11-Jun-98 更新 ブドウ日記 (98年 その4) 6月11日(木・祝) ホーホハイム ブドウの花が満開だ!
またまた、ほとんど1ヶ月ぶりのブドウ散歩レポートとなる。実は前回のレポート(5月10日)の後、5月18日に「ちらっ」とブドウチェックする機会があったのだが、「散歩」と言えるほどのものでもなく、ブドウ日記に書きそびれていた。 過去数年のラウエンタールでの観察では、ブドウの花が満開になるのは早くて6月半ばから末にかけてであった。あそこはちょっと小高い丘の上なので、標高の低いホーホハイムではもう少し早めかも知れないなと思いつつ、久々のブドウチェックに胸が踊る。それに今回からは、即日写真掲載ができる。 行ってみれば、ホーホハイムのブドウの花は満開状態で、区画によってはすでに花が散って直径1.5mmくらいの「ブドウの素」になっている部分もある。何とかブドウの花に間に合った。よかった、よかった。 ついでながら、ブドウの樹全体の生育具合は、こんな感じである。もひとつついでに、ブドウの花の写真をもう一枚紹介しよう。 そう言えば、今日は「新車」のブドウ散歩デビューでもある。折角だからこの写真も掲載しよう。先日「ひとりごと」のコーナーで書いた通り、大きくてかさばるヨーロッパ式(「ドイツ製」と書かないのは、我が家のそれはイタリア製らしいからである..)のベビーカーであるが、さすがに石畳みの道や、舗装されていないブドウ畑の小径なんかでは本領発揮となる。もっとも、いくらクッションが良いとはいっても、デコボコ道を揺られ揺られて引っ張り回される赤ん坊にとっては、いい迷惑かもしれない。 余談であるが、今日はドイツの大半の州で祭日だ。「聖体拝受の祭」とか言うらしい。ドイツの法定祭日祭日は殆どがキリスト教関係のもので、3月から6月にその大半が集中している。ここヘッセン州では、この後の祭日は10月3日の「再統一記念日」とクリスマスだけしかない。バイエルン等のカトリック系の州では、8月15日(マリア昇天の日)と11月1日(諸聖人の日)もまた祭日となる。他方、プロテスタント系の州(主に北の方)では10月31日(宗教改革記念日)が祭日となる。新教旧教が半々に混じるヘッセン州では、両方休みにしてくれれば良いものを、両方とも平日となっている。
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