勉強会の中のやりとりの一例住民A 西山地区は50年前の耕地整理で環境が改善した。今回のこと(道路計画)も同じようなチャンスと考えて有効に活かしたい。住民B そのためには、何を改善すべきか考えるため、まず土地利用の現状把握が必要だ。 市職員 現状把握を含め地域の課題を抽出する手法にワークショップというのがある。これは住民が集まって、白地図の上に地域の課題をどんどん書き出してゆくというものだ。 議員 課題を地図に落とせば地区住民全員の意見を整理できる。これは他の地区でもやった手法だ。 住民C それはよい。道路の話など地図上で考えれば分かりやすいだろう。西山地区の白地図を市役所で用意してもらうことは可能か。 市職員 可能だ。 議員 このことも含め、(土地条例の)促進区域に指定されれば市の支援を得やすくなる。とりあえず促進区域になってみて、うまくゆかなければその時(協定区域指定を)あきらめればよい。まずは促進区域を目指してはどうか。 |
地区集会の中の市長の発言の一例各自治区から道路整備の要望が相次ぎ(○○線の整備計画を伺いたい、○○線の拡幅を願いたい、等)、市幹部職員がそれぞれの要望に対する市の取り組みを説明したのを受けて――
市長 今の土木課の発言を少し弁護することになるのですが、市では4年前から3億円の資金を使って、百万円以下の小さな要望についてはその場で対処するよう努めているのですが、いかんせん要望が多すぎて対応が追いついていないというのが現状です。 |
総合計画への市民の参加を呼びかけるビデオ(米ロサンゼルス市)
長期計画についてのアンケート付きパンフレット(米ポートランド市)
26 February, 1997 / Takeo Murakami