エリザベス・ハンド
Elizabeth Hand
(著者紹介)
アメリカ人女性SF作家。1957年、ニューヨーク州生まれ。
「12モンキーズ」 1995 |
「12モンキーズ」 12 MONKEYS 1995
野田昌宏訳 ハヤカワSF1145
金返せ、をもう一度
(あらすじ―本書背表紙より)
21世紀初頭、全世界に蔓延したウイルスにより、人類は死滅寸前にあった。地表をおおいつくした死のウイルスをさけ、密閉された地下都市で生活するわずかに生き残った人々。科学者たちは、ひとりの男に人類が生きのびるための一縷の希望を託して、鍵を握る時代――すべてがはじまった1996年へと送りこんだ。そこで彼がつかんだ巨大な謎……“12モンキーズ”とは? 知られざる兵器か? 秘密の軍隊か? それとも……!?(書評:1998-04-19読了)
テリー・ギリアムの久々の新作なので楽しみにしていたのだが映画館でがっかりしたことをもう一度思い出してしまった。。この小説があの映画のワケワカラン内容を少しでも補足してくれることを期待したがほとんど同じ内容。映画自体は駄作どころか公平に評価すれば良く出来た作品であると思うけどああいったものは私の好みではない。ところで、結局映画を見たほうが手っ取り早いのでノベライゼーションというものを読むのはひょっとしたら時間の無駄かもしれないと思った。ノベライゼーションを読むのは今後できるだけ控えよう。