アン・マキャフリイ
Anne McCaffrey
(著者紹介)
アメリカ人女性SF作家。1926年生まれ。
「<パーンの竜騎士@>竜の戦士」 1968 |
「<パーンの竜騎士@>竜の戦士」 DRAGONFLIGHT 1968
船戸牧子訳 カバー・Michael Whelan ハヤカワSF483 ISBN4-15-010483-2
ゴミクズ!
(あらすじ:本書背表紙より)
色とりどりの竜にうちまたがり、竜騎士は惑星パーンの空を駆けめぐる。かれらが迎え撃つは、変則軌道を巡りつつ周期的にパーンに近づく邪悪の星からの侵入者、糸状の胞子生物だ! だが炎を吐いて奮戦するかれらの戦いも今度ばかりは旗色が悪い。平穏な四百年の間に、パーンの人々は竜と竜騎士の役割をもはや忘れ去っていた。竜の住む大巌洞への納税義務をないがしろにされ、竜も竜騎士も衰亡の一途をたどってゆく……そうした時に、糸胞襲来の予兆として竪琴弾きの歌に語られる“赤の星”が出現したのだ!――女流作家が情感豊かに描くヒューゴー賞、ネビュラ賞受賞作。(書評:2000-05-04読了)
最悪。こんな本を面白がっている人は頭がおかしいんじゃないの? でもこれってベストセラーの一つなんだよな…… 私としてはギブアップせずに最後まで読了したのが奇跡に思える。とにかく前半がたるい。後半になってようやく本筋が始まるといった感じ。しかしその後半も「アホぬかせ!」というようなお話である。胞子からパーンを守るという大義名分があるけれど、圧倒的武力をちらつかせてパーンを治めている竜騎士軍団が私はひどく気に入らない。「竜騎士=アメリカ」なわけですわ。もうちょっと頭使おうねといいたくなる。金輪際アン・マキャフリイの著作は読まないでおこう。こんな本ゴミクズ!