を訪ねて見学をしたり、一緒に作業をしたりしました。手話サークルの人達から手話を習ったり、点字サークルの人達から点字を学んだりして視覚障害の方とのコミュニケーションを体験したクラスもあります。また、車イスの介助をしながら校外を歩いたり、アイマスクをして目の不自由な人の生活を体験したりしたところもあります。様々な体験を通して「障害」のある人たちがどのような気持ちで生活をしておられるかを、少しは感じられたのではないでしょうか。この学習を通じて「心と心のネットワークの広がり」を期待しています。
 2年生「部落差別」について学習しました。その方法として机上の学習だけでなく、実際に体を動かし、様々な人との出会いや体験を重視した内容となるように計画しました。人権が大切にされる世の中を目指し、差別の現実に学び考えることをテーマに、クラス毎に近隣の各地域に出かけフイールドワークと聞き取りを行いました。2Aは高槻市2Bは大阪市東淀川区2Dは島本町2C・2Eは茨木市の解放会館等に出かけました。いずれも訪問先では親切・丁寧に応対してくださり、生徒たちもいつも以上に真剣な眼差しで話を聞いたり、体験したりする活動ができました。

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 ジェンダー(GENDER)ってなんだろう?

 人権週間の強調啓発事項の4番目に示されている女性の地位を高めることにつながる言葉です。「あなたは女の子だからピンク」「重いものを持つのは男の子」「女らしい言葉遣いを」等と言われたり、言ったりした経験は誰もが持っているのではないでしょうか。生物学的な性差ではなく、社会や文化がつくりあげた「女らしさ」「男らしさ」をジェンダー(GENDER)といいます。ジェンダーにとらわれて、男女が固定的な役割分担をしたり、不利な扱いを受けて持てる力を十分に発揮できないのでは、平等な社会とはいえません。
これからは、女性も男性もジェンダーにとらわれずに、自分らしく能力や行動、生き方を広げることができるジェンダーフリーな社会を作っていきたいものです。そのためには、家庭や職場・学校・メデイアなど、毎日の生活や人間関係の中に何気なく組み込まれているジェンダーに、私たちがそれぞれの立場から敏感に気づき、見直すことが大切です。

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少し嬉しい話

・今年も秋になると、いつの間にか玄関に菊の鉢植えが並びました。ご近所のHさんがりっぱに育てられた三本仕立てです。Hさんは、時々ひょこっと学校に来られ、水やりの様子をみられたり、花が痛んだら取り替えに来られたりされます。生徒の美術作品とともに並び、学校生活に潤いを与えていただいています。
・お頼みしたわけではないのですが、地域の人が「一中や子どもたちのために」進んで活動されています。感謝の気持ちと同時に、一中をさらに「いい学校」に、地域の人々の誇りとなるような学校にしていかねばと思いました。 ありがたいと思います。

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教室にも地域の人々が……

 単に知識を吸収することだけが学校ではありません。いろいろな考え方や、立場の人がいることを知り、共に協力して生きることの大切さを学ぶのも学校の重要な役割です。
 そのため、一中では人権教育を大切にしていますが、それは教師の力や学校だけでは決してできるものではありません。そのため、最近では「人権フィールドワーク」「障害者問題のフィールドワーク」と称して、地域の多くの人々の協力を得ています。2学期の取り組みでも、
(1年)
全体講演 地域で障害者と関わりの深い方を招いての講演
A組……障害者をもつお母さんのお話を聞き、「竹紙作り」の見学と実習を行いました。
B組……島本町立やまぶき園を見学。施設長さんのお話を聞き、また、実際の作業を体験    させていただきました。
C組……点訳サークル「あしかり」のみなさんの手取り足取りのご指導で、点字を打つ体験をしました。
D組……手話サークル「たけのこ」のみなさんに4回にわたって来ていただき、聴覚障害者    の生活や願いも含め、お話やご指導をいただきました。
E組……島本共働作業所に行き、見学・体験をしました。
(2年)
全体講演やフイールドワーク先で多くの地域の人達の協力をいただきました。

 以上が、11月のフィールドワークの概要ですが、学校の教室の中では学べないことを、地域のみなさんのご協力で生徒たちは体験しています。これらの体験が生徒一人ひとりの心に刻まれ、これからの進路(生き方)の中に生かしていってくれることを願っています。
 フィールドワークの学習の成果は人権の集いで発表します。ご協力いただいた地域のみなさんはもちろん、多くの保護者のみなさんのご参加をお願いします。

人権の集いへのお誘い

12月10日(金) 午後1時30分〜 本校体育館にて
【主な内容】・生徒会……各クラス目標の掲示
          ・1、2年生フィールドワークの報告から
         (ビデオや、歌、劇をまじえて報告します。)

竹紙づくり 手話にチャレンジ

竹紙づくり

手話にチャレンジ

目かくし体験 車いす体験

目かくし体験

車いす体験

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〇生徒会後期役員決定

後期より生徒が主体となる生徒会活動を目指し各委員会学年学級委員会活動本部との連携をより円滑に行うために、本部役員会を19名から10名に減らす規約改正を行い、役員選挙を行いました。その結果次のように選出されました。また、生徒会役員からは11月6日に新しい活動方針も示され、積極的に生徒会活動を行っています。

会      長 ・矢野 達人   副  会  長 ・川谷いずみ
書 記 会 計 ・山田真沙実・熊谷友希      
文化体育担当 ・上原 光司・小林由佳   生活美化担当 ・藪下卓也・ 傍島咲恵
図 書 担 当 ・西川 裕志   保 健 担 当 ・岩田 寛

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○中学生の「税についての作文及び習字」コンクールで、今年も入賞。

<茨木納税貯蓄組合連合会長賞・町長賞>
 3年B 組 川村 有加さん
 2年B 組 奥内 万里絵さん
 ・11月17日(水) 茨木税務署で表彰状、記念品の贈呈が行われました。
 ・おめでとう!

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○卓球部、新チームも好成績

秋季三島地区大会 11/7男子(吹田一中)11/21女子(島本一中))

(団体の部) 女子 第3位…島本2中に肉迫。
団体を組むために必要な6人しか部員がおらず、そのうち4人が今年から
卓球をはじめたばかりというチームですが、熱心に練習にとりくんだ結果、堂々、準決勝まで進出し、第3位となりました。
男子 ベスト8…シード権を獲得、来年春の大阪府選抜大会への出場決定。
たくさんの部員が校内で切磋琢磨。2年生と1年生をあわせて、非常に層の厚いチームができつつあります。今後、さらに好成績が期待されます。
(個人の部) 女子 第3位 青木映里香さん(2B)ベスト16 近藤星美さん(2A)
男子 ベスト8 山口 諒 くん(2E)ベスト16 益池智行くん(2A)
三島地区で、実質、トップクラスの選手に成長しました。

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