FINAL FANTASY XI 準備委員会
Ver.0.21a
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戻るにょろ
6.キャラクターメイキングだにょろ
7.戦闘もするわな
8.やっぱチャットでしょう
その他、お役立ちになるかならんかわからん情報
6.キャラクターメイキング
相変わらずβ版ベースの情報なので、そこのところは注意なのです。
キャラクターメイキングの時に決定する要素は、名前・種族・顔・サイズ・メインジョブ・出身国です(製品版では、髪もあるらしい)。このうち、ゲームの進行に関係なさそうなのが名前・顔・サイズです。種族は、微妙に能力値に影響しますが、どちらかというとキャラクターの外観を決めるという意味合いの方が強いです。それこそ、FFIXでテンポラリキャラを気合いでLV99まで育ててエーコの初期能力値を最大にまで高める、といったような超こだわりプレイをするのでもなければ、無視して構わないと思います。出身国についてはすでに触れましたので、ここではキャラクターの能力を決める最重要項目と言ってもいいジョブについて簡単に説明したいと思います。
ジョブというのは、一般的なRPGでいうところの職業、クラスに相当するものです。FFXIでの最大の特徴は、種族や能力値に関係なく任意に変更可能で、一度上げたジョブレベルは保存されるという点です。戦士でLV10までやって、白魔道士でLV5までやって、再度戦士に戻してもLV10から継続、ということになります。ジョブチェンジは、特定の場所でしかできないので、冒険中に頻繁に切り替えることはできませんが、LVを失うペナルティなしに職業が変更できるというのは、わりと珍しいシステムです。
さらに特徴的なシステムとして、サポートジョブというのがあります。メインジョブの他にもう一つ、ジョブを持てるのです。サポートに指定したジョブは、メインジョブの半分以下のLVになりますが(もちろんメインジョブの半分のLVにも達していない時はそのまま、メインジョブがLV1の時はサポートもLV1)、サポートなしの状態に比べてHP/MPが増えたり、サポートジョブの特殊能力が使えたりします。
注1:サポートジョブをつけるには、一定の条件が必要です。
注2:経験値はメインジョブにしか入らないので、個別にLVアップしなければなりません。
最初から選択可能な初期ジョブを紹介します。ちなみに私は黒と白しかやったことがないので、他は聞いた話なのはご了承くださいです。製品版にはこの他にも上級ジョブと呼ばれるものが登場するらしいですが、習得条件などは不明です。
戦士
どのゲームにも共通ですが、FFXIにおいても上級者いわく、「笑っちゃうほど簡単」だそうで。まあFFXIの戦闘は、普通に「たたかう」分には戦闘中の操作はいっさい不要なので、そういう簡単さもありますが、おそらくよほど簡単なのでしょう(笑)。簡単というのは、要は死ににくい、時間当たりの経験値効率が良いという意味ですが、まったくパーティーを組まなくても独力でLV35(βの最大LV)に到達できる、という意味もあるようです。
モンク
素手で戦う戦士です。強いのかと思いきや、意外に弱く、「戦士が素手になった方が強い」と評されておりました。βだからだろうとも言われておりましたので、プレイの反応がまともに伝われば製品版ではマシになるかもしれません。サポジョブにした場合のHPの増加が大きいので、サポジョブとしての人気はかなり高いものがあります。
白魔道士
魔法使い系のわりには武器もそこそこ、防具もそこそこのものが使えて(Wizみたいですね)、回復呪文もこなせるため、効率は思いのほかよく、また生存率も高いです。回復呪文に加え、補助呪文も多彩で、復活までできるため、ゲーム内での需要もダントツに高いです。
黒魔道士
わかってはおりましたが辛いです(笑)。特にβではしいたげられた存在のようで、黒というだけで上級者はいたわってくれます(笑)。FFXIでは、呪文の詠唱中に攻撃を食らうと呪文がキャンセルされてしまう・同じ呪文は連続で使えない・MPの回復手段がない(休息のみ)などの理由から、特に単独プレイの厳しさは尋常ではなく、およそパーティープレイなしでは満足にLVアップもできません。呪文の攻撃力自体はかなり高く、発動しさえすれば攻撃が外れることもないので、他の人に盾になってもらって支援役に回れば、それなりの存在感は発揮できます。
赤魔道士
戦士に迫る装備を使いこなし、白黒両方の呪文を習得できるマルチタレント。ただしLVのわりには攻撃が当たりにくく、またそれぞれの呪文の習得に必要なLVも白・黒よりも高いので、序盤の厳しさは黒以上かも。ただし赤専用の強力な武具なんかも存在するようで、装備が整えば強い、というのがもっぱらの評判です。
シーフ
はっきりいってほとんどのジョブがLV35に到達してしまってやることのない人がやってる程度で、メインにしている人はめったに見かけません。FFお約束の「盗む」が特徴であるものの、レアは盗めないっぽい上に、やはりソロプレイでは戦闘がきわどいのでそうそう盗んでいる余裕もないらしい。渋いジョブで目立ちたい人はどうぞ。
んで、効率
LVが違いすぎるキャラ同士がパーティーを組むと、LVの低い人には経験値が入りません。なのでパーティーを組む場合には、なるべくLVの近い人同士で組む必要があります。ジョブチェンジシステムのおかげで、ある程度臨機応変に対処できるとしても、やはり自分にとって優先順位の低いジョブを上げている余裕はなかなかありませんので、そうなると必ずしもパーティーを組みたいときに組みたいLVの人が組みたい人数揃うとは限らなくなってきます。そこでLVアップ効率だけを考えた場合、単独プレイにどれだけ耐えるか、ということが重要になってきます。
今のところ最強とされているのがメイン戦士・サポ白のパターン。バリバリ攻撃しながら、シフデバ・レスタ持ってるPSOのハンターみたいなもんです。次に有望で人気なのがメイン白・サポモンクのパターン。普通でも結構いける白のHPドーピングバージョンです。さらに白をサポートにするより高度な回復・補助呪文や復活呪文も使えるので、パーティープレイでも活躍が見込めるお得な組み合わせと言えるでしょう。実際よく会います。
7.戦闘
戦闘は、その辺をふらついているモンスターにこちらから攻撃をしかけることによって始まります。こちらから攻撃をしかけなくても、向こうからしかけてくる敵も一部にはいますが、その場合もこちらからコマンドを実行しないと、一方的に攻撃されるだけです。
戦闘のシステムは、やってみると簡単なのですが説明するとひどくややこしくなるので、詳細は省きます。要はATB方式で、FFVIIなどに近い感じです。通常攻撃(武器による攻撃)は、オートアタックと呼ばれ、自動になってますので、戦士の人など、他にやることがなければ見ているだけでOKです。チャットも楽々なので、パーティープレイでは指示役に回るのもいいかもです。注意しなくてはいけないのは、一度戦闘が始まると、逃亡は不可能ということです。走って逃げるという行動はとれますが、敵も同じ速度で追いかけてくるので、逃げている間中攻撃を食らい続けます。別のエリアや、街の中に逃げ込むまでHPが持てば逃げ切れますが、逃亡を選択するぐらいですから、状況的に厳しい場合が多いです。呪文の詠唱は立ち止まっていないとできませんので、逃げながら回復、ということも出来ません。特殊な例として、段差のある地形を利用して振り切るというのはありますが、場所が限られますし、確実性にも欠けます。他のゲームによくある、テレポートなどの緊急回避手段もありません。
そして、死んだらペナルティとして経験値が減ります。それによってLVが下がる場合もあります。PSOでは経験値的にはペナルティがなかったので、死ぬことに対するリスクは桁違いに大きいです。もちろんリセットしてセーブしたところからという技は使えません。ただ、回避手段が少ないことに対する救済措置なのか、実際に減る経験値は他のゲームに比べると多くないようです。また、アイテムを落とすということも、今のところないみたいです。
このように、逃げられない・経験値減るというリスクから、眼前の敵に果たして挑んだものか、悩むことになります。EQなんかは敵の名前表示の色でだいたいの強さがわかりましたが、FFXIでは、敵にカーソルを合わせて調べることにより、相対的な強さがわかるようになっています。同じモンスターでも相当強さにバラつきがありますので、要注意です。同じ集団内にいる場合はほとんど同じ場合が多いですが、戦場を移動して別の集団になると何とも言えないので、最初は調べた方がいいです。パーティープレイの場合でも、個人との相対比較が出てしまいますので、その場合倒せるかどうかは、ある程度経験と勘に頼ることになります。
8.チャット
PSOとの最大の違いは、FFXIがMMORPGであるということです。PSOではロビーで12人、シティ(ラグオル)で4人が同時に存在を認知できる最大人数でしたが、FFXIではサーバに接続してる全員が同じフィールドにいることになります。もちろん世界は広大なので、視界にいる人はごく僅かかもしれませんが、遠く離れていて、とてもすぐにはゲーム内で出会えないような距離にいる人とも、チャットなどのコミュニケーションが可能です。なので、一口にチャットと言っても、状況に応じて様々な種類を使い分ける必要があります。
say
もっとも一般的なチャットです。発言は自分の周囲(おそらくは見渡せる範囲程度)にいる人全員に聞こえます。行きずりの人と会話する、唯一の手段です。辻ケアル(通りがかりにいきなり回復呪文)してもらってお礼を言う時とか、知らない人に道を尋ねる時とか、使い道は多岐にわたります。
shout
大声で叫びます。sayよりも広範囲(おそらくは同一エリア内全域)に声が届きます。主に売りたい物がある人が、買いたい人を募集する場合に使われます。その他、仲間が死んでしまって、身内に復活できる人がいない場合、復活できる人を探す場合などにも疲れます。パーティーのメンバーを探すのに使用してもいいですが、FFXIはメンバーを探すための機能が他に充実しているので、その目的ではあまり使われません。
tell
特定の個人、一人に話し掛けます。ゲームに参加している限り、どんなに距離が離れていても届きます。自分と相手以外の人には聞こえません。PSOでいうメールチャット(?)。挨拶から質問、雑談、裏話など、用途は無限大。
party(chat)
パーティーを組んでいる人にだけ聞こえます。FFXIでは、最大6人のパーティーを編成できますが、パーティー同士がアライアンスというグループを形成することができて、最大で18人の大所帯を組めます。アライアンスを組んでいるメンバーにも聞こえます。やはりパーティー内部の会話ということで、雑談ももちろんありですが、戦術や作戦に関する会話が多くなります。これもどんなに距離が離れていても聞こえますので、先にパーティーを組んでから合流する場合にも使えます。
linkshell(chat)
同一のリンクシェル用のアイテムを装備している人同士で会話できます。これも距離に関係なく会話できます。アイテムを装備していない人には聞こえません。リンクシェルというのは、ゲーム内のチームのようなものです。PSOでいうまさにWGがそれに当たりますが、そういうチームを組むためのシステムがゲーム内に用意されているわけです。リンクシェルというアイテムから生成されたサック、パールといったアイテムを他人に配ることによって、メンバーが増えていきます。メンバーはそれらのアイテムを装備することによって、リンクシェル内の会話が可能になります。別のリンクシェルアイテムをいくつも持つことが可能ですので、チームの掛け持ちも可能です。チーム内では、必ずしもLVが近いとは限りませんのし、人数が増えてくると様々なシチュエーションでプレイしている人でいっぱいになります。なので会話も挨拶とか、雑談がメインになります。
んで、チャット地獄
何しろオンラインRPGですから、他人とのコミュニケーションがメインであり、醍醐味であることは言うまでもありません。その最たる手段としてチャットが存在するわけで、勢いゲーム中は、状況次第では恐ろしいことになります。パーティー内の指示確認会話にメインを置きつつ、リンクシェルの人が挨拶してきたらすかさず返事を返し、通りすがりの知人や、LVや人数の関係でパーティーは組めないが、同じ狩場でプレイしている人とはsayで会話。こいつ無茶なやつだなとかはtellで言ってみたり(笑)。しかもウインドウには戦闘の状況も刻一刻と表示され、誰かがものすごい勢いでログを流すウインドウと化します。ちなみに黒白魔道士なんてのはチャット以前に戦闘が忙しくて目が回ります。それぞれ色分けされているので流れるのを見落としさえしなければ見分けはすぐつきますが、partyに言おうとしたことを思わずsayコマンドで言ってしまったりして、場を謎に包んでしまったりしないようにしなくてはいけません(笑)。まあそういう場合は聞いた方もすぐ誤爆だと気づきますが(^_^;)。