新生Rainbowの、まずは 1曲め「Wolf To The Moon」だが、CDを掛けた瞬間、「来た来た来たぁ〜!」ってなモン
である。 チープな表現で申し訳ないが、正にこの一言に尽きると言った感じである。 「Highway Star」の様な、スピード感ある、一曲目に持ってくるにはいいナンバーだ。 まずはVocalistのDoogie Whiteのヴォーカルだが、これはVocalにうるさいRitchieが選んだだけあって、高音でも声が揺れない
いいスタイルを持ってると思う。 ただ、惜しむらくは、声に”これ!”と言う特徴、と言うかメリハリが無い事か? しかし、ここでのDoogieは、水を得た魚のごとく、伸び伸びと唄っていていい感じだ。 彼は、Bruce脱退後のIron Maidenのオーディションも受けたらしいが、選考に漏れている。
(だからこそ、彼はRainbowで唄っているのだが。) 私には、何故Steve Harrisが、Doogieを落としてまで、Blazeを取ったのか理解に苦しむ。 まぁ、結果的に、RitchieのRainbowに、かように良いVocalsitが入ってきたのだから、文句など言えないが...(笑)。
次に、5曲めの「Ariel」だが、これは1996年 12月現在のRitchieの恋人(笑)、Candice Night嬢のEndingでのChorusが美しい、Ritchieが好きそうなBlues Songだ。 John O.Reilly(現在、彼はRainbowを脱退。 後任には、Album「Bent Out of Shape」時代(1983〜1984)に、Rainbowに在籍していたChuck Burgiが再参加)の柔らかなDrから入る曲で、
ゆったりとした雰囲気が心地良い曲だ。