MORIVER'S SWEETEST DIARY (36) 更新日記 (36)

1月 17日(土) サーバーダウンでは無かった
1月 18日(日) tripod同盟
1月 19日(月) いっそひと思いに……
1月 20日(火) ユングにしてユングにあらずということ
1月 21日(水) 僕と電車
1月 22日(木) 休暇の終わり
1月 23日(金) 必死にネタを探しては見るけれど/で夜逃げ
1月 24日(土) 同盟過去ログ/今日のリンク



1998年1月 24日 (土)  伸び伸びになっていたジヲ同盟過去ログを更新。  その際に、初めてWS_FTPを使ってみる。恥ずかしながらFTPの使い方を今ま で知らなかったのですね。ネットでWS_FTPの使い方のページを見つけて、それ で試してみたのですが。  正直、ファイルアップマネージャーでのアップの方が便利だと思いました。 理由の一つは、今ディレクトリにあるファイル一覧が表示されないことにあり ます。これはGEOやTRIPODだけなのでしょうか。複数アップロードも結構面倒 ですし。この点については慣れな気もしますが。  同盟に関して言えば、magicaspeさんぽこぺんさんが新しく加わり、同盟 も総勢20名に。昨年5月以来の活動で20名というのは多いのか少ないのかよく は分かりません。 ***  現在、ジヲライフ入門という怪しげなホームページ入門の記事を書いていま す。一応体裁は入門案内なんですが、書いているうちに毒気が回り、読んだら 却ってページ作る気が失せるのではと危惧してしまうようなものに。一応ペー ジ制作関連のサイトのリンク集を整備する予定。  その中で特に使えるなと感じたのがここAngel's Link〜天使のりんく〜。  ページ制作関係のリンクがなかなか整備されていて使いやすい。もっとも、 今テレホーダイに入っていない状況なのであまりきちんとリンク先のページを 確認してはいません。テレホ復活は来月7日からの予定。それでも今日は一時 間半以上はネットにつないでいました。 ***  紹介ついでにもうひとつ。Stupied? HTML Tipsというページも面白かったで す。同人系の画像のアップが中心のページのようですが、このコーナーで扱っ ているHTMLでのデザインはなかなか小粋で格好がいい。真似してみようかとふ と思った。 (1/25 0:22)
1998年1月 23日 (金)  夕方にコンビニと本屋に立ち寄ったこと以外、とりたてて記すこと無し。 ***  と言いつつまた必死に何かネタを考える。 ***  「夜逃げ屋本舗」を日本テレビでやっていたのを見る。夜逃げ専門の運送屋 が、大手信販会社の調査部の女性と対決する様をコミカルとシリアスを適度に 合わせたタッチで描いている。1992年の作品。噂でなかなか面白いと聞い ていた。見て、なるほど、と思う。  脚本がうまい。夜逃げ屋という漫画になりそうな題材をぎりぎりのレベルで リアルに描き、なおかつ泥臭くならないようにも配慮している。どこか「ナニ ワ金融道」を彷彿させる部分もあるが、あそこまで唯物的にシニカルという訳 でも無い。  3作目まで作られたと聞く。残りの日本も見たい気がした。 ***  いまいち盛り上がらない。まあ……とりあえずこんなものか。 (1/24 1:36)
1998年1月 22日 (木)  やっとgeocities.comに接続できるようになる。  下の日記の20日以降は全て今日書き始めたものだ。やっと通常のペースにこ れで戻ることになる。正直な所「今日は日記書かなくていいんだ」と思うと気 分が少し楽になっていた。日記を書いた所で「今日も更新できた」と満足して しまい、小説その他の更新をおろそかにしていたのも事実だ。日記なんて本来 適当でいいはずだし、実際、それに近くもあるのだが根がいやらしいせいか、 「ちょっとぐらい面白いこと書こう」などとどこか無い色気を意識してしまい 勝手に疲れてしまっている。臨時のこの休みが終わって、安堵とともに残念さ を感じている。 ***  以下に、DREAM★NETから頂いた今回のトラブルについての返答メールを記す。
www.geocities.com 等、いくつかの com ドメインにおいて、 メールの送受信および Web等の接続ができないという件ですが、 調査の結果、経路上にある exodus.net 下のネットワークで、 1/14にルータの設定が変更されていることを突き止めました。 この変更により上記の問題が発生しているものと考え、 現在 exodosu.net 管理者の対応を待っているところです。 exodosu.netは弊社の管轄下ではありません。 この間、弊社のご会員様をはじめ、この経路地を経由して comドメインにアクセスするインターネットユーザーの方々に ご迷惑をおかけしましたが、先方の対応次第復旧するものと 思いますので、今しばらくお待ちいただけますようお願いいたします。 またご意見、ご質問などございましたらお気軽にご連絡ください。 今後ともドリームネットをよろしくお願いします。 ************************************************** メディアバンク株式会社 ユーザーサポートセンター
 とにかくそういうことらしい。まあ、今後もこういうこともあるでしょうが、 呆れずにどうぞごつきあい願いたいと思います。 (1/23 0:03)
1998年1月 21日 (水)  電車にのっていた。  僕はドアの近くに立っていた。  僕の前には小柄な若い女性がいた。化粧っ気が無いストレートの髪を肩口に そろえている。太めの左手薬指には小さなダイヤらしき石をつけたリングが収 まっていた。彼女は傍らの座席に座る女性に話しかける。  座席の女性の大きく出た額にはニキビがいくつか浮かんでいた。大雑把な顔 つきでやはりノーメイクだった。化粧をすればもっと可愛い顔になるのに、と ふと思った。  座席の女性の前にはもう一人別の女性がいる。僕の左隣にいるので、顔は分 からないが、やはり化粧はほとんどしていない。黒い服を着ている。眉毛だけ は少し描いているようだった。  その3人は友達のようで回りを無視して話し込んでいた。僕は囲まれたよう な格好になり、視線の所在をどこに据えるかで内心少しとまどっていた。徹底 したノーメイクぶりから看護学校の生徒ではないかと見当をつける。沿線に看 護学校があり、電車でそこの生徒を見かけることが多い。  指輪の子が言う。  「そういえば、あれ、ほら……遠山キョウコ、ほっそいよね」  「え、だれだっけ」  座席の子が答えている。  「あれ、ドラマ出てたじゃん。なんだっけ。そうそう。『高校生』」  そりゃ「高校教師」。  心の中で僕は思わずつっこむ。  指輪の子はしきりに『高校生、高校生』と言う。座席の子は怪訝そうな顔を して、なんだっけと答える。僕の左隣に立つ黒服の子は相づちらしきものを打 っている。くどいが顔は見えない。僕はドアガラスの向こうの景色を見ている。  やがて、やっと座席の子は言う。  「それ、『高校教師』じゃない」  そうだ。その通り。なぜかちょっと気分が楽になる。ちょろっと座席の子の 手を見てみるが指輪はなかった。  「あ、そっか、ははは」  指輪の子は言っていた。左隣の子も笑っているようにも見える。  僕は顔を上げて、車内広告を見た。「女性自身」の今週号の特集は、紀宮に ボーイフレンドができたという話題。長男とよく似た、凹凸の少ない目の細い 29歳の彼女が一生懸命笑顔をつくっている。紀宮は学習院時代「ノリピー」と いうニックネームで呼ばれていたと聞く。かなりの漫画アニメマニアであるら しいとも。やはり同人誌などを作ったりしていたのだろうか。噂の相手は、お 花かお茶をやっている人であるらしい。わけもなく、がんばれと内心でつぶや いてもみた。  やがて電車は終点につき、僕も三人の女性も降りた。冬特有の少し赤みがか った空が見えた。 ***  乗り換えて、目的の駅についた時。改札近くのトイレに入った。そこで初め てズボンのチャックが開いていることに気付き慌てた。
1998年1月 20日 (火)  本を三冊買った。  まず「ブッダの夢」という河合隼雄と中澤真一の対談集。  今はかなりおちついたが一時、河合隼雄関係の本はかなりはまって読んだ。 大学の図書館で、彼の書籍を集めて机の上にどんとおいて、時間の許す限り読 みふけった記憶がある。とりあえずそこにあるだけは目を通した。従って、私 はフロイト派よりかはユング派なのかなとも思うが、実はユング派ではなく河 合派であるとも思っている。  この本の中でも河合隼雄は述べているが「ユング・ファンダメンタリスト」 というのが一番やっかいだ。ユングはオカルト的なものにかなり接近した人な ので、そういう分野に興味がる人はユングにかぶれることが多い。夢分析なん かもそう。集団的無意識なんて考えもそう。またタロットのカードの解釈など もユングの考えと共通したものがあるので、そっちからも人は流れ込んでくる。  しかし、ユングの言っていることははっきり言って論理的整合性は乏しい。 なのに、「ユングの説によれば」というもの言いで「集団的無意識をみな持っ ているから人類は真に目覚めれば一緒の意識を共有できる」なんて主張する人 がいるから困る。また、ユングはナチスドイツの思想的基盤の一つにも使われ ているし、奥さんを公然と二人持っていたことでも有名だ。問題は多いはずな のにその辺りはなぜか無視される。  それでも私自身がユングにわりと興味引かれるのは彼が無意識の働きという のをわりに肯定的に捉える点にある。無論、それは手放しで「心のままに動け ばよい」などと言う楽天的な考えではない。しかし、無意識に対する敬意のよ うなものはフロイトよりかは多少強く感じるのは確かである。フロイトはむし ろ無意識の衝動に怯えていたような節がある。性の抑圧などを扱う、リビドー 論、後期に提唱したエロスとタナトス論などはその一証左である。  話が脱線した。で、上の対談ですが、仏教は宗教というより、知恵の集まり である、などと面白い内容はあった。ただ、脇道にそれた話しも多く、雑学的 ではあるものの主張としてはそれほど明確な何かは読みとれなかったのが残念 だった。 ***  もう二冊は高村薫の「レディ・ジョーカー」上下巻。  まだほんの最初だけだが、正直なところ登場人物の内面や行動にはなかなか ぴんとこないものがある。かなり読み通すのが苦労しそうな感じだ。
1998年1月 19日 (月)  というこで、もう月曜の朝である。さっきもアクセスもしてみたが状況に変 化無し。もう本当にホームページやめてまうかな、なんて泣きをいれて見たり もする。怒りに似た感情もわきおこる。状況がとにかくつかめないのだ。  こうなりゃ、復活した時に大量更新してみんなをびっくりさせてやるか?  ちょっと頑張ってみようかな……。 (7:01)
1998年1月 18日 (日)  結局、この日も自体が改善されず。もしかしてずっとこのままなのか、と危 惧をいだきつつ頭の隅で「これは当分ネットをしない方がいい、という運命の 警告か?」と心の声をあげていたりもする。  geo.comを日本人に使わせないための処置とか……いやいや、外国からはア クセスできないなんてWEBの本質から言ってもおかしい。so-netなどの大手か らはアクセスできるらしいから、これはへっぽこプロバイダーであるDREAM NETのせいであるのかもしれない。  もうひとつ、geocitiesの日本版、geocties.co.jpという姉妹無料サーバー があり、こちらは問題無くつながる。最悪の場合、こちらにミラーサイトを作 り、そこで公開ということになるかもしれない。  ……まてよ。今接続しているDREAM NET(mbn)でもページは作れるのか。こ っちに移転……いや、駄目だ駄目だ。どうせ無料期間がすぎたらこんなプロバ イダーやめてやるんだから。通常料金ならもっと安くて安定したプロバイダー は幾らでもあるのだから。  冷静に考えると今、最大限使える容量は、  geocities.com 3MB  geocities.co.jp 2MB  tripod 2MB  DREAM NET 4MB  と11MBもあるのだな。これって結構な量である。それに無料プロバイダーは 他にも外国も含めて山ほどあるしね。とりあえず「とらいぽっど同盟」でもで っちあげるか? ***  この日は予備校行ったことぐらいしか何も記憶にない。この際だからと、ネ ットとはあまり関係無い文章をエディターにたたき込んでいたりしていた。 (1/19 6:58)
1998年1月 17日 (土)  なんてこったい、なってこったい。  geocities.comサーバーがダウンしていると思ったらどうも事情がちがよう だ。掲示板等は違うサーバーにおいてあるのでそちらには書き込みもできるの だが、普通にこのgeoのページを見ている人もいるよう。  他のページの伝言板なども見て回っているのですが、どうも「会社からは geoに入ることはできるが、自宅からは入れない」という現象が一番多いよう。  正確にはgeoにアクセスしようとすると以下のようなメッセージがでます。  
 Netscape is unable to locate the server.
 www.geocites.com
 This server doesn't have a DNS entry.
 Check the server name in the Location(URL)
 and try again.
 
 「ルーターのせいじゃないか」という声も聞きますが、そもそもルーターの 意味が分からないので処置なし、です。また分かっても対処出来そうもありま せんが。 ***  というわけで珍しくこの日は他のページを見たりしていた。しかし、あまり、 面白いページには出会わない。気が付くとインターネットに接続したばかりの 去年の頃の状況に似ている。ただ見るだけ。でも、飽きてしまう、という。  また異常に眠かったのでほとんど半日寝てました。 (1/19 6:44)

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