。 特にいけないのは,ナイロンタオルです。たわしなどはもってのほかです。石鹸はごく一般的な石鹸をつかってください。高級石鹸で値段の高い香料などが入っているのは、かえって刺激となります。シャンプーも普通のものを使い、残らないように良くすすぎます。刺激の少ないリンスをしたほうが、かゆみは少なくなるといわれていますが、あわない場合もありますので、注意してください。 寝てからかゆくなるのは、静電気のせいです。化学繊維のシーツや寝間着が原因ですので、綿の寝具にしてください。絹の寝具もよいです。 衣類による直接の刺激も原因ですので、ひらおりで摩擦による刺激の少ない、綿類がよいようです。
毛布にはカバーをかけてチクチクしないようにします。乾燥して暑いのはだめですので、電気毛布や敷布は布団をあたためる役だけにして、寝る直前には電気を切るようにしてください。
昼間は部屋の湿度に注意して、乾燥しないように気をつけてください。湿度計は安いので、必ず買って湿度を測ってみましょう。60%をめやすに加湿器で湿度を与えましょう。 風呂上がりに、クリームなどの油分を補給するのは良いことです。
運動をよくして栄養に気をつけ、脂肪のバランスに気をつけて、リノール酸を減らし、特に魚の油を積極的にとりましょう。
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河合 医院