ラーメンの場合は非常に時間との勝負が更に厳しく、時折刹那の一瞬を多用しなければいけない場面も出てくる。
具を準備するこの作業も例外では無く、湯が沸騰するまでの間に一連の作業をこなさなければいけない。故にラーメンを作る時には「料理の鉄人」の如く、更には武田信玄の「風林火山」に則り「疾き事風の如く」と「侵略する事火の如し」を心のキャンバスにパッション(情熱)という名の絵の具をアールヌーヴォータッチで刻み込まなければいけない。
マッシュルーム、にんじんなどの野菜類は先に洗い、水の状態から茹であげると美味しく出来上がるだけでなく時間との勝負に1ハロン(お馬さん用語です)は差がつけられる。
尚、肉類は沸騰してから入れるのが好ましい。
- この場合、もしも「社内検診で尿酸値が高いといわれプリン体が気になる」という働き盛りのお父さん、お酒を飲み過ぎた留学生等は肉を別の鍋でゆっくりと煮込んでプリン体を流しだし、その肉を使うと良い。
当然の事ではあるが肉を茹でたプリン湯は捨て、使わない事。
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