水中デジタルカメラ考察
DIV製水中ハウジング   内蔵ストロボを使ってマクロ撮影
最初に作ったハウジング。ライトがありません。
透明度の高い海でワイドを狙うならこれだけで
十分です。CP500のレンズも標準よりわずかに
ワイド寄りです。
  左のハウジングで内蔵ストロボを使って撮影
した写真です。マクロに迫るとストロボの位置
関係で光が偏ります。マリンスノーが写らない
だけにとても残念です。
水中ライトを装着したハウジング   水中ライトを使って撮影した写真
上のハウジングにDIVで水中ライトを取り付けて
もらいました。ストロボにしなかったのは、液晶
画面で撮影イメージを確認しながら撮りたかった
からです。
  左の水中ライトを取り付けて撮影しました。手前
側がライトに照らされているのが分かります。
HPの表紙のクマノミの写真もこのライトを使って
撮ったものです。

エプソンの81万画素デジカメCP500に対する雑感

U-W Digicam Projectでも補色系CCDを使ったカメラは水中適性があるといわれています
がその通りだと思います。陸上では、ガンマ値のせいか 他のデジカメに比べて暗く、
また色も淡く感じられるのですが水中ではまさに水を得た魚のようです。数少ない欠点
は、ファインダーが節電のため30秒で一旦OFFとなるため、シャッターチャンスを逃し
やすいことと、消費電力が大きいためニッケル水素バッテリーが手放せないことです。

CP500は透明度の高い海ですこし引いて撮影すると海の青さがきれいに写り込みます。 
そのかわり、マクロ撮影が苦手です。ということで瀬戸内海のような海はCP500にとって
かなり不向きなようです。もっともこれは撮影者のテクニックでカバーできそうな気が
します。だれかそんなスーパーテクを私に伝授してください。           

エプソンから新しい130万画素のCP600が発売になりました。これはCP500のCFカードの挿
入部にカバーが付いただけの筐体のため、ちょっとした加工で現在のハウジングにその
まま入りそうです。DIVの報告によると、CP600の兄弟機であるオリンパスC840Lがかなり
の出来の良さだそうで、現在のCP500の値崩れを考えるとCP600もあっという間に安くな
りそうなので楽しみです。                           


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