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Hardware setting for Quadra 800
■ Quadra 800 2 号機
CPU : 68040 33MHz
RAM : 8MB on board + 8MB RAM X 3 on RAM SIMM slot
VRAM : 512KB on board + 256KB X2 on VRAM slot
Hard disk : Seagate ST34555N 4.3GB 7200rpm fast SCSI narrow (SCSI #0)
CD-ROM : Internal X2 caddy type (SCSI #2)
内蔵 CD-ROM はなぜか調子が悪く、SCSI 機器として認識されていますが、CD-ROM media を入れてもすぐに排出して disk error となります。
そこで、Logitec 社製外付け CD-ROM、X2、caddy type を使うことにしました。(SCSI #1)
■ Hard disk initialize
NetBSD で使用する領域は、A/UX partition としてあらかじめ確保しておかなければなりません。外付け hard disk に漢字 Talk 7.5.1 を入れ、内蔵した Seagate ST34555N を初期化、partition の設定を行うことにしました。
Seagate ST34555N は Apple HD SC setup では認識されません。そこで、ResEdit 2.1.3 を使って、Apple HD SC setup 7.3.5 (KT 7.5.3) を改造しました。
具体的には、wfwr resource の 1 行目の 00 を FF に書き換えるだけです。これで認識させ、initialize しました。
■ Hard disk partition
改造済 Apple HD SC setup 7.3.5 でそのまま partition を切ります。NetBSD 用の領域は、A/UX の partition として確保します。Partition は以下の様にしてみました。
| Mac Driver |
Apple HD SC setup で initialize しますと、hard disk の先頭はこうなります。 |
| A/UX Root slice 0 |
635MB を割り当てました。640MB MO 1 枚で back up できればいいかなと思ったからです。 |
| A/UX Swap slice 1 |
272MB を割り当てました。Swap 領域の目安は、搭載 RAM の 2 倍だそうです。現在は 32MB ですが、将来 full に増設して 136MB となったときのことを考えて、136 X 2 = 272 としました。
Swap は、driver の領域を別にして、先頭から 2 番目の partition にないとだめなのだそうです。 |
| A/UX Usr slice 2 |
635MB |
| Macintosh volume |
635MB。KT 7.5.1、ResEdit 2.1.3、改造済 Apple HD SC setup 7.3.5、Netscape Navigator 4.0.5e などを入れておきます。 |
| Macintosh volume |
635MB。ここより以下は、Additional Mac volume として確保します。 |
| Macintosh volume |
635MB |
| Macintosh volume |
残り |
■ Mkfs
作成した A/UX partition に NetBSD 用の file system を作成します。NetBSD の file system は ffs といって、Mac OS や漢字 Talk でいうところの HFS に相当するものです。
これには Mkfs という tool を用います。付録 CD-ROM に収録されています Mkfs 1.45 を使います。これは Mac OS 上の application で、.sea file (self-extracting archive) になっています。Mac OS の hard disk 上に解凍して、Mkfs を起動、A/UX Root slice 0 と A/UX Usr slice 2 を format します。Dialog box の指示の通りにして、最後に Done を押せばよいのです。
私は、うっかり A/UX Swap slice 1 にも format をかけてしまいました。解説本によりますと、swap 領域には ffs は作らない、となっています。Mkfs の change という操作で option を選べるようになっていまして、ここを見ますと、swap 領域に対しましては自動的に swap にするというもののようで、よくは分かりませんが大丈夫なようです。以後の install も問題なく行えました。
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