OLD DIARY/NEW DIARY/HOMEPAGE

更新日記 (68)

3月 21日(日) 変わるもの、変わらないもの
3月 31日(水) 今はこれだけ




1999年3月 21日 (日)  とりたてて日記にて書くようなことも無く数日がすぎ、気がついたら2週間 も経過。さてはて、これ以上ほうっておくとページ更新がとまってしまったの かとも思われてしまいそうなので、ちょこちょこっと書いてみようかと思いま す。 ***  まず、ホームページの作成方法を記したジヲライフ入門に「ジヲメール入 門」という新たな記事を、10日に追加しました。  もっともジヲのメールの話だけでは、大した情報量にはならないので、つい でにインターネットメールの設定全般、POP3やSMTPの説明、個人的にお気に入 りのgooのフリーメールについての案内などもしておきました。どれも、実際 に、私自身が普段よく使っていることばかりなので実用性はかなり高いはずで す。  色々な入門ページはありますけれども、やっぱり独断と偏見で、でも「実際 に使っている」範囲だけで書く方が説得力はあるし、わかりやすさも高いと思 うのですね。そこが雑誌などの記事や、書籍とは違う個人ページのよいところ、 だとも思います。 ***  またパーマンリンクにも一軒、ホームページを追加しました。akiさんによ るTPぼんに関するページです。  最近、またパーマン関係での感想メールが多くなっています。自分でも早く 進めて公開したいという気持ちはあり本当に細々と書き続けてはいるのです が、なかなか適当、にも書けず「もうちょっといいアイデア」無いかななんて 考えをめぐらしているばかりです。一応「切れば血が出る濃さ」というのを目 指しているつもりなのですね。  ちなみに日記の方は、切っても切っても何も出て来ません(^-^; さらにそ の上級バージョンがドラクエ日記。もはや嘘しか書いていません(^-^;;; ***  世間は色々と騒がしい。  都知事選。だんご3兄弟のブレイク。安室の母殺害。  ただ、いろいろあるけれども、それも全て浮世の「現象」にしかすぎず。驚 きではあっても、意外では無い。  動きの早いネット世界に足をつっこみながらも、やはり泰然とした、変わら ぬものもあるように感じられる。言葉、というのもその一つであるように思え る。表示技術は高まっても、言葉による表現技術はやはり、変わらぬ何かがち ゃんとある。もちろん、今の日本語は明治維新後に作られたものであり、絶対 であるはずも無いのだが、ネットに入ったからといって、まったく激変してい るとも思わない。強いて言えば顔文字に代表される独特の省略方法だが、似た ことは特に女子学生なら普段の手紙のやりとりでしていたことだ。  男はあんまりしないと思うのだが、女生徒はよく授業中でも手紙の交換をし ていた。時々僕も中継役になってしまったものだ。ポケベル→PHSのショート メール→携帯を使ったインターネットメールというのも、この延長線上にある と思う。やはり、そこはつながっている。ポケットボードやコミュニケーショ ン・パルのようなミニ端末で授業中、教科書をついたてにメールの交換やチャ ットをするというのももしかしたら日常風景になるのかもしれない。いや、料 金さえ、クリアできれば既にそうなってもおかしくないはずだ。  変わるもの。変わらないもの。  究極の意味ではあらゆるものは変わる、と言える。しかしこの時代、この場 所。生まれて育つ間に自分に身につけたもの。そういうものを考慮した上で、 体感としてあるものの中には、確かに変わらないもの、変わりにくいものはあ ると思う。ネットの中にいながら、そういう変わらないものを見つけるのもよ いと感じるのですが。みなさんはどうでしょう? (4:27)
1999年3月 31日 (水)  そして、もう3月も終わりである。  驚いた。  時間が経つスピードの速さにはとにかく驚く。ぼうっとしている時間が多い のだろうか。かといって、その間に何も無かったというわけでも無い。  けれども、もう3月も終わりである。  代々木公園で桜も見た。  4月になってしまうのである。 ***  ビデオデッキが故障した。  中には、レンタルビデオ屋から借りた実写版「ブラック・ジャック 2巻〜 ピノコ愛してる」が閉じ込められている。小中なんとかという現在ウルトラマ ン・ガイアの監督をしている人の作品なのだが、なかなかこれは面白かった。  故障から一週間が経つ。ということは、明日救出しないと延長料金が取られ るということだ。  ビデオも上ブタを開けてみたが、からまっているというわけでも無いのだが 素人が取り出せるような感じでは無かった。  明日……いや今日、修理センターの人が来ることになっている。  取り出すだけなら8000円。モーターの故障なら1万5000円。ヘッド の交換なら3万近くかかりそうだという。  ビデオデッキがもう一台買えそうでもあるが、元々このデッキ自体10万以 上する代物で、ジョグダイヤルがついていたり、ノイズ機能が補正できたり、 アフレコできたりととにかく高機能なので、単に打ち捨てて置く気にはなかな かなれない。ここは腹をくくって、徹底修理するしか無いようである。   ***  最近、自分は落ち着きが無い。もともと無いがますます無い。といっても、 外見上は問題無い。じゃ、何が違うかというと、単に気持ちの問題であったり もする。  などと言うと、状態が悪くなっても意志の力でどうにかしている人のように も見えるが、そうではなく、単に普段からそこまで自分を賭けるほどぎりぎり な生き方をしていない、というだけにすぎない。状態が悪くなったときだけ、 ぎりぎりな感じになる。そして、今はそのぎりぎりであったりする。ちなみに このぎりぎりというのは、極限という意味よりも、歯ぎしりしてギリギリと か、金ノコで鉄管を切ってギリギリというイメージに近い言葉で、別段格好い い状態では無い。  こういう時は困る。困るけどなんとかなってしまう。なんとかなってしまう ことにまた腹が立つ。わがままだな、と自分でも思う。そしてまた朝になる。  外は雨が降っている。  今夜は少し寒い。 ***  以前にも紹介したMSNニュース&ジャーナルを読んでいた。ここと、Yahooニ ュースのコラムが最近よいように感じている。独自の記事だけでなく、他のサ イトからの転載も多い。それは嫌というより、むしろ粒ぞろいの読み物をそろ えてくれていて単に嬉しい。最近は、小説よりもエッセイや書評のようなもの に興味があることが多いせいもある。  そんな中で今、記事をずっとたどっているのは田口ランディという女性の書 いた記事である。面白い。が、毒がある。とっつきやすく、読みやすいが、の このこと近づくと、こちらの痛い部分をざくっと一刺しされそうで恐い感じも ある。基本的にエッセイなので、彼女の身辺の話も多い。プライベートなこと を開示されると、親しみもわいてしまうものだが、かといって、不用意な接近 は危ない危ない。そういう感覚を楽しんでいるのかも、とも自分を分析する。  とにかく今はただ面白い。それだけ。 (4:50)

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