パネルディスカッションの様子
5月22日 少年非行問題フォーラム
高槻地区補導連絡会の主催による少年非行問題フォーラムが高槻市立生涯学習センターの多目的ホールで開催されました。
会長挨拶、来賓挨拶に続き、
「大人の知らない子供の世界」 〜中学生の目から見た少年非行〜
というテーマでシンポジウムが行われました。
パネラーとして高槻市立中学校代表9名、島本町立中学校代表として1名が参加し、コーディネーターのもとにパネルディスカッションが行われました。
一中からは校長、生徒指導担当教諭、生徒10人（内パネラー1人）、PTA実行委員5名が参加しました.。
パネルディスカッション
コーディネーターの質問に対し、パネラーが意見を出し合うという形で進行しました。最初は緊張気味だったパネラーもディスカッションの進行に連れて活発な意見が出るようになりました。今年は女子中心のパネラーということで、3年女子（7）2年男子（1）2年女子（1）という内訳でした。
コーディネーターの質問とディスカッションの内容は下記の通りです。（内容・人数などはおおよそです）
質 問 |
ディスカッションの主な内容など |
| 塾 | 勉強のためというより、学校と違う友達関係ができるので楽しい。 （週に3・4日通う人が多く、通っていない人も2人） |
| 休みの日の過ごし方 | 塾の宿題。体を休める。 |
| 茶髪・ピアス | したい人はすればよい。服のようにファッションの一部としてしたい。 |
| 携帯電話 | 特に必要ない。（塾が遅くなるので連絡用に2人使っている） |
| 学級崩壊 | 小学校の時に体験（1人）。音楽などの特定の教科で体験（2人）。 |
| いじめ | 強い人が弱い人をいじめるのを体験（2人）。 |
| 酒・タバコ | 友達が酒を飲んでいるのを見たことがある（2人）。 友達がタバコをすっているのを見たことがある（9人）。 一度タバコをすうとやめられないようだ。タバコでストレスを発散しているようだ。 |
| 暴走族 | 迷惑なだけだ。 |
| 女子から見た男子 | たよりない |
| 男子から見た女子 | しっかりしている |
| 居心地のいい場所 | 自分の部屋、学校、クラブ |
| 頼りがいがある人 | 父母（3）、兄弟（2）、友達（2） |
| 大人 | 意見をおしつける。意見をきいてくれない。わがままで勝手。信頼できない。 |
| なりたい大人 | 他の人の役に立つ人になりたい。 （大変そうなので早くなりたいと思わない。親のようになりたくない。） |
| 将来の目標 | 国際的な立場で仕事がしたい。（他に政治家、警察官、看護婦、音楽家など） |
| 日本という国 | 将来に不安を感じる。豊かさで感覚が麻痺している。 世界に誇る気持ちになれない。 |
| 政治家 | 人のために役に立っていない。国民のことを考えていない。 税金を無駄遣いしている。信頼できない。 |
| 今一番したいこと | ねる。体を休める。特にない。 |
| 少年非行 | 自分に甘えがある。家庭・社会に不満がある。 他人に気づいてほしいという現れ。法律を厳しくしてもよくならない。 |
パネルディスカッションの様子
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