英国GMC関係資料 (Information on GMC)
General Medical Council (GMC)はその役割・性格を考えると、医事委員会あるいは医療監察委員会とでも訳すことの出来る英国の行政機関であります
(注:Council は一般に審議会とか協議会と訳されますが、英国ではその意味以外に、「地方自治体」、「委員会」などを始め幅広い意味で用いられています。ちなみに住民税のことを英国ではcouncil
taxと呼びます)。GMCの特筆すべき点は、その存在目的をはっきり「患者の保護・医師の指導」とうたっていることです。知れば知るほど示唆に富むこのユニークな機関の活動についてこれから紹介していきたいと思っております。
- GMCのプロフィール
- Good Medical Practice (良質の医療のための原則)
- Confidentiality (秘密保護基準)
米国の病院でのMedical Staff BylawsとPeer Review (Medical Staff Bylaws
and Peer Review at US Hospitals)
米国の病院にあってわが国にはそれに匹敵するものがない制度としてMedical
Staff Bylaws(診療スタッフ内規)とPeer Review (同僚による評価・監視)を挙げることが出来ましょう。これらが医療の質・安全性を確保する上で果たす役割を探ります。
- 概観:米国の病院でのMedical Staff BylawsとPeer
Review
- Medicl Staff Bylawsの実例
- 参考資料
米国医療プライバシー規則 (US Federal Rules to Protect Individual Privacy
Related to Medical Care)
2000年12月28日にFederal Registerに収載(公布)され、2001年4月14日に施行された個人特定可能医療情報のプライバシー基準(Standards
for Privacy of Individually Identifiable Health Information)を紹介します。
米国患者残酷物語 (HMO Horror Stories)
米国の医療問題活動家 (health care activitist) Robert Raible 氏が1995年以降集めたHMO
(health management organization; マネージドケア組織の一種)の問題点を浮き彫りにするエピソードの一部を同氏の同意を得て日本語に訳しました。Raible氏をはじめとする市民の運動の成果もあって最近ではmanaged
careへの規制が強まり、ここに紹介したようなケースは減りつつありますが、日本においてますます強まりつつある医療費削減への圧力の中で記憶に留めておくべき貴重な実話であろうと思います。
「患者の権利のための連合」の白書 (CPR White paper)
1999年10月2日に東京で開催されたインターネット弁護士協議会主催のシンポジウム用資料として翻訳したものです。医療における個人情報保護に関する諸問題が整理され、対応策が提案されています。
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