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SMBクライアントの利用方法
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アドレスを入れる事ができるフィールドに
smb://コンピューター名/共有フォルダ名/
と入力し、「接続」ボタンを押すとパスワード等を入力する次のウィンドウが表示される（何故か英語なのが不思議だが…）。そこで必要な情報を入力すれば、Windows機の共有フォルダをデスクトップにマウントできる。
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後は普通のディスク操作と変わる事なく、WindowsのファイルをMacに転送するなどの作業を行う事が可能となる。
上記の方法だと、いちいちダイアログにグループ名、ユーザー名やパスワードを入れなくてはいけないので、ちょっと面倒かもしれない。
smb://ワークグループ名;ユーザー名:パスワード@コンピューター名/共有フォルダ名
と文字入力すれば、一発でSMBボリュームがマウントされるので便利かもしれない。たとえば自宅でWindows機をつかっているなどでセキュリティーにそれほど気を使わなくてもよいような場合には、これを一度入力して「お気に入り」に登録しておくとよいだろう。
ただ、それではちょっとどうも…せめてパスワード程度は隠しておきたい…という場合なら、下記のように設定する文にパスワード部分だけを抜いておくと、SMB接続ダイアログでパスワード部分だけが空欄になるので、いちいち他の項目を入力しなくても済む。
smb://ワークグループ名;ユーザー名@コンピューター名/共有フォルダ名
ちなみに僕は普段勤務先でこのやり方をするようにした。場合によって使い分けてほしい。
■マウントしたSMBボリュームで日本語ファイル名が文字化けする
Windows 98/Me系統のWindowsマシンの共有フォルダをSMBでマウントすると、日本語ファイル名に文字化けがおきてしまうという報告がある。なお、Windows NT、2000、XPの共有フォルダをSMBでマウントした場合には文字化けが発生しないようだ。
これはpierre design bbsで頂いた情報などを読むと、まず、Mac OS Xはファイル名の文字コードにUTF-8を利用しているが、Windows NT系の場合にはファイル名にUTF-8文字コードを利用しており、Windows 98/Me系はShiftJIS文字コードを利用している…つまりWindows NT系では同じUTF-8なので問題がおきないものの、98/Me系では文字コードが異なるため文字化けとなるようだ。
Windows 98/MeとWindows NT/2000系の共有マウントでは文字コードの違いをなんらかの方法で吸収しているようだが、Mac OS Xではその違いがモロに出てしまうようだ。
■AirMac（AirPort）でSMBがマウントできない？
MacWindowsというMacとWindows間協調作業のための情報サイトでは、AirPort（IEEE802.11b）でLAN接続したときにSMBでWindowsと接続できなかった…という報告がいくつか紹介されている。
一方で荻窪圭さんから「問題なくSMB接続できた」という報告をメールで頂いた。下記が利用できた報告および、そのシステム構成。
うちのAirMacベースステーション環境ではSMB接続がうまく行きました。アクセスポイントはAirMacベースステーション。Windows側の無線LANカードはMELCOのAirStationです。
どうやらAirMacをハブに利用して、双方がIEEE802.11b接続をしているシンプルな構成の場合にはSMB接続ができるようだ。
MacWindowsで15日に紹介された事例はAirMac BaseStation以外のアクセスポイントを利用したり、Mac〜AirMac〜EtherLAN〜Windows…というように複雑な環境を利用している場合が多いようで、もしかするとAirMac（AirPort）接続以外のなんらかの設定に課題があるのかもしれない。
アップル・サポートのディスカッション・ボードではSMB接続に関する活溌な情報交換が行われているという。そちらの方も是非参照してみてほしい。
http://discussions.info.apple.co.jp/WebX?14@92.W6blaGrMfXC^32@.ef89c59/
＊本ページに掲載された情報は、pierre design bbsやメールで情報を提供くださった方々のおかげでまとめる事ができたものです。